共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

とりあえずお疲れ様!

2020年07月31日 23時58分19秒 | 日記
新型コロナウィルスの影響により、今年は今日まで小学校の授業がありました。緊急事態で4月と5月が丸々潰れたため、6月が実質的には4月、今月が実質的には5月のような雰囲気の中で明日から短い夏休みに入ります。

ぎりぎりまでいろいろとやらかしてくれた一年生を、忘れ物をしないように持ち帰り荷物を個々にチェックしてからどうにかこうにか学校から送り出して、いつものように除菌作業と掃除を済ませて仕事を終えました。帰りの電車の席に座った途端、ほぼ爆睡してしまった私…。

帰宅してもしばらく呆けてしましたが、それでも勝手に空腹にはなるので、とりあえず何かしら準備して夕餉にすることにしました。で、折角なので



先日頂いたドイツビール《ダルマイヤー》を開けることにしました。アルコール度数が5%と日本のビールよりも若干高めで、ヱビスビールとはまた違った独特の濃さがあります。

6月から始まって、不安を感じながらあれこれとバタバタした小学校の授業補佐も、後は8月の最終週と9月を残すのみとなりました。現場からは

「10月以降の後期も来て下さい!」

と請われていますが、後期にまで私の勤務が延伸されるかどうかは市や県の教育委員会が決めることですので、私の一存ではどうにもなりません。

苦味の効いたラガービールを味わいながら、秋以降の私のスケジュールをさりげなくチェックしてみたりしたのでありました。来週には梅雨明けしているでしょうか。
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今年も登場!駅前かき氷屋さん

2020年07月30日 23時18分04秒 | 日記
今日は風だけは涼しい一日となりました。それでも、相変わらずの湿度の高さには辟易とさせられますが…。

たまプラーザの教室に出勤したら、



今年も駅前にかき氷屋さんが出店していました。駅ビルにあるたい焼き屋『銀のあん』が毎年やっているものですが、今年は新型コロナウィルス騒ぎもあって出店しないのではないかと言われていただけに、例年通りの登場を喜んでいる人も多いでしょう。

こちらで出されているかき氷は



御覧のような豪華版のものです。それだけになかなかいいお値段もするのですが、いつもだとそれでも行列が出来る程の人気ぶりを発揮しています。

さて、来たるべき梅雨明けを迎えて本格的な夏に突入した時に、また例年のように行列が出来ることがあるのでしょうか。
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大人の苦味のカラメルソース

2020年07月29日 22時02分19秒 | カフェ
今日、学校給食でカスタードプリンが出ました。プリンですから当然のように下にカラメルソースが沈んでいるわけですが、それを口にした子どもたちの半数近くが口を揃えて

「苦い!」
「食べらんない!」

と言い出し、ほぼ食べ残してしまいました。

私としては衝撃でした。あんな子ども向けの甘々カラメルソースでも、彼らにとっては『苦い』のかと…。

以前も、申し訳程度のカレーの香りをまとったお子さま甘々カレーライスを

「辛くて食べられない!」

と文句をつけてきた子どもがいましたが、彼らの味覚が鋭過ぎるのか、単に人間としての耐性が劣化しているのか、私には分かりません。

そんな複雑な心境のまま小学校での勤務を終え、そのまま一路あざみ野に向かいました。そして、今日も《雫ノ香珈琲》に立ち寄りました。

今日は給食のこともあって無性にちゃんとしたプリンが食べたくなり、



水出しコーヒーと自家製焼きプリンをお願いしました。

お店特製の甘さ控えめなカスタードプリンの下には、苦味の効いたカラメルソースが忍んでいます。私に言わせれば、カラメルソースはこれくらいほろ苦くてナンボです。今日の水出しコーヒーはパプアニューギニア産の豆が使われていましたが、雑味が無く飲み口が何とも爽やかで、ブラックでも飲みやすいものでした。

苦味の効いた大人なメニューを頂いて、すっかりパワーチャージが出来ました。あの子たちにこうした大人の味が理解出来る日が来るのは、果たして何年後のことでしょうか…。
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悪いけどいい加減にして下さい

