共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

ちゃんとして

2011年10月31日 16時42分05秒 | 日記
PHSの機械を修理に出した時に、目安とされた2週間が過ぎたというのに、代理店から何の連絡もないのです。そもそも窓口のおねえさんが「何らかの目処がつきましたら、私共の方からお客様にメールかお電話で御一報お入れしますので」というので待っていたのに…。

で、業を煮やしてこちらから電話をかけたら「こちらから一度お電話をお入れしたのですがぁ」という不抜けた返事が帰ってきたのです。

そう言われてみれば、先週の火曜日に一度だけレッスン中に、知らない番号から電話がかかってきたことがあったことはあったのです。後で確認してみたら、発信者番号だけが残っていて、他には留守録はおろかメールすらも何も入っていなかったのです。そのことを電話口で伝えたところ「ああ、じゃあそれが、そのお知らせだったかも知れませんね(笑)」という返事が…。

ハイ、後はいつものお説教コース突入です。まずは人との約束を違えているのに鼻で笑ってる場合じゃないこと、たった1回コールしたのみで留守録を残さなかったり後日改めて電話しなかったりしたことは、電話をかけたうちには入らないこと、もし火曜日の時点できちんと留守録が残っていてその日の夜か水曜日の朝に工場に連絡できていたら、今頃自分の電話が使えていたこと…。

あとはグダグダ言っても仕方ないので、とりあえずその場で修理工場に連絡させたところ、文化の日には受け取れるということでしたので、「やりゃあ出来んぢゃん(怒)」と思いつつ、一先ず矛を収めました。前にも違うことで書きましたけど、本当に皆さん、仕事をなさるからには『プロに徹して』ほしいもんです。

でもひょっとしたら、これからもいろんなところでこういう事例が出てくるのかも知れません。その度にあ~だこ~だ注意してたら、なんか血圧が上がりっぱなしになってしまいそうです…(泣)。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『音楽』の存在意義

2011年10月30日 21時09分14秒 | 日記
今日、久しぶりに立ち寄った喫茶店で、たまたま近くの席に座っていた初老の男性客が話しかけてきたので、しばしお話をしていました。パッと見た目はある程度の社会的地位を築かれた方かな…という、品の良さげな紳士でした。

話し進んでいくうちにわかったのですが、どうもその方のお身内が仙台で被災されたということでした。それは大変なこと…と申し上げたら、その辺りからその方の論調が段々と変わってきたのです。

その方はかなり早い段階で仙台市内に入り、瓦礫の撤去をしたり、支援物資を募って届けたりと、御本人曰わく大車輪の活躍だったそうなのです。そこまではよかったのですが、何故かその後に突然、私が音楽を生業にしていることを引き合いに出して、

「音楽なんてチンタラ演奏してたって被災者には何の役にもたたんし、世の中にそんなもの無くたって人間は死にゃあしない。そんな無益なことにうつつをぬかしている暇なんか、今の日本人にはないんだ。だから君達若いモンも、そんな優雅なことしてる暇があったら、1個でも瓦礫を拾うために手伝いに行きたまえよ。」

と、やおら得意気にトンチンカンなことを言い出したのです。

最初は黙って聞いていたのですが、段々と論調が熱を帯びてくるにつけて、何ともやるせない気持ちになってきた私は、そこのマスターを呼んで店内BGMを切ってもらいました。

当然その後そこで聞こえてくるのは、食器が触れ合うガチャガチャという音と、離れたところで話している何人かの客のひそひそ声のみ。そのまま黙っていると、その紳士が「何故BGMを切る?」とマスターに、再び音楽をかけるように促したのです。そこで私は

「音楽なんて無くたって人間死にゃあしないのであれば、こんな状況でもコーヒーを美味しく頂くことは可能なんじゃないですか?あなたの仰ったことって、こういうことですよ。」

と申し上げたら、そこからしばらく沈黙が続き、やがてその紳士は黙ったまま席を発ちました。

この方に言われるまでもなく、被災地に出向いてお手伝いすればどれだけお役にたつか…。でも、私の実家も、外観はともかく被災して家具や仏壇がシッチャカメッチャカになりましたし、叔父は北茨城市で、伯母はいわき市でそれぞれ被災しています。

