悠遊自適

団塊世代でいち早く世捨て人に・・・!
ゆったり遊び、何事にも心煩うことなく過ごす術の開発と
記録を綴る。

京都哲学の道ミステリー蛍狩り事件・・・

2006年06月07日 22時21分26秒 | 京都散策
んっ! てな、怪しいもんは、山村美沙か西村京太郎原作の火曜ミステリーか
土曜ワイドのタイトルや!

たった今、帰宅しました。
そうです・・・ホタルを見たいという衝動にかられて、京都市内、哲学の道に
ホタルが飛ぶということは、何度もここを歩いていて碑に記されているので、
いつか見に来ようと思っており、行って来ました。

で、夕方は6時40分頃に家を出て、地下鉄東西線蹴上駅で下車、ここから
歩いて、南禅寺→チョット裏道に入りお屋敷地帯に・・・日暮れてかなり暗い
中、歩いているのは小生のみ! 

ふっと出会ったオープンカー・・・きれいな女性を乗せて、運転している男性も
すご~く男前であった、まるで絵に描いたような・・・

門灯や街灯の薄明かりに浮ぶ、邸宅の木々・・・固定資産税が大変やろナぁー!
と、馬鹿なことを考えている!

(そんな雰囲気をと写真撮影・・・見にくいねぇー! 


南禅寺から永観堂に至る道沿いに「野村美術館」があり、この野村別邸の裏に
今時分咲く、杜若?・・・今日は夜なんで一応フラッシュを焚いたが、やっぱり
無理があった!(UP写真で)

哲学の道にかかった頃は、もう日も暮れてかなり薄暗く、シメシメこれならホタルが
飛び回ってるやろナぁー・・・と、ほくそえむ

 でもぉ~人がいないのはどぉいう訳ぇ~!っと、突っ込むぐらい
だ~れもいない 
ちょっとこわっ!っと、思いつつ歩き始める。
途中に、遠い昔の皇族のお嬢様のお墓がある! 
ちょっと足早に通り過ぎた・・・

薄暗い中、やっと向こうの方から人影が・・・あっ!間違いなく不倫カップルや!
と、思いましたねぇーとっさに! 不自然に手ぇーつないでた

ジッと川面や向かい岸の草木を見つめながら進んで行くも、1つもホタル特有の
点滅するなんとも言えない青っぽい灯りがない
たまぁ~に見つけるのは、時々すれ違うアベックばっかし! 

こんなに遅く、犬の散歩をしていたばぁーちゃんにホタルの出の様子を聞いた。
「気候の所為か今年はまだ見ませんよぉー」って、なんじゃこりゃー!
途中でやっぱし犬の散歩のじーちゃんが入って来て、本当に今年はダメじゃー!って
くぅ~ ばぁーちゃんが言うには、4~5年前までは怖いくらいホタルの飛ぶ
灯りがあったそうです。

本当にホタルの乱舞があるんやなぁー! なかば、碑に書いてあるのは大げさやなぁーと
思っていましたが、今夜の話で信じました!
じーちゃんが、ホタルが飛び出すと京都新聞の朝刊に出るよ!って!
そうなると、人の波が押し寄せてこんなひっそりとする事はないってさ!

て聞いたんで、帰ることにして心残りの気持ちで川面を眺めていたら、居ました 
青白い灯りがふわっふわっと飛んでいました 1匹だけやけど!
おぉ~! 小学生の頃以来に自然のホタルが飛ぶ姿に遭遇! 感動!
デジカメで撮影をと構えるも、あまりにか弱い灯りなんでファインダーに写らない!
でも、もしかしてと何枚か勘で位置を決め写すも、残念!写ってなかったよぉ~

帰り道もすれ違う人は無く、時折涼しい風が襟元をかすめる! 怖わっ! 
ミステリーやのぉ~!