2020年07月28日 21時12分18秒 | 日記
今日小学校で、個人的に初めて保護者からのクレームの現場に出くわしました。その内容に私も関わっていたため、その現場に同席することになったのですが…。

今日、一年生の時間割の中に音楽があり、そこで



鍵盤ハーモニカを使った授業をしました。その際、私が実演と指導を担当して、鍵盤ハーモニカをケースから出すところから、吹込みホースをつなぎ、実際に吹きながら音を出し、片付けるところまでの一連の手順を指導しました。

今は新型コロナウィルス対策のために、楽器を片付ける際には吹込みホースと唾抜きに使うガーゼ、楽器の下に敷くタオルは楽器とは別のジップロック的な袋に入れて、使う度にそれらを持ち帰って洗ってくることになっています。今日の音楽の時間では、そこまでを全員にやらせて、持ち帰るものは各々のランドセルの中に仕舞って終わりました。

ところが、子どもたちを学校から送り出して教室の除菌作業を済ませた頃に、職員室から連絡がありました。何でも、一人の子が違う子の持ち帰りセットを持って帰って来たがどういうことなのか?…ということで、親御さんが説明を求めに学校に来ているというのです。

本来なら、その時点で私の今日の契約時間は終了していました。しかし、他ならぬ私が関係した内容のことだったので、話し合いの場所に顔を出すことにしたのです。

既に教頭と音楽専科講師、担任教諭(いずれも女性)と、間違えたセットを持って帰ってしまった子のお母さん…と思いきやまさかのお父さん(!)が対峙しているところに後から私が入室すると、一瞬やり取りがフリーズしました。そこで改めてお話を伺うと、自分の子が違う子の道具を持ち帰ったことについて、どういう経緯でそうなったのかを知りたい…ということでした。

しかし…

他の先生方は氣づいておられなかったようですが、私(男)が入室した途端、明らかにそのお父さんのクレームのトーンが下がったのです。よく見ると、ほぼスキンヘッドに黒無地のポロシャツ、バミューダパンツに素足にツッカケという、およそ普通の会社勤めの方にはお見受けしない風貌でした。

そんなお父さんからしばらく奥歯にモノの挟まったような御意見が続きましたが、他ならぬ我が子自身が間違えて持って帰ってしまったことですからお父さんとしても学校側を糾弾するだけの材料に乏しかったのでしょう、最終的には

「ウチの子もボ〜ッとしてるから、どこかで勘違いしたのかもですね〜。」

と、頭を掻きながら笑って帰っていきました。

これは個人的な穿った見方ですが、あのお父さん、あの目の光り方からするだに、もしかしたら恫喝しにわざわざ学校まで来たのではないかと…。

まぁ、そんなこんなで学校側としては事無きを得たわけですが、このお父さん、帰り際に言い出したことには


「今後はウチの子どもが持ち帰る物のチェックを、必ず担任の先生にしてもらいたい。」


ご冗談を…

新一年生は1クラスに25〜26人もの子どもたちがいます。そして、彼等の判断能力や理解度は必ずしも一定ではありません。

ましてや今年度は平時と違って、新型コロナウィルスの影響で丸々2ヶ月授業が出来ていない状況なわけです。今は7月ですが、実質的には5月くらいの感覚と言えば分かって頂けるでしょうか。

そうした特殊な状況の中でも担任は決められたカリキュラムを消化していかなければならないため、個々と関わることよりどうしても全体の流れを見ながらクラス運営を進めていく必要があります。それなのに

「ウチの子どもの動向に目配りしろ」

なんて、どんだけ学校側に仕事をおっ被せようとしているのでしょうか。

実際の教育現場に入ってみると、担任の先生の仕事量がいかに膨大かが分かります。聞くところによると日本の学校教員は世界的に見ても就業時間が圧倒的に長いと言われていますが、実は授業以外の雑務が多いことにも驚かされています。それに加えて今年度は新型コロナウィルス対策という、今までに誰も経験したことの無い特殊な教室運営を迫られているのです。

なので、学校にお子さんを通わせている全ての親御さんにお願いです。そんな多忙を極めている先生に、家庭内や保護者同士で解決出来そうなつまんない余計な仕事を増やさないでもらえないでしょうか…。
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ドン!と豆腐一丁そば