私だってその人達のもとへ行って手伝ってあげたいと思ったこともありました。

そんな時、伯母達に言われたのは

「あんたは音楽が本分なんだから、あんたの本分を全うしなさい。私達が望んでいるのは、被災地のことをどこか心の片隅に置いておいてくれればいいから、みんなが普通の暮らしを送ってくれることなのよ。私達だって、そういつまでも被災者だって、下ばっかり見てはいられないんだから。それにね、音楽って理屈抜きに人の心を打つものなのよね。今までにもいろんな人達が慰問で演奏しにきてくれたけど、本当に嬉しかったわよ。あんたもそういう風に人を喜ばせる素晴らしい技術を身につけたんだから、その分野で頑張んなさい。」

そう言ってもらった時、本当に嬉しかったのを覚えています。音楽には真に人の心を打つものがあり、それを演奏することに携われていることは、自身にとって誇りです。私の従兄弟に自衛隊の音楽隊隊員がいますが、彼もいろんなところへ慰問演奏をしに行き、最後に《故郷》を演奏すると、涙を流して歌いながら喜んでくれる沢山の人を見て「こんな時に音楽で何ができるのか…と思っていたけど、演奏しに行ってよかった」と実感した…とも言っていました。

考え方は人それぞれだとは思いますが、音楽は決して無意味でも無駄でもない!改めてそう思わされた出来事でした。




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大丈夫?

2011年10月29日 16時49分59秒 | 日記
今日、新宿の大ガードの近くを歩いていたら、知らないヲバサンに声を掛けられました。どうも人との待ち合わせ場所がわからなくなってしまったようでした。

で、どこへ行きたいのか聞いたのですが、そのヲバサンは「私は新宿の西口に行きたいと思って来たんですけど、聞いたところと違うんです。」ということを、ひたすらオートリバース的に力説し続けていたのです。私が「ここは新宿西口駅の近くですけど、違いところへ行きたいのですか?」と聞いているのに、それを遮って「新宿西口に行きたい」を、同じテンションで延々と繰り返すばかり…。

あんまり人の話を聞かないので、こっちもだんだんイライラしてきて「だからっ!新宿西口の『どこ』へ行きたいんですかっ?だいたい新宿には、駅だけでも『新宿』っていう字がつくところが新宿、西新宿、東新宿、新宿西口、新宿三丁目、新宿御苑前って6つもあるんですよ!その中であなたが行くべき駅は、この場所に一番近いところの新宿西口駅で合ってるのかどうか、まずその点から、深呼吸でもして落ち着いてから聞かせて下さいな!」と返したら、やっと黙りました。

静かになったヲバサンの話を落ち着いて聞いたところ、どうも新宿駅西口と新宿西口駅とを混同していたらしく、それならば…ということで危なっかしいので、そのまま新宿駅西口までお連れしたところ、しびれを切らしかけたご友人と感動的対面を果たされたのでありました(ナンノコッチャ?!)

こういう『人の話をまともに聞けない人』って、人生大変だろうな…と、勝手に思ってしまった珍事でした。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ついに来た…

2011年10月28日 18時19分29秒 | 日記
最近、どうも目の調子がよくないのです。

先日も道を尋ねられて、その人が持っていたコピーの地図をみせてもらったのですが、番地の数字がものすごく小さくて「これは…6?8?」と、しばしその地図に見入ってしまったのです。

それだけなら近眼が進んだのかな?と思うくらいだったのですが、昨日教室から渡された文書をみて、また小さな数字のところで6だか8だかにわかに判じられなかったのです。それに、さっき生徒からメールがきた時にも添付ファイルの字が小さくて見ずらかったし…。あと、レッスン中に譜面台に乗せてある生徒の楽譜を横から覗いた時、16分音符が潰れたみたいに滲んで見えたのです。

これらのことを総合してみるに…まさかとは思いますが…ひょっとして…いよいよ…ローガン大統領の就任かぁ…?ヒエ~ッ?!(爆)


