共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

《雫ノ香珈琲》9月限定メニュー総堪能?!

2020年09月30日 21時12分46秒 | カフェ
今日も比較的過ごしやすい一日となりました。それでも支援級の子どもたちは突発的な行動を起こすのて一瞬たりとも目が離せないため、結果汗だくになったのでありました…。

そんな勤務を終えて、電車に揺られて爆睡しながら何とかあざみ野まで向かいました。そしていつものように《雫ノ香珈琲》に立ち寄りました。

マスターさんに伺ったところ、今日で月替り限定メニューが終了してしまい、最後の一皿分だけ残っているということだったので



『葡萄のワッフル』をお願いしました。今日でお仕舞いということもあってか、先日よりもいろいろなものがマシマシになっていて、かなり食べ応えがありました(笑)。

マンデリンの水出しコーヒーと共にワッフルを堪能しながら与太話に花を咲かせていたのですが、しばらくするとどうしてももう一つの限定メニュー『レモンのパフェ』が食べたくなってきてしまいました。総摂取カロリーとして如何なものか…とも思ったのですが

「パフェも最後の一個分です。」

と聞いて



結局オーダーしてしまいました(汗)。

このパフェにあしらわれているレモンのシロップ漬けが頗る美味しくて、終わってしまうのが何だか勿体ないような気もしてしまいます。でも、こうした特別メニューはいつまでもズルズルと有り続けることより何処かで潔くスパッと終わった方がいいのでしょう。

そんなこんなで、結局《雫ノ香珈琲》の9月限定メニューのうち2品のラストを私がかっさらうことになったのでありました。きっとかなりのカロリー摂取量だと思いますが、今日はそれに見合うくらいにあちこち駆けずり回ったので良しとさせて頂きます?!
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路傍の曼珠沙華

2020年09月29日 17時35分30秒 | 
今日も涼しく過ごしやすい一日となりました。もうこのまま夏日にならずに、秋が深まっていってくれるといいのですが。

そんな思いを知ってか知らずか、今朝小学校に向かっていたら、通勤路の脇に



真っ赤な彼岸花が咲いているのを見つけました。考えてみたら先日埼玉県日高市の巾着田に行きそびれたこともあって、今年ようやく実物の彼岸花を目の当たりにすることができたのでした。

角度を変えながら何枚か写真を撮っていたら

「あ゛〜っっ!」

という雄叫びが聞こえてきたので何かと思ったら、1年生の男子に見つかったようでした。そこから盛んに

「ねぇ、何してるの?」
「何で1年生のクラスに来てくんないの?」
「次にいつになったら来るの?」

と、まぁ矢継ぎ早に質問の嵐…。

そうこうしている間に他の1年生もやって来て集まってしまったので、(本当は新型コロナウィルス対策でいけないのですが)1年生にモミクチャにされながら皆で昇降口まで行きました(汗)。

すっかり行かなくなってしまってもこうして集まってくれることには、素直に嬉しいことだと思います。あとは、その密集状態を校長先生や教頭先生に見つかって、子どもたちが怒られてしまわないように気をつけようと思います…。
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秋茗荷、頂きました

2020年09月28日 20時56分34秒 | 日記
今日からまた、小田原の小学校支援級クラスの勤務が始まりました。先週まで何処となく猫を被っていた支援級の子どもたちも徐々に本性を現してきて、いろいろな反応に翻弄されかけている自分がいます…。

そんな仕事を終えて小田原の市街地を歩いていたら、偶然にも知人と出くわしました。久々だったので積もる話をしていたのですが、その知人から

「よかったらどうぞ。」

と立派な茗荷を頂きました。



秋茗荷は夏の茗荷と比べると大ぶりで、味も夏の茗荷ほど辛くはありません。なので、素麺等の薬味にしてしまうよりも味噌漬けにした方が美味しく食べられます。

これはかつて祖母から教わったレシピですが、先ずは茗荷を洗って縦半分に切ってから、軽く塩をふって小一時間馴染ませます。味噌と味醂と砂糖を2:1:1で合わせた甘めの漬け味噌に水気を切った茗荷を漬けて冷蔵庫で一晩置くと、翌日には食べられます。