2020年07月27日 19時48分28秒 | グルメ
今日も小学校のお仕事をして来ました。連日の蒸し暑さにすっかりやられ氣味になっていますが、それは子どもたちも同じなようです。

さて、無事に仕事を終えて厚木に戻ってから、お腹が空いたので何処かで食事を済ませるそとにしました。ただ、この蒸し暑さにやられてゲンナリしているので、とにかくさっぱりしたものが食べたくなったのです。

そこで思いついて、小田急グループの駅そば屋《箱根そば》に行くことにしました。この時期になると登場するメニューがあるので、今日はそれを食することにしました。それが『豆腐一丁そば』です。



最早何の説明も不要です。冷たい蕎麦の上に、文字通り絹ごし豆腐の冷奴がまるまる一丁ドン!とのっているのであります。

豆腐の上にはおかかと刻みネギとおろしショウガがトッピングされていて、これだけで本格的な冷奴となっています。そこに醤油を少量垂らして食すると、つまみ感満載です。それだけだと寂しいので食感要員として揚げ玉も添えられていて、なかなかいい仕事をしています。

蒸し蒸しする夜にさっぱりしたお蕎麦を頂いて、すっかりリフレッシュ出来ました。さて、明日の授業に備えて準備するとしましょう!
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『幽霊の日』にベートーヴェンの《幽霊》を

2020年07月26日 17時46分03秒 | 音楽
今日は一日中、とにかく何もせずに過ごしました。一日寝ていると、こんなにも身体に負担がかかっていたのかと氣づかされます。

ところでラジオで言っていたのですが、今日7月26日は『幽霊の日』なのだそうです。何でも文政8(1825)年の7月26日に、江戸の中村座で四世鶴屋南北作の《東海道四谷怪談》が初演されたことに因んだものなのだそうです。

それで『幽霊』というキーワードで思い出したのが、ベートーヴェン作曲のピアノ三重奏曲第5番ニ長調Op.70−1です。



上の写真はその自筆譜です。御多聞に漏れず読みにくい楽譜ですね(汗)。

ところで、この曲は俗に《幽霊》の別名がつけられています。

何故にこんな別名がついたのか…一説には第1楽章のメロディにベートーヴェンがシェイクスピアの『マクベス』のために構想していた魔女の宴のシーンのスケッチが活用されたことや、第2楽章冒頭からの雰囲気が当時の聴衆にとってかなり不気味に感じられたことから名付けられたと言われています。ただ、いずれの説も信憑性が今ひとつ希薄なため、《幽霊》というタイトルの名付けの決定的な理由とはされていません。

この《幽霊》が作曲された当時、ベートーヴェンはピアノ協奏曲第5番《皇帝》や交響曲第5番《運命》、第6番《田園》といった名だたる大曲を次々と世に発表していた時期でした。そんな時期に作曲されただけにこのピアノ三重奏曲も室内楽ながら実に充実した内容の作品となっていて、今でもベートーヴェンの室内楽作品の中で人気の曲となっています。

ただし全曲を聴いて頂くと分かりますが、全体にはニ長調という調性らしく華やかな雰囲気の作品となっています。もしかしたら、ベートーヴェンがこの曲に《幽霊》というサブタイトルが付けられていることを知ったら怒り出すかも知れません(汗)。

そんなわけで今日は『幽霊の日』に因んで、そのピアノ三重奏曲第5番《幽霊》を、ダニエル・バレンボイムのピアノ、ピンカス・ズーカーマンのヴァイオリン、ジャグリーヌ・デュ・プレのチェロでの演奏でお楽しみ下さい(因みに、《幽霊》のタイトルになったとされる第2楽章は9:05辺りです)。


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つゆだく冷やし中華

2020年07月25日 23時37分00秒 | グルメ
今日も湿っぽい一日でした。じっとしていても湿気込みの汗が滲んでくるこの状況、いつまで続くのでしょうか…?