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超手抜き

2011年10月27日 13時07分21秒 | 日記
一昨日、気が向いて冷蔵庫を整理してみたら、ちょっとヤバそうなお野菜たちを発見してしまいました。

こういうものを発見した時、若干躊躇はあるものの捨てるのはもったいない…という貧乏根性が働くのです。そんな時、ほぼ決まって作るのが『我流何でもありのごった煮ポトフ』です。今回の材料は
 

たまねぎ   1個
人参     1/3本
じゃがいも  2個
ピーマン   2個
パプリカ(黄)半個
パプリカ(赤)1個
トマト    1個
えのき    半袋
しめじ    1/2房
干しシイタケ 2個
さやいんげん 3本
キャベツ   多分4~5枚分くらい
ソーセージ  5本
コンソメ   キューブ2個
ローリエ   1枚
塩      適量
コショウ   適量


キャベツに「多分4枚分くらい」と書いたのは、私はキャベツを買ってくると、とりあえず一口大に千切って軽く湯通ししてから、それをしぼって1食分ずつ小分けにして冷凍しておくのですが、今回はそれが4~5包分入ったので何となく…という理由です。

作り方はいたっていい加減です。

1、ソーセージ以外、全部刻む。干しシイタケはハサミで切り刻む。
2、鍋にオリーブオイルをひいて、全部突っ込んで炒める。
3、分量…であろう水を入れる。
4、アクだけはちゃんとすくう。
5、よき頃合でコンソメを投入する。
6、じゃがいもさえ煮えちまえばこっちのもの。あとは塩・コショウで味を調える。

本来、干しシイタケは水に浸けてもどしてから切って使うもので、もどし汁もダシとして使うものですが、どうせ使うんだったらガタガタ言わないで最初から入れちまえ!…という手抜き根性です。

野菜はとにかく何でもいいのですが、ソーセージはマストアイテムです。個人的には○ルト○イエルンか○ャウ○ッセンがお勧めです。あと、賞味期限が微妙な卵があったので、ゆで卵にして添えました。

これは味付け自体はやたらシンプルなので、飽きたら1回だけ味チェンジできます。カレー粉入れたりシチューのルーを入れたり…今回は無塩のトマトジュースを投入して、なんちゃってミネストローネにしてみました。

一人暮らしメニューなので何とも地味ですが、結構野菜がまとまってハケるので重宝しています。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気をつけましょう

2011年10月26日 17時59分16秒 | 日記
ついさっきまで実際にあったマジ話なので、そのまま書きます。

レッスン室の扉には、廊下の様子が見えるように窓があるのですが、空き時間に何気なくその窓に目をやると、何だかみたことのないオヂサンと目が合ったのです。

私は当初「誰か他の先生の生徒さんのお迎えかな?」と思っていたのですが、どうも様子がおかしいのです。で、私が廊下に顔を出したら、そのオヂサンはちょっと「ギョッ?!」とした顔をしたのです。

これはオカシイ…そう思った私はワザとレッスン室の扉を半開きにして、チラチラ見えるようにメールを打ってみました。するとそのオヂサンは、廊下のベンチに置いてあった荷物を持ってそそくさと出て行ったきり、そのまま戻ってきませんでした。

特に季節の変わり目あたりになると、こういう人が巷に出てきます。そう、俗に言う『ヘンなオ~ヂサン♪』です。夏場に一番出没しやすいのですが、こういう暗くなるのが早くなる時期も要注意なんです。恐らく、こういう音楽教室は女の人だらけだろうと思ってノコノコ入ってきたら、予想外に男の講師が出てきてちょっとビビってしまったのかも知れません。

これからますます暗くなるのが早くなります。まだ世の中から節電モードが抜け切れておらず、夜道に暗い場所が例年よりも多くなっているかも知れませんから、お子さんの塾通い等には呉々も御注意下さいませ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また見っけちゃった…

2011年10月25日 11時33分11秒 | 日記
ちょっと気が向いて、普段行ったことのない喫茶店に入ってお茶をしていたら、ふとレジ横の壁に貼ってある紙に目が留まりました。そこには…

『傘の取り違えについて、当店では責任を負いかねません』

と書いてあったのです。

はい、この日本語は×!わかりますか?

