悠遊自適

団塊世代でいち早く世捨て人に・・・!
ゆったり遊び、何事にも心煩うことなく過ごす術の開発と
記録を綴る。

歴史散策・・・人も歩けば

2006年07月29日 19時58分52秒 | 京都散策
午後から気候が悪くなるといったお天気情報が当たったようで、比較的に
爽やかな午前中、昨日よりも更に山科から伏見にかけての南地域を  で
ウロウロしていたら、住宅地のそれも玄関脇に、「ごめんやっしゃー」といった
感じで「碑」が現れた。鴨の長明 方丈石 て・・・
ほんまに、なんでこんな所にって感じで・・・思わずパチリ!

そうです!あの歴史で勉強した「方丈記」に関わる史跡ですよぉ~!知ってますよねっ!
 冒頭の文をみれば思い出すでしょう・・・ちょっと紹介ね!

「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、
かつ消えかつ結びて、久しくとゞまりたるためしなし。よのなかにある人とすみかと、
またかくのごとし」

まぁー例によって詳しくは各人、NETで調べてよねっ 

道標に従って山の方面に入って行く、段々上り坂になるんで  を降り押して歩く。

こんなぁーって場所に、運動場などの施設が造られており、そこに立ってる道標に
笑った! 「なにぃ~これっ!」・・・「あばれヶ原にごちそう広場」って!

(鴨長明が方丈記を著した庵を結んだ大石=方丈石への道標)     (面白い看板)


話し変わって解説版によると、長明がここに住んだのは58歳から亡くなる62歳までとのこと
だそうです。
この地は、伏見区日野と言われ日野氏の栄えた地域で、この後も別の史跡に遭遇。

で、この面白看板に従いご馳走でもと右に進むと、いよいよ方丈石への山道にかかるところで、案内板が
あと、250メートルって! う~む ちょっときっついなぁー・・・やめよっか!と、
逃げの気持ちが動く。

 を置いて、水を一口ゴクっと飲んで、山道に入る。
なんせ、ぶらっと出て来たいでたちで、しかも昨夜の夕立で山道がまだゆるい状態の中、
なんとも情けない格好で、よちよち登ってく・・・ あれっ!道が・・
崖崩れで塞がってるぅ~! たよんないサンダル(?)でよっこらしょっと越える。

(いよいよ山道への道標)                     (若干ぬめる山道)


(崖崩れで道が塞がってた・・・)                 (こんな履きもんで来たのに・・・)


なんだかんだとボチボチ登って、やっと方丈石だと記されたよれよれのしるしがあった。
まぁー方丈って言うぐらいなんで、3メートル四方の庵が乗っかる石である。
ふ~ん!って、ご隠居素直に・・・・
記念の碑と解説石が建ててあったんでUPでご紹介しまっす!

(はぁーはぁーふぅーふぅー・・やっと辿りつく、下から)     (上から・・)


こんな山ん中まで入って見に来る奴もご隠居だけのようなので、すぐにスタコラ下る。

今度は下り坂なんで、 での移動の気持ちが良いこと! 颯爽と風を切って・・・
次に遭遇したのはこじんまりしたお寺? みたいな建物があったんで寄ってみた。
碑によると、あの親鸞さんが生まれた地だって! へぇー・・・

(親鸞生誕の地の碑が・・・)                   (かわうそ?んっ・・なんだ犬か!)


お寺は親鸞さん誕生の地にちなんで、日野の誕生院だって! すぐ側には法界寺と
いう日野氏の菩提寺があったが、拝観料が要るんでグルッと周りを見ただけで帰る。

帰り道は川沿いで、んっ!かわうそ?と見てると、なぁーんや犬やった

12時丁度に帰宅出来た歴史散策ツアーでした。 ちゃん チャン!
やっぱ!京都は歴史の宝庫やナぁー・・・平安時代から現在までぇ~