日々の覚書

MFCオーナーのブログ

クイーンの原点

2009年01月22日 23時30分53秒 | 音楽ネタ

何度も言ってるけど、僕がクイーンを聴き始めたのは、「ボヘミアン・ラプソディ」がヒットしていた頃で、1975年の暮れか1976年初めあたりである。最初の頃は、当然の事ながら「ボヘミアン・ラプソディ」しか知らず、他の曲も聴いてみたいものだと思っていた。表紙に『オペラ座の夜』が使われたFMfanを眺めながら(笑)

そんなある日、NHK-FMの番組でクイーン特集が放送される事を知った。確か、アチーブメント・テストの前だったと思うので(神奈川県人、それも特定の世代にしか分からないネタ...爆)、2月の終わりか3月の初めだったのではなかろうか。日曜日の午前11時頃の放送だったと思う。

FMfanの番組表でそれを知った僕は、新しいカセットテープ(60分)を用意し、その番組でかかる曲全てを録音する事にした。ちなみに、その時のセットリスト(当時は、こんな言葉使わなかったけど...爆)はというと、

1.ボヘミアン・ラプソディ
2.ゴッド・セイブ・ザ・クイーン
3.ルーザー・イン・ジ・エンド
4.グレイト・キング・ラット
5.マイ・フェアリー・キング
6.マーチ・オブ・ザ・ブラック・クイーン
7.ファニー・ハウ・ラブ・イズ

8.輝ける七つの海
9.ブライトン・ロック
10.キラー・クイーン
11.’39
12.スイート・レディ
13.シーサイド・ランデブー

当時を偲ぶため、すべて邦題で書いてみました(笑)

確か、番組の最初と最後、それと2.と3.の間、10.と11.の間に、ナレーション(今風に言うとMC...爆)が入ったはず。

しかし、なんちゅうか、凄い選曲と思う。初心者向けと言っていいのか?(笑) 今なら絶対あり得ない(爆)。選曲担当者のセンスに脱帽というべきか、それとも、アルバム4枚しか出てない時点では、これがベスト選曲だったのか?(笑)

それから数ヶ月、これをエアチェックしたテープを、僕は毎日のように聴いてたのである。もちろん、最初は訳分からなかった^^; 特に、4.から8.に至る初期クイーンならではのめくるめく世界は、中2にはちょっと理解し難かったなぁ(爆)

ま、4枚のアルバムからランダムに選曲されてて、並びも何もあったもんじゃない、というセットリストではあるものの、意外と統一感があり、今このように並べて聴いてみても、なかなか良い感じである。おヒマでしたら、是非お試し下さい(笑) CDなら、並び替えも簡単だし(笑)

と、こういう曲順のテープを聴きながら、僕のクイーン観は形成されていったのである。後に、アルバムをちゃんと聴いてみた時に、多少の違和感があったのは仕方あるまい(笑)

でも、今でも、クイーンというと、この13曲が甦ってくる。勝手に脳内再生される(笑)。正に、僕にとっての“クイーンの原点”なのだ。

今、ふと思うのだが、この時、全然違う選曲がされていたら、その後ずっとクイーンを聴き続ける事になったのだろうか?

コメント (4)
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