味醂が無ければ日本酒でも可ですが、その場合には砂糖を多めにすると美味しいです。味醂や日本酒のアルコール臭が気になる方は、予め煮切ってから味噌と合わせてもいいでしょう。

ご飯のお供は勿論のこと、生の茗荷とはまた違った素麺等の麺類の薬味にも良し、酒のアテにも良し。味噌ごと粗く刻んだものを白飯にのせてお茶漬けにしたり、鱈などの白身魚にのせてホイル焼きにしたりしても美味しく食べられます。

こうしたものは、殆ど幼少期に祖母から教わったものです。しかし改めて思うに、こんなメニューを喜んで食べていた私は余程シブい味覚の子どもだったのでしょうか…。

《味噌の香に 祖母を偲びて 秋茗荷》
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性格が垣間見える自筆譜〜シューマン編

2020年09月27日 18時10分40秒 | 音楽
今日も昨日に引き続き、平日な疲れを取ることだけを念頭に置いて過ごしていました。決して、ただグウタラしていたわけではありません…。

そんな中で、何もしないのも何だかなぁ…と思って、何らかのCDを引っぱり出して聴いてみることにしました。そこで出てきたのがシューマンでした。



ローベルト・アレクサンダー・シューマン(1810〜1856)はザクセン公国のツィヴィカウというのどかな田舎町で生まれました。後にライプツィヒに出てフリードリヒ・ヴィーク(1785〜1873)にピアノを師事しますが、そのヴィークの娘が後にシューマン夫人となるクララ・ヴィーク(1819〜1896)です。

ヴィークの下でシューマンは研鑽を積みますが、皮肉にも自分で開発したピアニスト養成ギブス的な機械で指を傷めてしまい、ピアニストとしての道を断念せざるを得なくなりました。そんな中でローベルトとクララは愛を育みますが、師でありクララの父でもあるヴィークが頑強に結婚を許しませんでした。最終的には法廷闘争にまで発展しましたが、結局裁判所が二人の結婚を認め、晴れて彼等は夫婦となることができました。

その後シューマンは作曲者や指揮者として活躍しました。また1834年には『新音楽時報』の創刊に携わり、音楽評論家としても活躍しました。1853年には後の大作曲家ヨハネス・ブラームス(1833〜1897)を見出し、シューマンが評論で大きく採り上げたことでブラームスは一躍有名になったのでした。

しかし、16歳の時に精神を病んだ姉を亡くして以降、次々と身内や親しい人たちが他界していくことに直面するようになってからローベルトは徐々に「死」への恐怖に取り憑かれるようになり、遂には1854年にライン川に投身自殺をはかってしまいました。辛くも一命はとりとめたもののそこから2年に渡って精神病棟での療養を余儀なくされ、妻であるクララもなかなか面会が叶わない状況が続きましたが、遂にそこから回復する事なく46歳の若さで他界してしまいました。

そんな繊細なシューマンの自筆譜のひとつが



これです。これは1851年に書かれた《7つの歌曲》作品104から『あなたは私を哀れな乙女と言う』という作品ですが、細い線と細かな音符からシューマンの性格が窺えます。

この自筆譜の右下には



クララ・シューマンによってこれがローベルトの自筆譜であることを証明するサインが入れられていて、二人の絆の深さが感じられるものとなっています。



クララ・シューマンは優れたピアニストとして有名でした。彼女はローベルトが病に倒れた中で、ローベルトや彼との間に成した子どもたちを養うために演奏旅行を計画し、ヨーロッパ各地を巡って演奏会を開きました。



上の楽譜はクララがモーツァルトのピアノ協奏曲第20番ニ短調を演奏するために書いたカデンツァの自筆譜ですが、女性の手にしては太くて力強い線に、彼女の覚悟のようなものを感じさせられます。