『責任を負う』という言葉に『~しかねる』という言葉がついた段階で、既に否定形になっているわけです。ところがこのお店の貼紙は、そこに更に『~ません』という否定形をくっつけてしまったわけです。ということは…はい、昔習った文法の授業を思い出して下さいね。つまり


             否定+否定=肯定


となるわけです。だから、先程の貼紙を額面通りに受け取ると、このお店では傘を取り違えた時には、店側が全面的に責任を負ってくれる…ということになってしまうわけです。

これはマズイな…と思って、会計の時におねえさんに「この貼紙の文章は間違ってますから、書き直した方がいいですよ」と言ったところ、そのおねえさんは一言


              「はあ?」


これはもう話が通じていないな…と思って、お金だけ払って出てきてしまいました。

ちょっと雰囲気のいいお店だったのですが、多分もうあのお店には行かないだろうなあ…と思ったのでありました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なんだろうか…?

2011年10月23日 13時32分09秒 | 日記
週末の雨予報が前倒しになったせいか、今日はそこそこいい天気になりました。ただ、雨上がりの湿気の多い空気が重たい感じです。

今日は海老名にきています。10月も後半に突入したというのに、あまりの暖かさに道行く人のファッションは半袖が目立ちます。かく言う私も、ファーストキッチンでソーダフロートを買って、中央公園のベンチでマッタリとしております。

こんなぬる~い天気が明日も続くらしいです。そしてその後、水曜日あたりにひょっとしたら木枯らし1号が吹くかもという予報が…。ということは秋を感じる間もなく…冬ですか?

何だか日本から『心地良い季節』というものが無くなっていっているように感じているのは私だけでしょうか?
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

確かに

2011年10月22日 22時47分09秒 | 日記
昨日ブログの更新をしませんでした。ちょっと教室ともめて、更新するポテンシャルにならなかったので…。

今日は何にも仕事がなかったので、とにかくな~んにもしないぞ~!…とウダウダしていたら、すっかり夜になってしまいました(汗)。そしたらリアルスコープでセブンイレブンのおでんの特集をやっていました。

見ているうちに、何だかものすごくおでんが食べたくなって、セブンイレブンに買いに行ってしまいました。あれだけ大きな鍋で料理を作るということは、一人暮らしではなかなかないので、久しぶりに食べると美味しいものです。

そして、番組内で紹介されていたことを実践してみました。それは…

『おでんのつゆを使って出汁巻き玉子を作ること』

これが何と美味しい!色んな出汁の染み出たつゆを使って作った出汁巻き玉子…今まで盲点でした。今まではほ○だしを使って手抜きで作っていたのですが、これでますます手抜きに磨きがかかると思います?!

皆さんも是非試してみて下さい。決してバカにしたモンじゃありませんよ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残念な人達

2011年10月20日 18時23分33秒 | 日記
先日、楽器店のロビーに置いてある絵本を投げたり頭叩いたりして粗雑に扱ったいる小学校3、4年生の女の子達(!)に注意したところ、その子達から「はあ?なにアンタ?」と逆ギレされました。

私はとっさにこれは放っておくのはよくない…と思い、まあ私も空き時間でヒマだったので、「君ら、誰に向かって口きいとるんだ?!」から始めて、軽くお説教をし、尚且つその子達が故意に損傷した本の表紙をテープで貼って修復させたのです。その時はその子達も殊勝にしていましたので、その場で再度注意を喚起して収めました。

そしたら今日、2階にある教室で準備を整えて練習していたら、1階の受付から何だか騒がしい声が聞こえるので何だろう?と思ってそ~っと降りていったら、先日注意した子の一人がお母さんと立っていたのです。で、一通り柱の陰で聞いていたら、どうやら彼女達の中で私に不当な体罰を受けたことになっていたみたいで、やれ責任者をだせだ何だとわめいていたのです。