午前中に用事があって出かけていたのですが、折角なのでそのまま昼食を済ませてしまうことにしました。何だか無性に冷やし中華が食べたくなってあちこち物色していたのですが、ちょっと面白そうなものがあったので、横浜家系ラーメンの《壱八屋》に入ってみることにしました。

こちらにあるのが『つゆだく冷やし中華』です。



一見普通のラーメンのように見えますが、鶏ガラと魚介ベースのスープは冷たく冷やされています。冷やし中華らしくほんのりと酢が効いていますが、通常の冷やし中華のスープと違ってかなりまろやかな酸味で、何ならそのまま飲めてしまいそうなくらいです。食べている途中で添えられたおろしショウガをスープに溶くとショウガの風味と爽やかさが加わって、ほのかな味変を楽しむことが出来ます。

美味しい冷やし中華を堪能して、すっかり氣分が満たされました。明日まで休みなので、しっかりとリフレッシュに勤しみたいと思います。
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今一度の小田原大賀ハス

2020年07月24日 21時38分34秒 | 
今日は本来なら東京五輪2020の開会式の日になるはずでした。しかし、御存知の通り世界中で猛威を奮うこととなった武漢肺炎の影響によって、敢え無く丸一年日延べされることとなってしまいました。

そんなわけで、今日は開会式のために設定されていた祝日でありながら、小田原の小学校では授業時間数不足解消のために全学年で午前中だけ授業をしました。

それで、出勤前に小田原城址公園に行ってみることにしました。時期的にそろそろ蓮の花がシーズン終盤を迎えるため、今一度南堀の大賀ハスの開花状況をチェックしようと思ったのです。

南堀に到着すると



やはり以前より花数が増えていました。特に



銅門(あかがねもん)を臨む方向から南堀を撮ると、花数が増えたことがよく分かります。




あちこちに形のいい蓮の花が咲いていたのですが、先日の小山田神社の蓮田と違ってこちらはお城のお堀の中に咲いているため、近くに寄っての撮影が出来ません。なので私の周りには、バズーカ砲のような望遠レンズが装着されたカメラが何台も並んでいました。

私も新しいスマホのカメラで可能な限りズームアップしてみたのですが、



これが限界でした…。

近隣住民と思しき方の話を漏れ聞くに、今年はかなり花付きがいいとのことでした。どうやらこちらでは当たり年だったようです。

よく見ると、まだ沢山の蕾があちこちの葉陰から顔を覗かせていました。もしかしたら、今年はもう少し長く蓮の花を楽しめるのかも知れません。

本当なら、今頃は東京五輪が開幕しているはずでした。それが100年に一度の厄災によって丸一年先延ばしになったわけですが、さて来年の今月今夜には無事に開催の運びとなっているのでしょうか…。
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性格が垣間見える自筆譜〜ベートーヴェン編

2020年07月23日 20時56分29秒 | 音楽
今日から日曜日まで4連休でございます。通常ならば何処かへ出かけたくなる…ところですが、東京都内ですっかり息を吹き返した新型コロナウィルスのことを思うとそうもいきません。

さて、暇に飽かして何の書き込みをしようかと思っていたのですが、今日は久しぶりに巨匠の自筆譜シリーズにしてみることにしました。今日は、ある意味この方のことにふれたくて今シリーズをスタートさせたと言っても過言ではないベートーヴェンです。



今年生誕250年のアニヴァーサリーを迎えたベートーヴェン、本来なら世界中でベートーヴェンに関連したコンサートが開かれていたでしょうが、現在はそれも儘なりません。

ところで、クラシック音楽界でベートーヴェンは悪筆家のトップとも言われています。



上の写真は、かの有名な交響曲第5番《運命》の冒頭部、いわゆる『ジャジャジャジャ〜ン!』のところです。これだと音符も比較的読みやすく書いてありますし、小節線も真っ直ぐ書かれているのでそんなに悪筆には見えません。

しかしこれはかなりいい方で、ベートーヴェンの他の作品の自筆譜はかなりエキセントリックです。



これは交響曲第9番、通称『第九』の第一楽章再現部付近です。書き損じか路線変更か何かをペンでグッチャグチャに消していたり、縦に引かれた小節線も曲がっていたりして、お世辞にもきれいな楽譜とは言えません。

更に



こちらはチェロソナタ第3番イ長調の楽譜ですが、これに至ってはそこいら中にペンでの書き直しがあって、グチャグチャ過ぎて最早何処を読んでいいやら悪いやら皆目見当がつきません。