ところで、シューマンはヴィオラのために貴重なオリジナル作品を遺してくれています。それが《おとぎの絵本》作品113という作品です。

この曲は先程の自筆譜の歌曲と同じく1851年に作曲されたもので、当時シューマンが指揮者を務めていたデュッセルドルフのオーケストラのコンサートマスターであり、最初にシューマンの伝記を手掛けた人物でもあるヴァジエレフスキのために書かれたこと以外には作曲の経緯は分かっていません。それでも.クラシック音楽のビッグネームの一人が遺してくれたヴィオラのための貴重なオリジナル楽曲として今日に伝えられています。

そんなわけで、今日はその貴重なヴィオラのオリジナル作品《おとぎの絵本》をお聴きください(ライブ音源で観客の咳や子どもの声が入っていますが、気になさらないでください)。



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VELOCEでクリームソーダ

2020年09月26日 18時30分31秒 | カフェ
昨日までの小学校勤務の疲れが全く取れずひたすら横になっていたら、気づけば午後になっていました。自分のダメ人間っぷりに、つくづく嫌気がさします…。

今日は午後に人と会う予定がありました。とりあえず手軽なところで話をしようとVELOCEに入ることにしました。

何をオーダーしようか迷ったのですが、私は古式ゆかしい(?)クリームソーダにしました。



昭和の人間にとって、クリームソーダはノスタルジーを掻き立てられる喫茶店メニューのひとつではないでしょうか。メロンシロップという名の得体の知れない緑色の炭酸水とアイスクリームの組み合わせは、正に王道といったところです。これに、如何にも体に悪そうな真っ赤なチェリーがのっていたら完璧でした(?)。

若干甘ったるいクリームソーダを堪能しながら、いろいろと積もる話をしました。彼と別れてから、すっかり涼しくなった風に吹かれて少しだけ気分がスッキリ中を家路についたのでありました。

明日は特にすることも無いので、もう少し身体のメンテナンスに専念しようと思います。
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小田原駅のシンボル復活!

2020年09月25日 17時25分29秒 | 日記
今日も何とか小学校支援級クラスの勤務を終えました。

今日は心電図測定があったのですが、自閉症気味の子が身体に電極を着けられることを嫌がるのではないかと気をもんでしました。ところが、いざその時間になって測定室に入ると、泣いたり暴れたりすること無くちゃんと測定することができたのです。これには、一番危惧していた担任の先生がビックリしていて、帰りにお迎えに来ていた父兄に喜々として報告していました(汗)。

さて、勤務を終えて小田原駅に向かうと



JRの改札口の上に設置されている巨大小田原提灯が復活していました。今までにも目にしていたのですが、ブログにアップするのを忘れていました(汗)。

この巨大提灯は、昨年関東地方を襲った台風19号の強風で



提灯上部の紙がビリビリになってしまい、その後



しばらく撤去されたままになっていました。

そこにようやく新たな提灯が制作され



先月末に無事に改札口に復活登場しました。

今までスカスカな状態だったところへ小田原駅のシンボルとも言うべき提灯が戻ってきたのを見ると、やはりいいものです。あとは、また何らかの強風で破損してしまわないように気をつけてもらいたいと思います。
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ノスタルジーを味わって

2020年09月24日 22時10分02秒 | 日記
今日はまた一段と涼しい…と言うより薄ら寒い一日でした。吹く風はすっかり秋、いやむしろ晩秋のような冷たさを含んでいます。

