エンジェル田中のホボ毎日記

☆私たちは何を知り、何を祈り、何を伝えるべきなのか? 大衆伝導師“エンジェル田中”が語るレアな聖書メッセージ!

謹賀申年 Ⅱ

2016年01月07日 | 日記

やっておりましたぁ~~"映像の世紀!" 元旦午前0時から午後2時半まで!
さすがのアタシも全部は見ておりませんでしたが、初回放送時はビデオに撮って必死で見てました。あれから20年~~~!!! あの頃からクリスチャンでしたし、歴史に興味があったし、ユダヤ近代史も熱中して調べてましたが、もし今のアタシが20年目とおんなじことを言ってたとしたらアホですわね。

「あれから自分はどんだけ成長したのかしらん?」と考えてみますと、はなはだ心もとないのですが、“20年前はかなりアホだったなぁ~”と、我ながら思うといふ事は、そう思った分だけは成長しているのだろうという事になりますでしょうか。辛うじて。

皆さん、アホと無知からの脱却というのは、かなり時間がかかる作業です。無論、現在もアホ修正継続中なのですが、ただでさえ時間がかかるのに、案外自分はアホなんだという客観的事実に気付いてない人は、成長はそこで停滞しているワケですので、そこの所はお互い気を付けなければなりません。

さて、今回番組を見ていて、「そんな事があったのかぁ~」と恥ずかしながらはじめて知った事がありました。それはナチス崩戦後、累々たる死体が積まれている生々しいホロコーストの現場を、ドイツの一般市民が証人として見せ回させられたという出来事。その時の映像が残されていた訳です。

その理由はおそらく、戦後70年たった今でも、未だに「やった!」、「やってない!」なんて事で揉めてる訳でしょ、日本と韓国は。そんな無駄な事を回避するためでしょう。歴史的事実をどっかの国の都合で湾曲させられたらたまったもんじゃない。その意味で、連合軍指揮官の判断は賢かったです。

新年早々、何こんなキツイ話しをしているのかと言うと、一つ知っておいてもらいたい歴史的事実があるからです。それは、19世紀末に起きたポグロム(ユダヤ人虐殺)、アルメニア人虐殺(200)、コンゴ人虐殺(1500)からはじまり、第一次大戦(1500)、ウクライナのポモドール(1500)、韓国の保守連盟事件(120)、カンボジアの虐殺(170)、ルワンダの虐殺(100)・・(  )内の概算数字は被害者数で全て万単位。第二次大戦と中国の文化大革命にいたっては、もはや何人殺されたら数えようがないくらいの人々が一気に殺されました。

このようなジェノサイドが21世紀の今日、現在進行形で続いているのは、言わずもがなシリアです。人口1800万人の国で、4年間で22万人が殺され、800万人が国内難民、400万人が国外難民の状態が今でも加速しながら続いています。パリのテロ事件を知らない人はいませんが、この事件で殺された人以上の数の命が、毎日、シリア近辺で失われているという現実。言うまでもなく、アタシたちクリスチャンも例外ではありません。今までの人類史上で殺されたクリスチャンの数を全部ひっくるめた数以上のクリスチャンが、20世紀に殺されました。それが何を意味するのか?ポグロムを発端にイスラエルが建国された1948年5月から、遂に終末への秒針が動き出したのです。

この番組(映像の世紀)のトーンが、どうしようもなく暗いのはいた仕方がない。これだけ大勢の人が一度に殺された時代なんて過去になかった訳ですから。アタシたちの課題は、このような歴史的事実を知り、それをビブリカルな視点から日常生活に適応させる事。多くのクリスチャンが、自分たちの周りの事しか見えておらず、こうした全体的な歴史の流れが分かっていない。20年前のアタシもそんな輩の一人だったので、よく分かります。自分たちの感心事ばかりに執着していないで、この時代、イエス様の関心事は何なのか?という事に注意を払う。そこん所をよく考えて、最大限ポジティブに成すべき行動する一年に致しませう。ハレルヤ


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