”1200年の都を、自然を残し流れる 鴨川
多くの人々の血を流し 多くの人々を憩う
なんて素敵な街なんだろう この川を抱く 京都は・・・”
昨夜、京都大学大学院の”花山天文台”一般公開に応募し、見学して来た。
生憎の曇りで、生の天体観測は出来ませんでしたが、なにしろご隠居、天体観測が
大好きでして、機器が見れるだけでも興味深々楽しみでした。
夕方6時45分、地下鉄東西線蹴上駅1番出口で待つのだぞ!と、メールで案内を
貰っていたので、自宅を6時過ぎに出発。
空を見上げると、時々雲が切れているようでしたが、お月さんは見えない。
シャトルバスがなかなか来ない。 見学者と思しき人々が15名ぐらいいたんで
心強く待ってて、7時にやっと迎えが来た。
普段、川沿い遊びのたび山を見ると、天文台が大小2個見えており、あそこやろなと
見当をつけていた場所に、マイクロバスが着く。
受付を済ませ、時間待ちしてると、イロイロな虫の音がやかましいぐらい聞こえる。
天文台ドームに入る前に、口径10Cmの天体望遠鏡で山科市内の夜景を見学。
最初に覗く・・・天体望遠鏡なので覗いた像は天地逆である。
久しぶりに望遠鏡を覗いた。
(口径10Cmの天体望遠鏡を覗く) (天文台から見る山科夜景・・・ちょっとブレた!)
ご隠居、口径5Cm程度の天体望遠鏡を持っており、現在のこの住まいの前は
10階建ての公団住宅に住んでおり、ベランダから”土星”が見えた時は大興奮!
思わず、当時4~5年生の長女を無理やり起して見せたものです。
いよいよ、この天文台にある45Cmの屈折望遠鏡とご対面。
ドームに入って行く。 ドームは直径5メートルぐらいか、15名程度でいい加減でした。
大学院生の説明を聞き、ドームのぐるりを回って、山科市内の夜景や京都市内の
少し見える夜景も楽しむ。
(45Cm屈折望遠鏡とドーム内部) (講義風景)
フォークリフトのような台に乗り、5名づつ望遠鏡のTOPを覗く・・・
我々は最終組らしく、講義の時間を少しずらして貰い見学を終え、台長である
柴田教授による、月に関する基本的な講義を受けた。
残念ながら曇り空でしたが、久しぶりに天文に興味を戻してくれた夜でした。
※京都大学大学院理学研究科附属花山天文台
S4年設立というから、76年の歴史だとさ!
※今日の水彩画は、鴨川に架かる橋で洋館がある
以前から描きたくて写真撮りしていた風景です。
本日(06.10.30)17:43頃。姫路市北部の
西空で、0.3~0.5秒?くらいでした。
いい年をしていながら一人で感激していました。
少ないので、星を見てない・・・
姫路だと星の数も多いんだろなぁー!