心配されていた台風12号は当初東京湾を直撃するとの予報から大きく反れ、銚子のはるか沖合へと進んでいきました。昨日、小学校の一部の子どもたちは

「明日台風直撃して学校休みになんないかな〜」

などと呑気なことを言っていましたが、残念でしたね…。

さて、今日私はたまプラーザの教室の日でした。かなり風が強い中でしたが、生徒たちは全員無事にレッスンにやって来てくれました。

レッスンを終えてたまプラーザ駅に向かい、改札口に入る前に



改札の目の前にあるソニプラ、じゃなかったPLAZAに立ち寄りました。そして、



久しぶりに『メッシーノミニ』をGETしました。

私が子どもの頃、全粒粉のビスケットの上にオレンジマーマレードがトッピングされ、チョコレートでコーティングされたマクビティのお菓子がありました。基本的に私はチョココーティングしたオレンジピールがあまり好きではないのですが、マクビティのオレンジチョコビスケットは、オレンジマーマレードが本格的でない、何ならいい意味で安っぽい味がしていて大好きでした。

ただ、残念ながらそのビスケットはもうマクビティでは生産されていません。しかし、時たまそのビスケットのことを思い出すことがあり、

『できたらまた食べてみたいなぁ…。』

と思っていました。そこに生徒から

「近いクッキーがソニプラにありますよ。」

と聞いて買ってから、私のお気に入りとなっています。

ただ、この夏は凄まじく暑かったこともあって、たまプラーザから厚木までチョコレート菓子を無事に持ち帰る自信がなかったので控えていました。さすがにここまで涼しくなれば何の憂いも無く持ち帰れると判断して、久しぶりに購入したわけです。

『Messino』というイタリア語っぽい名前ですが、製造元はバールセンというドイツの会社です(笑)。また、マクビティは全粒粉ビスケットだったのに対してこちらはソフトなラングドシャです。なので食感がだいぶ違うのですが、味わいは私のノスタルジーを十分に満足させてくれるものとなっています。自宅に戻って装備を解除してひと息ついてから、ゆっくりと堪能しました。

さて、明日はまた小学校での勤務が待っています。まだまだ不安感が拭いきれていませんが、何とか頑張ってきます。
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ボリューム感たっぷり!ハムトースト

2020年09月23日 21時20分32秒 | カフェ
今日はまた、一段と涼しい…何ならちょっと肌寒いくらいの気温となりました。何しろ最高気温が21℃って、先週までなら考えられないくらいの低水準でしたから…。

そんな中、いよいよ今日から小学校の勤務では1年生のクラスから支援級のクラスへと担当部所が変わりました。

私が主に関係するのは5年生と6年生の子どもたちなので、1年生たちと比べるとさすがに落ち着いています。しかし、そうは言っても自閉症や発達障害を抱えた子どもたちですから、何かの拍子にスイッチが入ってしまって、叫んだり、暴れたり、物を投げたり、不貞腐れて寝っ転がってしまったり…。ただ、そこは授業中ですからそのまま放置してはおけませんので

「はい、今は勉強する時間。」

と、ちょっと冷たいくらい事務的に対処することで『けじめをつける』こともさせながらの一日でした。

そんな慣れないクラス運営にクタクタになりながら記念すべき(?)第1日目の支援級勤務をどうにかこうにか終えて身を引きずるようにあざみ野に向かいました。そして、なだれ込むように《雫ノ香珈琲》にお邪魔しました。

慣れない仕事で給食でチャージしたエネルギーを殆ど使い果たして空腹だったので、今日はマンデリンの水出しコーヒーとハムトーストをお願いしました。



厚めのパンに黒胡椒を効かせてソテーしたキャベツと厚切りハムがトッピングされていて、ボリューム感のあるトーストです。自家製のピクルスの柔らかな酸味も心地良く、コク深いマンデリンの水出しコーヒーと共に美味しく頂戴しました。やはり、こちらで美味しいコーヒーを頂くとホッとします。

さて、明日は台風12号の影響を受けて天候が荒れるとの予報が出されています。直撃こそしなさそうですが、秋雨前線を刺激して大雨を降らせそうなので、その動向が懸念されます。

とりあえず、大したこと無く通過して行ってくれることを願うばかりです。皆様もどうぞくれぐれもお気をつけください。
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秋分の日の御来光守@相模國一之宮寒川神社