当時はどんな曲でも必ず写譜屋が浄書して初めて出版に漕ぎ着けるのですが、



せめて以前掲載したバッハの自筆譜くらいのレベルで書いてくれればいいものを、ベートーヴェンの場合は音符だけだなく曲中の指示の文字もかなりの悪筆ぶりで、当時の写譜屋だけでなく後世の校訂者までもがかなり苦労させられております。

ベートーヴェンの氣性の激しさは有名なところですが、中でもその一面を如実に物語ってくれるのが交響曲第3番《英雄》の自筆譜です。

当時ベートーヴェンはこの作品を、当時の封建社会にあって民衆の先頭に立って快進撃を繰り広げたフランスの英雄ナポレオンに捧げるつもりでした。しかし、ナポレオンがフランス皇帝に即位した報を受けて激怒し、



表紙に書いた『ボナパルトに捧ぐ』という献辞を、上の写真のように紙に穴が開くほとペンでグチャグチャにしてしまい、後に『ある英雄の思い出に』と書き換えました。

こうした逸話に事欠かないベートーヴェンの生誕250年を本来なら盛大にお祝いしたいところですが、一連の新型コロナウィルスの蔓延ぶりを考えるとそうもいきません。せめて皆さんひとりひとりがCDでもYouTube動画でもいいので、こうしたベートーヴェンの音楽に触れてお祝いしてあげて頂きたいと思います。
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香ばしポテサラトースト

2020年07月22日 22時53分18秒 | カフェ
今日は二十四節気のひとつ『大暑』でした。暦の上で一番暑い日ということですが、その意味に違わない暑さとなりました。

こんな時でも体育の授業はあるわけで、飛んだり跳ねたりしていた子どもたちは全員汗だくで教室に戻って来ることとなりました。そんな汗だくの状況でも体育と給食時以外はマスクは着用させなければならないので、さぞかし暑かろうと何とも不憫になります。

さて、今日もどうにか小学校での仕事を終えて、そのまま横浜・あざみ野を目指しました。そして、むせ返るような暑さの中《雫ノ香珈琲》に立ち寄りました。

子ども用の給食だけでは心許なかったので、今日は厚切りトーストをオーダーすることにしました。いくつかあるトーストメニューから、今日は



『ポテサラトースト』をお願いしました。

厚切りのイギリスパンにハム入りのポテトサラダが盛られ、上からマヨネーズがかけられているのをオーブンで香ばしく焼き上げてあります。事前に

「最近のランチは専ら小学校の給食なので、甘めの味のものが多くて…」

という話をしたら、マスターさんが御厚意でブラックペッパー強めに仕上げて下さいました(笑)。

ほんのり焦げたポテトサラダとマヨネーズの中からハムとブラックペッパーの風味が引き立ち、大人な味わいに仕上がっています。箸休め(?)に添えられたピクルスも美味しくて、嬉しい氣持ちになりました。

さて、明日から4連休になります。にも関わらず東京都知事からは連休中の不要不急の外出を自粛するような通達が出されましたが、果たして皆さんそんなに辛抱していられるでしょうか?
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大変でしょうけれど…

2020年07月21日 18時31分46秒 | 日記
小学校での仕事に従事して1ヶ月半、早朝の小田急線の駅に通って電車に乗り込むことも、すっかりルーティーンが出来てきました。およそ4月5月に仕事が無いとウダウダしていたのと同一人物とは、自分でもとても思えません(汗)。

さて、最近小田急ではAIによるアナウンスだけでなく、プラットホームの駅員や車掌も日本語と英語とでアナウンスをするようになりました。恐らく今年開催予定だった東京五輪と、昨今ジワジワと増えてきた外国人利用者のために行われているのでしょうが、実はこれがかなりのカタカナ発音の英語アナウンスで、傍で聞いていると結構ズッコケるのです。

例えばドアが閉まることを知らせるための

「The door is closing.」

にしても、大概の場合

「ざ どあー いず くろーぢんぐ。」

みたいに平べったく聞こえてしまってガクッとさせられることが多いのです。折角外国人利用者に氣を使って英語でアナウンスしても、こんな発音で果たして伝わっているのかどうか疑問に思えてしまいます。