私は過去にもこの手の捏造事件をでっち上げられたことがあるので、さして気にもせずに部屋に戻りました。そしたら社員が部屋を訪ねてきて「どういうことだ?」と聞いてきたのです。だから事実を淡々と述べて「あの子は嘘を言っている」と答えたのです。

それを聞いて社員の言うことには

「教育よりも生徒さんはまずお客様だし、我々もサービス業なんだから、とりあえず今下に行ってお母さんに軽く頭下げてよ。」

ハイ、プッツ~ンε=(`皿′メ)そして、相変わらずの剣幕で怒っている母子のもとへ…。

私の顔を見た途端、娘は「なんでアンタがここにいるの?」みたいに顔をひきつらせて黙ってしまいましたが、母親が一人でどういうことか説明しろ…と迫ってきたので、とりあえずそれには耳を貸さずに娘の方に向かって目を見ながら

「さあ、ではあの日あのセンターでなにがあったのか、冷静な頭で一から検証しましょう。まず、きっかけとしてあなたはあの時、お友達と一緒になって何をやっていたのでしたっけ?…」

というところから始まって、本の修復をしたことまでを、娘と一緒になって克明に再現して見せました。結果、娘の嘘の報告はその真実がは白日の下にさらされ、最終的にはクレームを言いに来たはずの親子が、我々に揃って謝るハメになったのでした。

ホント、姑息なことってするモンじゃありませんね。そんなつまんない嘘なんかつかずに大人しく反省していれば、要らん恥もかかずに済んだのに…本当に残念な出来事でした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気をつけませう…

2011年10月19日 16時25分13秒 | 日記
何だか急に気温が下がりましたね。つい4、5日には東京でも29℃もあって、時ならぬ夏日にビックリしたりしてたのに、そこからのまさかの最高気温19℃ですもの…。暑がりの私も、さすがに今日は長袖を引っぱり出して着てきました。

今週に入ってから、風邪でお休みしますという連絡が結構多いです。今日も最後の時間帯の生徒から、風邪でお休みしますという連絡が入りましたし…。本来この時期はこれくらいの気温になっているはずなのでしょうが、いきなり下がられると面食らいますますよね~。やっぱり異常気象なのでしょうか?

ただ、こういういきなり気温が下がった時って、紅葉の色付きがよくなることがありますから、去年なんとなくくすんだ紅葉だった巻き返しとして今年の紅葉に期待しましょう!

まあ、紅葉狩りを楽しむにも小旅行に出かけるにも、先ずは健康が第一です。体がしんどくては何もできません(実感こもってんな…)。と言うわけで、皆様方も体調管理には十分お気をつけ下さいませ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

考えてみたら…

2011年10月18日 10時20分47秒 | 日記
昨日帰宅途中、何となくあの女子高生達の態度と言動が忘れられず、もやもやとしたものを感じながら考えていました。

「どうして見も知らない人にあんな暴言を吐けるような子が出来てしまったのだろうか…?」

そう思いながら、ふと電車の車内広告を眺めていたら、その中にあった某大学の広告全面に、久しく忘れていた格言がデカデカと書かれていました。それは…


≪神なき知育は知恵ある悪魔を作ることなり≫


これは、かのガリレオ・ガリレイの言葉です。昔、ミッション系の学校に通っていた生徒が「学校でガリレオのこの言葉を習ったんだけど、別に自分はキリスト教徒でも何でもないから、全然ピンと来なかった」と言ってきたので、「それなら『神』の字の前に一文字足して『精神』としてみたら?或いは『畏れ』とか『倫理』とか『美学』と変えてみたら分かるんじゃないの?」と言ったら、ちょっとは腑に落ちたようでした。

覚えていらっしゃる方もおいでかも知れませんが、この言葉はかつてオウム真理教団による松本や地下鉄でのサリン事件か発覚して、信徒から続々と容疑者が逮捕された時に盛んに引用された言葉です。あの時逮捕された容疑者達は、東大や京大の理学部や工学部を主席で卒業したような、いわゆる『エリート』達だったわけです。本来ならば彼等は、その能力と技術力を遺憾なく発揮して、人々が幸せになるような研究や発明をするべき青年達だったわけです。それが、あの世にも恐ろしいサリンという殺人兵器を作り上げてしまったわけです。なぜそのような道に、あんなに頭のいい人達が踏み入ってしまったのか…その答えの一つが、先のガリレオの言葉に集約されていると思うのです。