2020年09月22日 14時45分52秒 | 神社仏閣
今日は秋分の日、秋の彼岸の御中日です。ということで今日は



知人と待ち合わせて、寒川町にある相模國一之宮の寒川神社に参詣することにしました。



太鼓橋の前で知人と落ち合ってから鳥居をくぐり、



手水を済ませて神門をくぐると



真っ白な敷石の眩しい拝殿前に出ます。さすが相模國一之宮だけあって、拝殿の規模も風格も段違いです。今日は連休最終日で天気もいいこともあってか、早目の七五三詣りの親子連れやお宮参りの家族等で賑わっていました。

拝殿の中では、数組の参拝者に向けての御祈祷が挙行されている最中でした。それを見ながら参詣を済ませると、そのまま知人と神札授与所に向かいました。

今日、ここに参詣したのには理由があります。この寒川神社は春分の日と秋分の日の年2回、



太陽が真上を通ります。そしてその日の太陽の軌道は



千葉県の玉前神社から寒川神社を通って富士山頂に至り、そこから琵琶湖に浮かぶ竹生島、京都府福知山にある元伊勢内宮皇大神社を通って出雲大社にまで達します。

寒川神社の御祭神は寒川比古命(さむかわびこのみこと)と寒川比売命(さむかわびめのみこと)の二柱とされていますが、大元は諏訪大社系の神を祀っていたと言われています。諏訪大社の御祭神は國譲り伝説で武甕槌命(たけみかづちのみこと)に追われて出雲の國からはるばる諏訪の地まで逃げ延びた建御名方命(たけみなかたのみこと)ですから、そう考えると寒川神社と出雲大社とのこうした関係も納得できます。

そして、この春分の日と秋分の日だけ寒川神社で授与されるのが『御来光守』です。



これは、先程書いた春分と秋分の日に太陽が通る道=御来光道が寒川神社の真上を通る時にだけ授与される御守です。春分の日にも頂いたのですが、今日も無事に頂いてきました。

無事に寒川神社に参詣してから、そのまま末社の宮山神社に詣でました。



こちらには須佐之男命(すさのをのみこと)をはじめとして実に十柱もの神々が合祀されていて、一説にはここが寒川神社の起源とも言われています。普段は殆ど人がいないのですが、今日行ってみたら多くの人が参詣していました。お正月でもこんな状況にはならないのですが、さすがにこの彼岸の御中日という日には人々を惹きつけるものがあったのでしょうか。

参詣を終えて知人と暫し語らってからそれぞれに帰路に着くと、



駐車場の一角に秋の七草のひとつである萩の花が咲いていました。そう言えば吹く風も涼しさを増してきて、一段と秋を感じるようになってきました。

さて、明日からいよいよ新しい環境での就業となります。知らない教室ではないとは言えやはり不安は消えませんが、とにかく今日頂いた御来光パワーを糧にして、自分で出来るだけのことをしてみるつもりです。
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久々の中東音楽ワークショップ

2020年09月21日 19時48分25秒 | 音楽
今日は午後から代々木公園に出かけました。今日はこちらで、2月に開催したきりコロナウィルス対策でずっと延期になっていた中東音楽のワークショップが久しぶりに開催されるとのことで、楽しみに出かけて行きました。

公園に着くと



既に参加者が思い思いに楽器を広げて、早速セッション会の様相を呈してきました。

コロナウィルス対策ということもあってか、今回は笛の参加者は一人だけで、あとは



リュートのルーツといわれているウードや



トルコの撥弦楽器カヌーン、



ダルブッカ(左)やダフ(右)、レク(アラブのタンバリン)といった打楽器群が参加していました。

私は一応、前回2月に開催された時に頂いていた《Samay Bayati》の楽譜を持っていったのですが、始まってみるとそれ以外の曲は全く知らないものばかり。なので、皆さんが

