登り口のおおよその見当はついていたので車を道路脇に停めて歩き出す。案内表示は「稚児落とし一般コース」と「稚児落とし近道」があったので、どうせ尾根まで歩くなら近い方がいいだろうと左手の近道コースを選ぶ。
一応標識はある物の道は不明瞭でとうとう道がなくなってしまった。引き返そうと下っていたら赤いリボントレースがあったので登ってみることに。しかしとてもまともなハイキングコースとは思えない。
足を滑らせたら大けがはしないものの、ダメージは受けそうな斜面など幾つかあって歩き始めて1時間程でいきなり展望の良い尾根にひょっこり出た。そこが稚児落としの岩場の上。
岩場の上に座り込んでペットボトルに入れて凍らせたポカリスエットを「もう辛抱たまらん」とばかりにごくごく飲んで(一気に飲むと余分な汗が出るだけなのだが)、下から吹き上げてくる風に当たって大休止。
一息入れた後お湯を沸かしてコーヒーブレイク。至福のひととき。
昭和初期(戦前)のことではと、ゾッとしました。
ぜひ、歩いてみたい所です。
最寄の駅は猿橋駅か大月駅ですね。