古来人間は、自分の力では到底理解できないような事象に対して、畏敬の念を持って接してきた部分が多かったわけです。その後、科学を万能視するような傾向になってから、人間はどんどん不遜になってきたのではないかと思います。以前にも書きましたが、遺伝子工学の実験の一環として、ライオンとヒョウをかけ合わせたレオポンという自然界には存在しない動物を作り上げてしまったことなどは、その一例だと思うのです(ただ、この件に関してはその後、生命倫理的に問題がある…としてその後の交配は行われず、今は国立科学博物館に剥製が残るだけとなりました)。クローン技術や遺伝子組み換え等、人間の知的好奇心から足を踏み入れてしまった分野というものは数知れませんが、それでも今のところは『倫理』という現代版畏敬の念の自浄作用で、何とか一線を越えずに踏みとどまっているようです。正にここに先のガリレオの言葉が、ギリギリのところで生きていると言ってもいいのでしょうか。

オウム教団の科学者達はとても知能指数の高い人達でした。そこに至るまでには幼少期から並々ならぬ努力を経てきたのでしょう。しかし残念ながら、彼等が10代の青春期全てをかけて身に着けてしまったものは、正に『神なき知育』だったわけです。人は弱いもので、自分が身に着けた知識を実証したい、自分の目で結果を見てみたい…という誘惑に駆られることがあります。本来ならばそれを周りの人間との社会的関係性の中で「そこへ踏み込んではいけない」という精神的ブレーキをかけるのですが、オウムはそこを逆手に取って「やってみたいでしょう?見届けてみたいでしょう?」と、巧みに彼等の知的好奇心を揺さぶり、彼等もその甘露の蜜に抗することなく禁断の世界に足を踏み込み、結果多くの人々を死の淵に追いやってしまったのです。

勿論、この『倫理』に関したことは、彼等のような一部の人間に特化したことではありません。人を差別しない、いじめるなんてもっての外…昔祖父母から「お天道様に顔向けできないような生き方をするんじゃない」と戒められたことを思い出します。

私は明治生まれの年寄りに育てられてきたこともあって、普段の家の中での立ち居振る舞いに関しても、かなりいろいろと注意されてきました。曰く、やれ畳のヘリを踏むな、やれ敷居を踏むな、やれ人様に御挨拶する時にはきちんと手をついてつむじが見えるまで頭を下げろ…悪いことをした時には板の間に正座させられて順々とお説教もされました。そして、彼等の教えの中には必ず「世間に顔向けできないようなことをするな」という『畏れ』や、「人様に迷惑をかけたり、不快な思いをさせたりするな」という『美学』がありました。ところが、特に平成の御世になってからは、ゆとり教育だろうが詰め込み教育だろうが、この『畏れ』や『美学』なき『知育』しかされていないのではないか…と思うのです。そこに思いが至った時、最初の疑問についてピンときました。

10代までの人格形成期に一番必要なのは、人としてあらゆる角度からの『美学』を教え育むことです。それを、自分の経験を通して文字通り『教育』できるのは、我々大人に他なりません。他人との優劣に常に神経を尖らせ続け、あらを見つけて蔑むことでしか自己の存在を肯定できないようなつまらない子供を作ってしまわないように、我々大人の為すべきことは決して少なくありません。せめてこれからも気をつけて彼等若者達に目を配っていこうと、思いを新たにしたのでありました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

失礼な!

2011年10月17日 17時50分56秒 | 日記
壊れた電話の代替機使用2日目です。相変わらずの使いづらさで四苦八苦しております。何しろ何かのイヤミかと思うくらいにボタンが小さくて、指の太い私はいらんところを2度押ししてしまったり、記号の出し方を間違ってしまったりで、もうイライラしっぱなしですマッタク(怒)!