以前、そのことを知人の英国人に聞いてみたところ

「どうせカタカナ英語しか出来ないのなら、せめて『ダ ドー イズ クロウズィン』とか言ってくれればまだそれっぽく聞こえるのにね。」

という答えが返って来ました。

聞くところによると、彼らはdoorのrやclosingのgは殆ど発音していないというのです。また小さな子どもがまだ『th』の発音が覚束ない時には例えば『the』なら『ダ』とか『ディ』とか発音させるのだそうで、キチンと舌を使った発音が無理ならそうすれば『ぽくなる』とも言っていました。


ちょっと話が逸れますが、私が通っていた音楽大学では毎年年末にヘンデルの《メサイア》の公演をしていました。それで、入学時には合唱の授業が必修科目で、声楽科の学生のみならずピアノや楽器の学生も授業に参加して歌っていました。

《メサイア》の歌詞は全編英語です。それで実際に歌ってみると分かるのですが、ああいったクラシカルな作品での英語の歌詞というものはなかなか歌い辛いものがあるのです。

その合唱の授業で担当講師に言われたのが、

「歌詞の『the』の発音が難しければ、『ダ』や『ディ』といった幼児英語的な発音をすると歌いやすい。」

ということでした。実際に歌ってみると、それまでの歌い辛さがかなり解消されて苦にならずに歌うことが出来るようになったことを今でも覚えています。


話を戻しますが、どのみちカタカナ英語の発音になってしまうのなら、いっそのことそうしたアプローチがあっても良さそうな氣がしてなりません。奇しくも1年日延べになった東京五輪に向けてまだ時間がありますから、この機会に是非とも再考して頂きたいと思う今日この頃です。
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楽譜マスク登場♪

2020年07月20日 20時32分44秒 | 音楽
今日もよく晴れた一日となりました。どうせならいっそこのまま梅雨明けしてくれればいいのですが、そう上手くはいかないようです。

さて、新型コロナウィルス感染予防のために相変わらずマスクの手放せない日が続いていますが、そんな中で大人の生徒さんから



こんな楽譜柄の布マスクを頂きました。具体的な何かの曲の譜面というわけではありませんが、なかなか面白い柄なので氣に入って使ってみることにしました。

小学校に着けて行ってみたら、早速子どもたちが氣付いて

「先生、音楽のマスクしてる〜!」

と、ちょっとした騒ぎになりました。

そして、やはり出ました

「いいな〜、先生それちょうだい!」

…こらこら、君らは追い剥ぎか?

勿論、返事はニッコリ笑って

「これは大事な人からのプレゼントだからダ〜メ♪」

今まで使い捨ての紙マスクを使っていましたが、これなら洗って何回でも使えるので助かります。洗い替えの分も頂いたので、これから大切に使わせて頂こうと思います。
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フルート&フラメンコギターライブ

2020年07月19日 23時58分00秒 | 音楽
今日は久しぶりにいいお天気に恵まれました。やはりお日様の光を浴びられるというのは、それだけでも幸せな心持ちになれますね。

そんな中、今日は久しぶりに東京都国立市にある《ケルティックムーン》に行きました。今日はこちらで、以前御一緒させて頂いたことのあるフルートのIZUMIさんとフラメンコギタリストの細川昌生さんとによる『フラメンコ&ジプシー音楽会』というライブイベントが開催されるという御案内を受けて参上しました。



久々にお店に伺って、先ずは先日の七夕の日に御入籍されたこちらの店長さんとバリスタさんとに細やかなお祝いの品をプレゼントしました。喜んでもらえるかな〜…と思っていたのですが、お二人の反応もなかなかでしたので一先ず安心しました(汗)。

やがて



フルートとフラメンコギターとによる情熱的なライブがスタートしました。お二人のオリジナル曲や馴染みのある曲の演奏にIZUMIさんのトークを織り交ぜながら、楽しい時間が過ぎて行きます。