「次は○○をやりましょう。」

と合わせている中で、私一人がアワアワしながら初見の楽譜と首っぴきになって、どうにかこうにか皆さんにくっついていくのが関の山でした(汗)。

しかし、17時に始まったオープンエアでのセッション会は気づけばどんどん日が暮れてきて



段々と楽譜を見ることそのものが辛くなってきてしまいました。当初はサーランギ(アラブ圏で用いられる弦楽器)の代わりにくらいなれればと思っていたのですが、もとで皆さんのように曲そのものを知らないし、日暮れと共に段々と夜目が効かなくなってきてどんどん楽譜が見えなくなってきてしまいました。なので、今日は皆さんのセッションの足手まといにならないように、私は途中から撮影隊に徹することにしました。

そのうち



気づけば空に月も出てきて、辺りはすっかり宵闇に包まれていい雰囲気。それでも





セッション会は益々盛況の度合いを増していき、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。

今回、コロナ騒ぎが沈静化したことを受けて試験的に再開したとのことでしたが、終了後、月1くらいで定期的に集まる機会を持とうということになりました。場所はまた代々木公園になりそうなので、これから日暮れが早まることも視野に入れて、もう少し早い時間から集まることにもなりました。

個人的には、先ずは皆さんの足手まといにならないように代表的な曲を覚えることから始めようと思います。せめて、皆さんといろいろ手合わせして頂けるレベルに達しないと、どうにもならないので。

道のりはまだまだ長く遠い…。
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見たかったけれど…

2020年09月20日 17時00分02秒 | 
秋の彼岸に入って、日増しに涼しさが感じられるようになってきました。昨日眠れなかった分なのか、今日はゆっくりと眠れたような気もしています。

今日は本当なら埼玉県日高市に出かけるはずでした。以前にも行ったことがあるのですが、日高市の高麗川沿いにある巾着田というところでは毎年この時期になると



広葉樹林の中に夥しい数の曼珠沙華が咲き誇り、多くの観光客が訪れています。上の写真は2016年に一人で行った時に撮影したものです。

今年、久しぶりに友人と行ってみようと思っていました。しかし、事前に日高市のHPをチェックしてみたところ、何と新型コロナウィルス対策として、人が密集してしまわないように全て刈り取ってしまったというのです!

さすがにこれでは行く意味が無いと友人に知らせたところ、かなり楽しみにしていたこともあってか友人はガッカリ。でも

「まぁ、こんな御時世だし仕方ないよね…。」

と力無く言っていました。

本当なら



木漏れ陽に照り映える一面の曼珠沙華を彼に見せてあげたかったのですが、何しろ敵はウィルスですから、こればかりはどうしようもありません。



この巾着田も、昨年の台風19号で高麗川が氾濫した際にかなりの曼珠沙華の球根が流されてしまったらしく、地元の人たちの尽力で新たに球根を植え直したりしてこの時期に間に合うよう備えていたそうです。それだけに、折角植えた曼珠沙華の花を全部刈り取らなければならなかった関係者各位の思いたるや、想像すらできません。

今までにも新型コロナウィルスは、数々のイベントごとを中止や延期に追い込んできました。しかし、まさか花まで刈り取らなければならなくなるとは…。

せめて来年の今頃には事態が沈静化して、またこうした光景が憂いなく楽しめるようになってくれることを願わずにはいられません。
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イングリッド・ヘブラーのバッハ《フランス組曲》を聴いて

2020年09月19日 20時30分18秒 | 音楽
今日は朝から気分が優れず、ほぼほぼ横になったままボーッとしていました。眠ろうと頑張ってみるのですが、昨日の子どもたちの泣き顔が目の裏に浮かんできてしまって、どうしても眠れないのです。

