「コーヒー屋さん、出来たらいいよねぇ・・」と、よく考える。
そんな夢見る乙女ぢゃあるまいし、
「でき鱈」とか「やり鯛」程度で、この厳しいご時世、成功などマグレでもあり得ない。
まぁ、「やり鱒!」ぐらいで初めてスタート点に立つ事が出来るのものの、それでも成功率はよくて1割。
喫茶王国・岐阜に住みながら、あまり美味しいコーヒー屋さんに出会ったことがない程度の動機ではどう考えても甘い。
コーヒーに対する問題意識と、市場調査の上に立脚した、自分にしか出来得ない独自性と創造性。。
アタシの場合、伝道に対するこのような思いが、コーヒーに対しては全然なく、ただ単に好きなだけ。
こう考えてみると、職業は実に適材・適所であることを思わされる。
と、ところが、聖書はこう語るのである。
「一つの事を掴むのは良いが、他の事からも手を離してはいけない。神を畏れ敬えば、どちらをも成し遂げる事が出来る。(伝道の書7:18)」
だと。さっすがいいこと書いてあるよなぁ~~聖書は~!
なので、趣味ではなく、お金が取れるコーヒー屋さんを教会でやる。どうよ?
教会って、一般社会との接点がなきゃダメだからね。そのきっかけとしてはかなりいいアプローチでしょ。
勿論、喫茶マスターの座はアタシのものだが、他に適材人物がいたら、シブシブ引き下がる覚悟でいるので、
この企画に賛同してくれる方がおられたら、是非、ご一報いただきたいのである。
さて、そんなワケで、家でもキューリックより美味しいコーヒーを飲みたいと思ってるあなた、また、家の教会に来てくれた人たちを、コーヒーでもてなしたいと願っている真摯なあなたのために、コーヒーの美味しい煎れ方(ドリップ)のごく基本を、いくつか伝授しておく。(こういった情報もセル教会には必要なのだ)
コーヒーの粉とお湯の割合は、10gに100ccが基本。いつも使うコーヒーカップの容量を計り、メジャースプーンを用意しておくと良い。
ドリップは、つくる量によって、2−3人用なら1つ穴。4−6人用なら3つ穴が良い。(それだけでも味が変わる!)
お湯は沸騰させてカルキ臭さを取り、ヤカンから注ぎ口の細いコーヒーポットにお湯を移す。
コーヒーポット、コーヒージャー、コーヒーカップは、事前にお湯で暖めておく。
(ヤカンコーヒーポットコーヒージャーコーヒーカップ。移すごとに約6cずつ温度が下がり、最後には75c程になるが、コーヒーの香りと味わいが引き立つのはこれぐらいが良い)
先ず、下に落ちないほどのお湯を粉全体にすばやく回すように入れて、約20秒間ほど蒸らす。(新しい豆ほどこの時に膨れる!)
蒸れたら、粉の上に「の」の字を書くよう、お湯を直接紙にかけないように、ゆっくりと回しながら入れる。
お湯は途中で落ち切らないように、ドリップ内に最後までお湯が満たされているようにする。
粉の上に浮き出て来た白いものはコーヒーの灰汁なので、それはドリップ内に残すようにする。
お熱いうちにいただく。
別にコーヒーに限らず、「面倒くさい」この言葉が出た段階で、セルリーダー失格。
「コーヒーひとつまともに煎れられなくて、人を愛せるワケないダロ!」と言ってしまうのは アタシの悪いクセだが、
でもまぁ、どうせ煎れるなら、美味しい方がいいでしょ。お好きな人は精進してみてちょうだい。God Bless!
Blessings from Hanford CA