goo blog サービス終了のお知らせ 

日々の覚書

MFCオーナーのブログ

Cyndi Lauper Girls Just Wanna Have Fun FAREWELL TOUR

2025年04月29日 10時34分29秒 | ライブレポート
今回もコンサート・レポートで、今年に入って3回目のコンサート・レポートってことで、例年より多いと思うが、今回のレポはなんと!あのシンディ・ローパーなのである! 正に大スター、今風に言うならレジェンド。しかも、外タレのコンサート・レポートなんて、めちゃ久しぶり。よくよく思い返してみると、2015年のエルトン・ジョン以来ではなかろうか。

という訳で、今回はシンディ・ローパーのコンサート・レポートです。

シンディについては、今さら説明するまでもないが、とにかく80年代から90年代にかけて多くのヒットを放っており、特定の世代からすると、80年代を象徴する存在である。親日家としても知られる彼女は、これまでに自身のツアーで14回来日し、サマソニにも2回出演していて、14回のツアーでは全部で116回も公演を行っている。クラプトンも真っ青である(笑) で、今回のFAREWELL TOURは4公演(大阪1回・東京3回)なので、日本公演の通算回数は120回になる訳だ。これは、ほんと、凄い数字だと思う。コンサート以外にも、プロモーション等でも来てるだろうし、プライベートでも何度か来日してるという話だし、チャリティ活動もしてたし、本人も覚えてないくらい日本に来てるのではなかろうか。親日家をアピールする外タレは多いが、シンディは間違いなく本物と言えるのでは。

さて、で、そのシンディ・ローパーのFAREWELL TOURである。実は、以前にも言ったかもしれないが、僕は特にシンディのファンではない。CDだって持ってないし、何度も来日してるのはなんとなく知ってたけど、もちろんコンサート観た事もない。なので、今回もあまり気にしてなかった。が、何故、コンサートに行く事にしたかというと、妻が見たいと言ったからである。最後のツアーらしいから、どうしても見たいというので、それなら行こうかという事になり、チケット購入の抽選に応募するもののあえなく玉砕、しかし、追加公演の時は見事にリベンジを果たし、めでたくチケットを入手したのであった。コンサート当日は会社も午後半休にして、これで準備OK。こうなってくると、やはりワクワクするもんだね(笑)



という訳で、いよいよコンサート当日、場所は日本武道館にやって来たのである。会場前に、かなりの人が集まっていて、会場外のグッズ売り場には行列が出来ていた。このグッズだが、よくよく見ると、Tシャツは既に売り切れており、パーカーやトレーナーの類しかなかったので買うのは止めた(笑)

余談だが、武道館前にダフ屋が何人かいたのには驚いた。まだいるとは。

さて、我々の席は2階。久々の武道館でふと気づいたのだが、僕は武道館には何回か来てるが、アリーナ席は経験ない。どうでもいいことだが(笑) で、席はステージから見ると斜め左側、という感じで、見る方からすると結構横から見る感じ。ま、仕方ないかな。

ステージの両脇にスクリーンが設置され、そこにシンディのアップが映し出されるのだろうけど、開演前は、そのスクリーンにUDOの今後のコンサート告知を流していた。既に始まっているクラプトン、38年ぶりの武道館だというマイケル・シェンカー、その他サラ・ブライトマン、リッチー・コッツェン、ナイト・レンジャーの告知が流れたが、ナイト・レンジャーは近年の外タレにしては比較的リーズナブルな方だったので、なんとなく食指が動きそうになった(笑)

開演前、お馴染みの、観戦に関しての注意事項のアナウンスがあったが、そこで、今回の公演での動画・写真撮影は基本的にOK、と言ってたのには驚いた。おそらく、肖像権使用料もチケット代に加算されているのだろうね。アメリカ人は日本人以上にその辺シビアだからね。

定刻少し過ぎた時、場内のBGMがブロンディの「One Way Or Another」になりボリュームも大きくなった。これはオープニングか。よくよく見ると、ステージの横で人が動いているのが分かる。いよいよだな。で「One Way Or Another」をほぼフルコーラスで流した後、バンドメンバーたちがステージに現れ、一曲目「She Bop」が始まった。

生のシンディを見るのは初めてだが、身のこなしも若々しく、声もよく出ていて、今年72歳という年齢を感じさせないパフォーマンスだった。決して美人ではないが、なかなかにチャーミングではある。

バック・バンドは、総勢7人(ギター、キーボード、ベース、ドラム、パーカッション、コーラス×2)。このうち女性が3人という構成比もシンディならでは、って感じ。皆さん。実力派だと思う。特にギター。

撮影OKという事だったので、お言葉に甘えて少し撮ってみた。




シンディは数回お色直ししてて、その時はステージから姿を消すのだが、その間、バンドのみの演奏で繋いでた。前述したようにバンドメンバーは実力派であるので、シンディがいない時も演奏だけで盛り上げていた。
そのお色直しも、会場のスクリーンにお色直し中の映像を流したりもして、なかなか楽しめる演出だったと思う。↓がその映像なんだけど、分かるかな?(笑)



今回意外だったのは、シンディのMCに通訳が付いたこと。よくしゃべる外タレというのはいるが、通訳を付けるというのは初めて経験するなぁ。さすが親日家という感じだけど、それなら日本語話せるようになれよ、というツッコミも仕方ないとこなんだけど(笑)、通訳がいるだけでもいいのでは。結構面白い話してたね。ここでは書きませんけど(笑)

往年のヒット曲満載のセットリストも良かったと思う。僕は知らない曲の方が多かったけど^^; シンディは高いパフォーマンスに加えて、MCにしてもお色直しにしても、とにかくファン・サービスが素晴らしい。前述の通り、シンディがステージにいない時も、バンドが上手く繋いでたし、シンディとバンドそしてスタッフが一体となってステージを作ってる感じがした。途中でシンディが、観客にスマホのライトを点灯させるよう呼びかけて、皆がライト点灯すると場内が小さな光でいっぱいになって、ちょっとしたプラネタリウムみたいになった演出も含めて、実に素晴らしいコンサートだったと思う。特にファンではない僕が言うのだがら、あながち間違いではないかと(笑)

コンサート終盤で「Time After Time」をやって、アンコールでアリーナ中央のステージに移動して一曲、続けて「True Colors」、レインボーカラーの長いリボンを使った演出も良かったな。そして大団円は「Girls Just Want To Have Fun」、この曲ではシンディは歌いながらあちこち走り回って、大騒ぎしながらのエンディングになると予想してたが、意外と無駄に動かず、着実な歌と演奏を聴かせていたので、やや拍子抜け。いや、それでいいんですけどね。

という訳で、シンディ・ローパーのコンサートは終わったのであった。質の高いパフォーマンスと演出で非常に素晴らしいコンサートだったと思う。終わった後のステージはこんな感じだった。



80年代のレジェンド、シンディ・ローパーもまだまだイケるというのが、今回のコンサートでよく分かったので、FAREWELLなんて言わず、まだまだ続けて欲しいと思う。



コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Alan's Psychedelic Breakfast | トップ | 温新知新 »
最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (忍者)
2025-05-23 22:43:36
この前、シンディー・ローパーのコピバン見ました。
返信する
Unknown (MFCオーナー)
2025-05-24 08:43:49
♪忍者さん

>シンディー・ローパーのコピバン見ました

シンディ・ローパーのコピバン、いそうでいない感じですね。ボーカルのキャラとかにこだわらなければ、5人編成くらいでコピー出来そうな気がします。シンディとマドンナのコピバン対決、とか面白そう(笑)
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

ライブレポート」カテゴリの最新記事