日々の覚書

MFCオーナーのブログ

日曜日の印象

2007年02月04日 01時16分18秒 | 音楽ネタ

お気づきになった人もいるかもしれないが、つい先程こんな番組が放送されていた。

要するに、ジェスロ・タルが1970年のワイト島フェスティバルに出演した時のライブだ。こんなのが放送されるなんて全然知らなかった。とあるサイトで知ったのは、実に放送開始の10分前(笑) ビデオテープなんて買ってる暇ないから、録画せずに見た。市販されているDVDと同じ内容だろうか。イアン・アンダーソンがフェスティバルの思い出を語り、その合い間にライブ映像が流れる、という構成。正直言うと、もっと演奏シーンを見せて欲しかった(笑) たった4曲だもんな。放送は90分だったのに(爆)

しかし、ワイト島の模様は2~3年前に出たライブ盤で聴いてたけど、映像で見るとなかなかに凄い。あの頃のバンドって、やたらとエネルギッシュだ。特にドラム。あの、クラッシュシンバルをライドっぽく使う(逆か)奏法は、あの当時流行ってたみたいだけど、やはりキース・ムーンの影響なんだろうか。手数も多くて、何やってんのか、よく分からない(笑) でも凄い。ちょっとマネ出来ないな。

ワイト島だけでなく、4年程前のライブ映像や、「ロックンロール・サーカス」での映像が見れたのはよかった。「ロックンロール・サーカス」では、あれギタリスト左利きじゃん、と思ったらトニー・アイオミだったりして(笑)

放送の中で、ジェスロ・タルの出演前に音合わせをするという口実で、主催者側が観客を一旦会場の外へ出そうとして、それに対して観客が反発する様子も見られた。タル側は、客がいても音合わせは出来るんだから、俺たちのせいにするな、なんて言ってて、間に入る主催者側の人間が困っているのがありありと分かる。今はどうか知らないが、あの頃各地で行なわれた大規模な野外フェスなんて、こんな事がしょっちゅう起きてたんだろうな。そういえば、ジョニ・ミッチェルが歌っている時に客がステージに乱入し、混乱したジョニが泣き出した、なんて事があったのも、ワイト島ではなかったか。

ま、とにかく、しばらく聴いてなかったジェスロ・タルだが、この番組を見て無性に聴きたくなった。出来ることなら、日曜日の午後の完全尼嗜好の練習をサボって、一日中タルのCDを聴いていたい、なんて思ったりして(爆)

コメント (6)
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