6月から関わり始めてたかだか3ヶ月ちょっとの短い間でしたが、そんな短期間でも1年生の子どもたちとの関わりは、気づけば浅からぬものになっていました。

コロナウィルス対策だと説明してもすぐにマスクを外してしまう子もいるし、走るな!と何度注意しても廊下を走る子もいるし、おしゃべりがどうにも止まらない子もいるし、授業中にすぐに音をあげて「わかんな〜い…」「できな〜い」と甘ったれてくる子もいるし、授業の流れをぶった切って自分語りに持ち込もうとする子もいるし、クラスメイトにすぐに手が出て担任の先生にしょっちゅう〆られる子もいるし、毎日何らか忘れ物してくる子もいるし、豆腐メンタルですぐに頭やお腹が痛くなって泣きついてくる子もいるし…良くも悪くもそれぞれに個性的な子どもたちとの毎日はなかなか楽しいものでした。それに終止符が打たれ…るわけではないのですが、それでも今までほどにはあの子たちと関わらなくなると思うと、やはり寂しさを覚えずにはいられません。特に

「先生が(1年生の教室に)来ないなら、もう学校に来ない!」

と泣いた男子の顔が脳裏に焼き付いてしまっていて、つい涙腺が緩みそうになるのです。

これで何らか仕事でもあればどうとか気も紛れたかも知れないのですが、今日から4連休になってしまったためそうもいきません。正に最悪のタイミングでの連休突入です。

眠れずにボンヤリしながら、それでも身体を起こして椅子に座りました。だからといって特に何をするわけでもなく、しばらくそのままの体制でじっとしていたのですが…。

しん…とした家の中の状況に耐えられなくなって、何か心の安らぐ音楽を!と思い立ち、押入れを探りました。そして出てきたのが、オーストリアの女流ピアニスト、イングリッド・ヘブラーが演奏するバッハの《フランス組曲》でした。

イングリッド・ヘブラーはモーツァルトを得意とすることで有名なピアニストですが、これはヘブラーが1980年に録音したバッハの《フランス組曲》です。我が家にはこの録音のLPレコードがあるのですが、ヘブラーの優しいバッハの音色は、疲れた心にじんわりと染み入ってきて安らぎます。

このレコードは、心を落ち着かせたい時によく聴いています。東日本大震災があった時にも、未曾有の大災害を前にして不安な心持ちになっていた中で聴いたヘブラーの《フランス組曲》に、どれだけ心癒されたことか…。

全6曲ある《フランス組曲》の中から、第4番の動画を見つけたので転載しました。土曜の夜に、暖かな日差しのように優しいヘブラーのバッハに耳を傾けてみて頂きたいと思います。


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さよならじゃないけど…

2020年09月18日 19時55分42秒 | 日記
今日も小田原の小学校での勤務を終えてきました。

ただ、今日はちょっと特別な日でした。というのも、来週から私は学内で配置換えとなり、1年生の教室に常駐することが無くなるのです。

契約当初、この1年生サポートの非常勤講師の職は今日までのはずでした。それが、神奈川県から新たな予算がついたことで来年の3月末まで契約が伸びることとなりました。

ただその代わり、以前にも書きましたが私は連休明けから支援級(昭和時代でいう特殊学級)の養護教諭サポート担当に変わることになったのです。なので、1年生と濃密に関われるのは今日が実質最後でした。

そのことは数日前から子どもたちに伝えてありました。しかし、いざその時を迎えると状況は急変したのです。

「1年生のみんなと朝から帰る時までずっと一緒にいたり、みんなと給食を食べたりするのは今日が最後です。来週からは新しい先生が1年生に来て、先生(私)は支援級のお手伝いに行くことになりました。」

「6月からみんなと一緒にお勉強ができて、先生はとっても楽しかったです。これからはあんまりみんなのところに来られなくなりますが、新しい先生とこれからもお勉強頑張ってくださいね。」

と、極力サラッと子どもたちに伝えたのですが、直後から

「なんで?!」「ヤダ!」「行かないで!」「ダメ!」

とブーイングの嵐。中には泣きながら飛びついてくる子(主に男子)までいて、教室内が騒然となってしまいました。しかも、私は3クラスあるうちのひとつにいたのですが、騒ぎを聞きつけた他の2クラスの子どもたちも泣いたり怒ったりしながら乱入してきて、収拾がつかなくなってしまったのです。