私も久々のお店だったので、



名物メニューのひとつのフィッシュ&チップスやアイルランドのシードルのマグナーズを頂きながら、ライブを堪能していました。

フラメンコ&ジプシー音楽会ということもあって、



演奏の途中にお客としていらしていたフラメンコダンサーの方が飛び入りで踊り出したりして、大いに盛り上がりました。

私も



二曲ほど混ぜて頂き、楽しい時間を共有させて頂くことが出来ました。ライブ終了後、お客様としておいでになっていた方から興味深いお話を聞かせて頂き、今後の展望が楽しみになってきました。

前回こちらのライブに伺った時は東京都のソメイヨシノの開花宣言が出された頃でしたが、それから時が経ち、今日そのソメイヨシノには青々とした葉が茂っている状態でした。でも、ようやくライブ活動の第一歩を踏み出せたようでホッとしています。

こんな風に当たり前に音楽活動が出来るような日が来ることを、切に願うばかりです。
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昔懐かしコロッケバーガー

2020年07月18日 23時23分00秒 | グルメ
今日、目覚めたら夕方近くになっていました。自分なりに頑張っていたつもりですが、どうやら疲労の蓄積はどうにも出来なかったようです…。

久しぶりにダメ人間っぷりを発揮していたのですが、その間にどうやら外はかなり雨が降ったようで、道路中に大きな水溜りが出来ていました。そんな中をフラフラと散歩に出かけ、途中にあったドムドムハンバーガーに久しぶりに立ち寄ってみました。

緊急事態宣言が出されてから暫く閉店していたドムドムハンバーガーですが、今月から営業時間を短縮して再開していました。それで、今までに店の前を通りかかりながら気になっていたメニューがあったのでオーダーしてみました。それが『コロッケバーガー』です。



これはかつて存在していたメニューが再登場したものです。かつて実家に住んでいた時に最寄駅にドムドムハンバーガーがあって、そこでよく食べていたことを思い出しました。



ハンバーガーのバンズに、揚げたてアツアツのコロッケが挟まっています。味付けはケチャップとマスタードだけという、この上なくシンプルなものです。ハンバーガーショップのメニューながら¥190という安さも魅力です。

ハンバーガーというより学食で売っているコロッケパン的な、いい意味で安っぽい感じが逆にノスタルジックなバーガーです。ただコロッケが揚げたてなので、そこが学食パンとは違った特別感を演出しています。

帰宅しても、何となく疲れが抜けません。やはりいろんなところに無理がかかっているのでしょう。そろそろ久しぶりに整体院に行かなきゃかな…。
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何だその授業?!

2020年07月17日 20時18分27秒 | 音楽
今日もなかなかの梅雨寒となりました。涼しいのはいいのですが、折角暑さに慣れようとしていたところに水を差されたようで、何とも言えない氣分です…。

ところで、今日は小学校の一年生の音楽の授業で鍵盤ハーモニカの取り扱い方と演奏法のレクチャーがありました。今日は学校に常駐されている音楽専科の先生がレクチャーを受け持たれたので、私は氣楽な見学です♪。

とは言うものの、ただボケ〜ッと見ているだけなのもつまらないので、



マイ鍵盤ハーモニカを持ち込んで、子どもたちの後ろで参加することにしました。

ところが、いざ授業が始まってみてびっくり!何と文部科学省から音楽の授業での歌唱や鍵盤ハーモニカの演奏といった『呼氣を伴う実演』が禁止されているため実演して見せるのは専科の先生のみで、子どもたちは机の上に鍵盤ハーモニカを置いたままそれを眺めるだけという、何とも腑抜けな授業となったのです。

もう『そんなことならやらなきゃいいのに…』といった感が満載です。本当に文部科学省の考えることってセンスの欠片もありません。

第一、授業中子どもたちは全員前を向いているわけですし、ましてや鍵盤ハーモニカのチューブの貸し借りなど絶対にしないわけですから、音楽の授業のコロナウィルス感染リスクなんざ知れたものなわけです。それを、一部の『頭のいい大人たち』が有らぬ妄想…いや予想を立てまくって音楽の授業を妨害しまくってくるから、始末に悪いったらありゃしません。

こんなことでは、これからの子どもたちにとって音楽はどんどん縁遠いものになりかねません。まぁ、せめて私が関わっているこの小学校ではそうならないようにと、現在いろいろと悪巧みを画策中でございます( ̄ー ̄*)。
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