帰省の思い出・・・Ⅰ

　　”日本の近代化を支えた銅の精錬
　　　　　煙害対策として瀬戸内の島々がその任務を担ったという
　　　　　　　ここ犬島もそのひとつ　故郷から何時も眺めていて　初めて行った！”

１３日から今日１５日まで生まれ故郷の”日本のエーゲ海”こと牛窓と岡山に行って来た。
ＢＬＯＧで紹介していた高校時代の同窓生３人お嬢ちゃんの合同展を機会に・・・
久しぶりに逢う親しかった友人と連絡を取り、思いがけず出逢えた同窓生としばし
思い出話に花を咲かせた。

時間はある！とのＣＭ通り、帰りはの～んびりＪＲローカル線を乗り継いで高校が
ある西大寺で友人と５年ぶり（？）の再会。
翌１４日は天気が悪いと予定を変更して、友人がツァーガイドを務める犬島という
瀬戸内海に浮かぶ小さな島に出来たミュージアム見学に行く事とした。

この島は子供の頃から見慣れていて、しかも高校時代に同窓生もここから来ていた子がいた。
小さな島に煙突が何本も立ち並び、結構画材のモチーフになってたのを思い出した。
それを思い、いずれ描こうといっぱい写真を写してきた。

その２


　　　　　　　　　　その３
　　　　　　　　　　

その４


　　　　　　　　　　その５
　　　　　　　　　　

いま、この島の人口は６４人とか・・・しかもご多分に漏れず老人が主という事らしく
全国で抱える過疎の問題があるらしい。
そんな中、友人は結構村人と顔見知りで、村中を歩いているとなんと老人達が庭先で宴会中！
いいなぁー思い描く田舎暮らしの中のシーンである。
お酒を勧められたがぐっっと我慢！同窓生の消息を聞いたりしてつかの間の出逢いと会話を楽しんだ。

フェリーで５分ほどの距離の島！ミニミニで島人がみんな知り合い！助け合い・・・
いいなぁーと思いつつ本土へ（？）
合同展は６時までということで間に合うと岡山に向かい観覧して来た。

みんな恰幅がいいというか、貫禄があるというか、お父ちゃんを凌いでいるというか
しっかり生きてきた証を体と作品にしっかり出している。
書、絵文、絵画、写真・・・見ながら、う～む！頑張ろうと思いっきりその気になった！

書家のお嬢ちゃんは故人となったご主人のいろんなところへの写真撮影について行き
その作品に書を添える形の作品構成と、力強い書の作品を出展。小さな体のどこに
そんなダイナミックな力を持っているのかと驚く！

作品１　　力強い書


　　　　　　　　　　作品２　故人となったご主人の写真に書を添えた作品
　　　　　　　　　　

絵文を出展していたお嬢ちゃんの作品もほのぼのとはんなり、気持ちが和むいい作品を
出展しておりホッと人生に疲れた身を和ませてくれた。


最後は絵画を出展したお嬢ちゃんの作品から・・・アクリルチョークを使いシャガール調で描いており
いい味が出ていて話を聞くともう随分永く描いており、毎年有楽町で個展を開いてるとの事・・・



学生時代には想像も出来ないくらいの特技に感動して見とれた画伯でした！
よ～し！おらも頑張ろうぉ～・・・