日々の覚書

MFCオーナーのブログ

大雪の記憶

2009年01月08日 23時09分39秒 | 与太話

Kamakura

先程聞いたニュースによると、明日の未明から明け方にかけ、関東甲信地方の山沿いを中心に、大雪になるらしい。2009年も明けて一週間が過ぎ、じわじわと寒くなってきていて、今週末は関西でも氷点下を記録する可能性があるらしいが、とにかく大雪(小雪でも)には注意して下さいませ。

所で、大雪といえば、ヘンなジンクスがある。これに気づいているのは、僕だけだったりするのかもしれないが(爆)、80年代以降21世紀になるまで、何故か偶数年には、大雪が降っている。もちろん、これは僕が住んでいた神奈川県の話であるのだが^^;

偶数年、すなわち、1984年、1986年、1988年、1990年、1992年、1994年、1996年、1998年、でのことである。これらの年の2月、ま、だいたいバレンタイデーの時期が多かったが、普段雪の降らない神奈川県でも、夜中大雪が降り、朝起きると一面銀世界、道路も鉄道も麻痺状態になったのだ。大雪と言っても、積もっても数10センチ程度だし、降るのは一日だけで、2~3日経つとほとんど溶けてしまうので、雪国にお住まいの皆さんからすれば可愛いもんだが、普段雪が降らないから、大騒ぎだったのである。覚えておられる方はいませんか?

朝起きたら銀世界、となると、通勤通学の足にも影響する訳だが、奇妙なことに、大雪が降ったのは、不思議と土日が多かったのである。上記の例で言うなら、平日に降ったのは、1984年、1986年、1990年、1998年だけで、あとは土日、要するに、僕は出勤しなくてもいい日だった。朝起きて、「あ、雪だ」と、外を眺めているだけで済んだのである(笑)

印象が強烈だったのは、1998年の大雪だろう。この時は午後から降り始め、夜にかけて大雪になった。帰宅途中に電車が動かなくなってしまい、電車を降りて線路を歩くサラリーマン達の姿を新聞・テレビで見た人も多いだろう。しかも、この時はただ積もるだけでなく、何度も降った為、完全に雪がなくなるまで、一週間以上かかったのではなかろうか。

この時、僕はどうしていたかというと、実は大雪の当日、午前中の飛行機で羽田から青森へ飛び、翌日上越新幹線で帰ってきたので、大雪の直接に被害には遭わず、新幹線が大宮に近づいても、一面真っ白なので、かなり驚いたものだ。なにせ、出張中のこととて、夜テレビも見ず、朝新聞も見ていなかったので、何も知らなかった。雪国から帰ってきたはずが、まだ雪国だったのである(笑)

と、20世紀には偶数年に降っていた大雪が、21世紀になると、あまり降らなくなった。これも、地球温暖化のせいか?

いや、確実に雪は少なくなっている。正月の箱根駅伝の昔の映像を見てると、昭和30年代には、都内も雪が積もっている。かつては、関東でも、正月=雪、だったのだ。

やはり、雪国でなくても、冬に雪が降るのは当たり前なのだろう。やはり、“今”がおかしいのだ。

とはいえ、大雪には要注意ですよ。慣れてないだけにね。と、無難に締めるのであった(笑)

注:写真と本文とは関係ありません。

コメント (3)
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