そんなこんなでチマチマとメールを書いていたら、電車の向かいの席に座っていた女子高生2人が、明らかに私を見ながらクスクス笑っていたのです。

最初私は、ズボンのファスナーでも開いているのかと思ったのですが、チェックしてみたところちゃんと閉まっていましたし、シャツを表裏に着ていたわけでもないので何だろう?と思って見ていました。そしたら、どうも漏れ聞こえてくる会話を聞くに、私の持っている電話機の大きさが太くてゴツいのが余りに時代錯誤的でダサいということを嘲笑していたらしいのです。

その様子を見ているうちに、私はふと「ああ…そう言えばこういうどうでもいいことからイジメって始まったなあ…」と、何だか妙に懐かしくなって、しばしケラケラ笑っている彼女達を見ていました。

そしたら、それに気づいた1人が、終点の小田原駅に近づいてきた時に一言

「見てんじゃね~よバ~カ(笑)」

と言ってきたのです。私はとっさに

「あなた達はこの古い型番の機械を見て笑っていたのでしょう?つまり見た目の古さだけで笑っていたわけですよね?しかしね、この機械だって発売当初は最新型として羨望を集めたものですよ。それがあなた達には、ただデザイン的に古く見えているだけでしょう?」

「ただね、例え見た目がダサくても、きちんと仕事さえしてくれれば、私にとっては何の不都合もないのですよ。そしてそれを、見も知らないあなた達に嘲笑される謂われはどこにもないんです。」

「見た目だけで物事を判断しているのなら、あなた達も気をつけた方がいい。いつまでも若く美しい時期が続くなんて思ったら大間違いです。その容色が衰えたことをあなた達より若い誰かに嘲笑われた時に、初めて私が言わんとしていいることが身に染みますよ。慎みなさいまし。」

私に冷静にこう言われた彼女達は先程の勢いはどこへやら、まるで穴の空いたような目をして私を見つめていました。

ちょっと手厳しかったかも知れませんが、せめて見ず知らずの人に「バ~カ」なんて言ってよこすような女子がこれ以上はびこらないことを祈らずにはおられない出来事でした。

それと同時に、多少打ちづらくてもちゃんとブログの書き込みに使えているこのゴッツい電話機と、短い期間ながらも仲良く付き合っていこうと思ったのでありました…。







コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

信じられない…

2011年10月16日 17時45分24秒 | 日記
今日、いつものようにモバイルでブログをヒョコヒョコ書いていたら、突然画面がブラックアウトしてしまいました。

こういう時は大概リセットすると元に戻るので「またかよ…めんどくさ~」と思いながらリセットボタンを押した…のですが、これがうんともすんとも言わないのです。

「こ、これはもしや…壊れた?」と、とりあえず横浜駅近くのサービスセンターに持って行って診てもらったのですが、そこの店頭では原因がわからないということで、修理に出すことになってしまったのであります。

その間に使うための代替機を渡されてきたのですが、これがまたえらく昔の機種で、何だかとっても使いづらいのですよ。写真も解像度がよくないし、何しろネットへの接続が超遅いし…。

でも、これから2週間近くはこれを使わなきゃいけないので、何とかこれで更新し続けていこうと思います。多少つまんなくなると思います(今まで面白かったと自画自賛しているわけではありません)が、長~い目で見て下さいませ(泣)。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

間違いさがし

2011年10月15日 12時35分39秒 | 日記
パーティションのフロートキャンドルに火が灯りました。違いがわかりますでしょうか?(細か過ぎないか?)

無事に式が終わりました。が、この会場が宴会場の1/3くらいを区切った中に作られていたため、式が終わり次第、全セットを撤収して可動式の壁を取り払い、宴会場へとセットアップし直していました。

こういう関係のところでギャルソンのバイトなんかをしたことがある方は御存知かと思いますが、一見優雅な結婚式場もこういう場面では時間との戦いになるため、低音ながらチーフの物凄い怒号が飛んでいるのです。

お客としてこういうところに来ると、黒タキシードのチーフの方がニッコリ迎えてくれますが、あの小洒落た蝶ネクタイの裏には、実は夜叉のような顔が隠れているのであります…)゜0゜(ヒィィ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする