世の中には色々なバトンがあるもんで(笑)、今回のバンドバトン、ここちゃんから回ってきたものである。指名を受けてからかれこれ一ヶ月、すっかり遅くなってしまったけど、ここちゃんは最近“心ここにあらず”状態なので、きっとこのバトンの事は忘れてるだろうから、叱られないで済むだろう(笑)
さて、指名されるにあたって、「やっぱりフォリナーですか?」と言われてしまったので、フォリナーでいく(笑) で、この画像はフォリナーの記念すべき1stアルバム(1977)のジャケットである。小さくて分かりづらいけど、メンバーは向かって左から、
ルー・グラム(Vo)
エド・ガリアルディ(Bs)
ミック・ジョーンズ(G)
アル・グリーンウッド(Key)
デニス・エリオット(Ds)
イアン・マクドナルド(G,Sax,Fl)
この6人がフォリナーの栄光のオリジナル・メンバーであり、エドが抜けイアンとアルがいなくなりルーまで脱退したけど戻ってきてデニスが辞め戻ってきたルーもやっぱりバンドを離れて、現在残っているのはミックだけである。この顔ぶれの時期が黄金期なのかどうかは人によって捉え方が違うだろうけど、個人的にはやはり1stが好きなので、今回のバトンはこのメンバーで進めさせて頂く。
では、いってみよう。
【好きなメンバー二人】
のっけから難問だ(爆) 好きなメンバーって言ってもねぇ...全員好きっていや好きだからなぁ。でも、
デニス・エリオット
ルー・グラム
この二人という事にしておこう。何故かって? デニスはドラマーだし、ルーはボイス・オブ・フォリナーだからだよ(爆)
【好きなメンバー二人へのメッセージ】
デニス・エリオット様
いつの間にか引退して、木工アーティストになっていたのには驚きました。今も木工アーティストをしてるのでしょうか?
堅実だけど決して地味ではないドラミング、実はかなり影響されています。またミュージックシーンに戻ってきて欲しいです。あなたにファーストキスを奪われた女性も待っています(笑)
ルー・グラム様
病気のせいとはいえ、この頃の面影は全くなくなってしまったのは残念でなりません。でも、ファンからすれば生きて活動しているというだけでも嬉しいもの。フォリナーを飛び出して自身のバンドでツアーなどされているそうですが、是非来日を、とまでは言いません。せめてアルバムを作って欲しいです。
ふぅ、こういうメッセージって苦手なのだ(爆)
【思い入れのある曲3曲と理由】
来たな。好きなメンバーを選ぶ以上に難しい質問だ。3曲なんて選べる訳ねぇ~だろ(と八つ当たり)
Feels Like The First Time/衝撃のファースト・タイム
なんつったって、栄光の1stのオープニングを飾るこの曲、とにかく名曲なのだ。いつ聴いてもポジティブなパワーに溢れ、自然と顔を上げて前を向いてしまうような、そんな感動的な曲なのである。Open up the door,won't you open up the door!
Back Where You Belong/バック・ホエア・ユー・ビロング
こちらは2nd収録の地味~な曲(笑) 隠れた名曲という言葉は、正にこの曲のためにある。ルー・グラムではなく、ミック・ジョーンズが歌ってるという点でも地味な名曲。けど、イントロのアルペジオといい、歌い出しのドキッとするメロディといい、つなぎのシンセのフレーズといい、どれを取っても名曲の名に恥じない名曲。やや意表をつくエンディングもお見事。
Do What You Like/灰色の別れ
地味ついでに、3rd収録のこの曲。B面4曲目というポジションも地味(笑) イアン・マクドナルドとルー・グラムの共作で、アコギをフューチャーしたアレンジがたまらない。大きな展開を見せず淡々と進むかのような曲だが、知らず知らずのうちに引き込まれる。異才・マクドナルドの本領発揮といったところか。全編に漂う寂寥感みたいなのがまた良い。後半で聴かれる対位法を用いたコーラスもナイス。
あえてシングル曲ははずしてみました。「冷たいお前」「ホット・ブラッディッド」「ダブル・ビジョン」等々数え上げればキリがないので(笑)
【このバンド以外で最近気になり、よく聴いてるバンド】
そりゃもう、ジェスロ・タルにキンクスにプロコル・ハルムあたりでしょう。って、古いのばっかやないけ! 比較的最近のバンドだと、マッチボックス20、トレイン、シュガー・レイなんてとこがいいかな。
【次に回す人5人とバンド】
このバトンは、回す時にバンドを指定出来るのだそうだ。で、誰にしようか。とりあえずはETOPOさんにスティクスお願いしたいな(笑) コメント欄に書いて貰ってもいいですよ^^ あと、よたろう皇帝にジェスロ・タルとか。でも、面白そうと思った人はご自由にやってみて下さい。
という訳で、バンドバトンでした。それなりに面白いけど、やっぱり大変(笑) さぁ、これを読んでフォリナーを聴いてみようと思った人...いないな、たぶん(爆)
あの爬虫類のようなルックス(失礼)に似合わず、素晴らしい。
顔と声が一致しないという点ではクリストファー・クロスに匹敵します。
ありがとうございます!!
デニスが木工アーティストになっていたとは・・・どんな作品を作っているのか、ちょっと見てみたい気も・・・
ルーも病気を克服してがんばっているようで・・・アルバム出してほしいですね!!
思い入れのある曲・・・「Do What You Like」が邦題「灰色の別れ」だったなんて・・・ぜんぜん気がつかなかったです(><)
あんまり題名覚えないもので・・・
でもわたしもこの曲はけっこう好きですね!
すみません・・・フォリナーずっと聞いてます♪
いえ、フォリナー好きでなくても、ルー・グラム好きなら許します(爆)
でも、そんなに顔と声が一致しませんか? 全然感じたことありませんでした。あばたもえくぼ、でしょうか(意味不明) でも、いくらなんでもクリストファー・クロスほとのインパクトはありませんよ(爆)
♪ルールーさん
デニスが木工アーティストになった、と聞いたのはもう5~6年前でしょうか。サイトを開設して自分の作品を公開してましたよ。URLもどこかへ行ってしまいましたが...
新メンバーで活動するフォリナーの新譜と共にルー・グラム・バンドのアルバムにも期待したいです。来年あたりどうでしょうか?
灰色の別れ・・・昔はLP買ってくると、ライナーとにらめっこしながら聴いてたので、タイトルもしっかり覚えてるんです。あの頃は印象的な邦題も多かったですしね。
「衝撃のファースト・タイム」を初めてライブで聴いたときはその力強さに感動して鳥肌が立ったのを覚えています。
別件の「衝撃の・・」も違う意味で鳥肌モンでしたが(^^;
「Hot Blooded」は私なりに「熱血漢」と邦題をつけておりました。そのまんまやん。
心配だな。
自分も、ホリナーと言ったら、ルーのボーカルって思いますね。
わーい、釣れた釣れた!(笑)
「衝撃のファースト○○○」いや得難い経験と思いますよ。自慢してもいいと思うんですが(違)
そういえば、高校の時英作文の授業で、「情熱的な」というのは英語だと何だ?と辞書をひいたら「Passionate」の次に「Hot Blooded」とあったので、笑ってしまいました。「He ia a hot blooded man」という風に使うのでしょうか?(笑)
♪りんじぃさん
そうなんです、ルーさん病気だったんです。数年前に脳腫瘍(良性)摘出手術を受けたのですが、薬などの副作用で...ま、元気で活動しているようなので、ご安心あれ。
というわけでバトン受け取ってくださってありがとうございます。
めんどくさいというか、難しい質問ばかりでごめんなさい…。
実はフォリナーはコンピレーションアルバムに入っている曲しか聴いたことないので(すいません)、オーナー様のバトンをきっかけにいろいろ試し聴きをしてみようと思います!
要領がよくわからないのですが、すなわち、フォリナーに関するQ&Aと同じ要領で、わたしがタルについて書くっちゅうことですね。で、ここに書いていいんですよね。
承りました。あ、でもちょっと待ってね。
STYX、懐かしいの~
最近の写真は見たこと無い、いや見たくない、昔のままで脳裏に焼きつけとこう。
オーナーさん、あとでね。
ジェスロ・タール!
【好きなメンバー二人】
えっと、普通はこの二人になるのでしょうね。
というか、80年代以降のタルは、ほぼこの二人+他のメンバーという形のバンドになっていますので。
イアン・アンダーソン(Vocal,Flute,Guitar他)
マーティン・バレ(Guitar他)
アンダーソン師は、わたしのフルートの心の師匠です。
彼のまさしく自由奔放(というか好き放題吹きまくり)なフルートに衝撃を受けて、わたしはフルートを手にすることになりました。
還暦を遙かに過ぎても、腕が衰えないどころか、ますます磨きがかかっているように思えるところは、やっぱりすごい。
ソングライターとしても、シンガーとしても、パフォーマーとしても実に味わい深い人で、英国的な諧謔と叙情性を湛えた楽曲と歌唱は唯一無二のものだと思います。
師のプレイのもう一つの大きな特徴は、あの「一本足奏法」ですが、あれをまねするのは、なかなか難しいです。普段から足腰を鍛えておかなければ、上体がふらついて、息が乱れます。
ギターのマーティン・バレは、アンダーソン師の忠実な従者といったら、はなはだ失礼な表現になりますが、陰に日向に師を支える姿勢は感動的ですらあります。
あまりギタリストとして評価されていないようですが、端正なプレイは、あたかもタルの音楽を彩る華のようであります。
70年代のライブ盤"Bursting out"では、自作のインスト曲で、弾きまくっています。それでも、アンサンブル重視のプレイが、いかにもこの人らしくて、微笑ましい。
他のメンバー(といっても、一体何人が関わっているのか、よくわかりませんが)では、やはり70年代の全盛期のドラマー、バリモア・バーロウと女装?キーボーディスト、ジョン・エヴァンが印象に残るプレイヤーですね。
【好きなメンバー二人へのメッセージ】
アンダーソン先生、次回来日するときは関西方面にも足を伸ばしてくださいませ。
バレ様、いつまでも師匠を支えてあげてくださいませ。
【思い入れのある曲3曲と理由】
・Living in the past
初めて買ったタルのLP("Original masters")の一曲目。
5拍子のリフにのったフルートに一発でやられてしまいました。
・Minstrel in the Gallery (天井桟敷の吟遊詩人)
結構長尺の曲ですが、70年代のタルのエッセンスを凝縮したような曲です。
フォークソングみたいな歌い出しから、アバンギャルドな間奏を経て、ハードな後半へと流れる構成は、見事としか言いようがない。
同趣向の曲に"Songs from the wood"があり、曲の完成度はこちらの方が高いかもしれないけど、あたかも師自身のことを歌ったかのようなタイトルの秀逸さとバレの活躍度の高さで、"Minstrel"を推します。
・Too Old To Rock 'N' Roll, Too Young To Die(ロックン・ロールにゃ老いたけど死ぬにはチョイト若すぎる)
哀愁がかったメロディーで一聴すると泣ける曲みたいですが、プロモビデオのバカっぷり(歌詞も結構トホホな感じだし)の落差がいかにもタルらしい名曲。
あぁ~3曲なんて、そんなひどいわ。たった3曲で、タルの多彩な音楽が語り尽くせる訳もなし。
あえて"Thick as a brick"と"A passion play"ははずして、70年代の曲を挙げてみたのですが(あれ?"Living"は60年代だったかな?)、60年代の曲にも、80年代の曲にも、それぞれの時代の名曲があって、挙げていったらきりがないので、割愛します。
【このバンド以外で最近気になり、よく聴いてるバンド】
う~む、よく聴いているバンドですかぁ~。
つい先日までは、某イベントの関係でフリーとバッド・カンパニーだったのですが、今は筋肉少女帯と人間椅子ですねぇ(今さら)。
最近、やっと日本語の歌詞が耳に入るようになってきて、歌詞を聴きながら音楽を聴くということができるようになってきました(なんか言っていることが、やや意味不明ですが)。
最近のバンドですと、なんだろう、KOЯNとかおもしろかったです。
【次に回す人5人とバンド】
え~、これはどうしたものだろう?
少なくとも、これを読んでそうな人じゃないと意味ないですよね。
忍者さんにジャーニーとか、ぼじおくんにジューダスとか、Brendaさんにクィーンとか?
オーナーさん、こんな感じでいかがでしょう?