あまりの混沌ぶりに戸惑いながらも

「いや、だからこの学校からいなくなっちゃうわけじゃないし、同じ建物の中にはいるから全然会えなくなるわけじゃないからね(汗)。」

としどろもどろで説明するも事態は全く収まらず、しまいには

「先生(私)が来ないんだったら、来週から学校来ない!」

と号泣される始末…。

とにかく担任の先生方が何とか事態を収束させてくださったものの、帰り際に妙に子どもたちを落ち込ませてしまいました。

「来週、ちゃんと学校来てね…?」

と伝えたものの、何となく不安が拭えません。

そして私は、いよいよ来週から支援級の子どもたちのサポート役に就任することとなります。今までにも交流がある子たちばかりで全く知らない子たちではないのでその点では心配無いのですが、養護教諭の資格も無い私に果たしてそんな大役が務まるのか不安でいっぱいです。

今日、支援級の担任の先生から、

「来週子どもたちが登校してくる前に作戦会議をしましょう。」

と呼びかけられました。一体どうなることか分かりませんが、とにかく担任の先生の指示を仰ぎながら自分にできることを精一杯やってみようと思います。
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今年も出ました!月見バーガー

2020年09月17日 22時30分03秒 | 日記
今日は幾分蒸しました。ここ最近すっかり秋めいてきていることに油断すると、グッタリしてしまいそうになってしまいます。

今日は、いつもよりだいぶ早くたまプラーザに到着してしまいました。そのまま教室に行ってしまってもよかったのですが、ちょっとお腹が空いたのでショッピングモールの中にあるマクドナルドに行くことにしました。

お月見近くのこの時期にマクドナルドに登場するのが



『月見バーガー』です。ハンバーガーに目玉焼きとベーコンがのった、この時期限定メニューです。

元々私はファーストキッチンのベーコンエッグバーガーが好きなのですが、私の行動圏内にファーストキッチンが無い(かなり昔には厚木にもあったのですが、だいぶ前に閉店してしまいました)ので、それにかなり似かよったこのバーガーをその代替商品的に楽しんでいます。

両者は本当に、驚くくらいに変わりません。相違点と言えば、ファーストキッチンがケチャップでマクドナルドがオーロラソースということくらいでしょうか。

小腹を満たしてから、ちょっと落ち着かせて教室に向かいました。本格的な秋の到来に伴って、いろいろな美味しいものが増えてくるのは嬉しいことです。

今年の中秋の名月は10月1日㈭です。
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爽やか!レモンのパフェ

2020年09月16日 21時25分06秒 | カフェ
今日も比較的涼しい一日でした。もう秋のお彼岸ですから、そう考えれば自然なことと言えるでしょう。

今日もあれやこれやあった小学校での勤務を終えて、そのまま一路あざみ野を目指しました。そして、水曜日のお約束の《雫ノ香珈琲》に立ち寄りました。

今日は久しぶりに水出しコーヒーにありつけました。一頻り堪能してから、今日は新しくメニューに登場したパフェをお願いしました。それが『レモンのパフェ』てす。



先日までメニューにあったレモンのワッフルを引き継ぐかたちで登場した新メニューです。

バニラアイスやレモンシャーベットの上に生クリームの代わりにサワークリームがトッピングされ、自家製のレモンのシロップ漬けがあしらわれています。適度な皮ごとレモンの苦味とシロップの甘さがちょうどいい感じで、爽やかな印象が強いパフェです。

私はレモンピールがそんなに得意ではない方なのですが、このレモンのシロップ漬けはかなり美味しいので普通に食べられました。季節限定メニューなことが勿体ないようなパフェです。

美味しいパフェを頂いていたら、強烈な通り雨が降ってきました。すぐに止んでしまったのですが、その雨を境に一気に外気温が下がりました。

こうして、秋は着々と深まっているようです。
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