P.S.出雲から 八雲立つ空へ-SP(Special Performance)

「八雲立つ空へ ~出雲空港写真ギャラリー~」を陰日向に支える、いわば増加燃料タンクのような存在です?

JAL旅客機コレクション 第52号 747-200F インプレッション

2022-01-20 23:38:37 | 出雲空港なネタ
いよいよ島根もマンボウになりそうで、全く参っている。
我社も休業だと思います、流石に。おそらく世間では、
休業=職員暇と思われている率高そうなのだが、お客さん
と対面で仕事をする「表側」はともかく、私のような「裏側」
の仕事はほぼ何も変わらない。半年先は当たり前、内容によ
っては数年先の準備仕事がもう始まっているので、仕事は全
く減らない。やれやれ。
52号はいわゆるスパロジカラーのフレイターでした。渋いけれど、
当初からラインナップの写真にありましたから、驚きではありません。
意外なことにこの形態、1/400ではおそらく初モデル化です。
もう散々リリースされている短コブジャンボはよく分かっているので、
出来は心配ありません。例によってアッパーデッキが痩せすぎですが、
窓も少ない今回はあまり違和感はありません。ランドーストライプが
若干ウネッていますが、気にするほどでもありません。
おお、いいね。
ちなみにこの子は窓が全く無い事からも分かるように、生粋のフレイター。
最初のオペレーターは、あのPANAMです。PANAMカーゴとして飛んでい
た機体。JALはフレイターの新造機を比較的多く導入した会社だと思いま
すが、わずかながらこの手のお古も飛ばしていました。
また、旧鶴丸塗装時代には台湾乗り入れ用にその鶴丸を消したり(レジ番
だけが尾翼にあった)、ランドー時代にJUSTに移籍をしてクジラのユーち
ゃんが描かれた機体でもあります。(これは以前紹介しましたよね)
さて、似て非なるモデルは同じスパロジでもベアメタ機、JA8180です。
Goldenwingsなる謎のブランドで出ていたもので、おそらくこの塗装も
今のところ唯一のモデルだと思います。なんとなくベアメタで誤魔化さ
れていますが、コクピット周りやエンジン造形はイマイチです。
ちなみにこの個体は主脚がきちんと下を向かないという欠陥があったの
で、一旦バラして他のモデルから主脚パーツを持ってきました。実はあの
盛大に崩壊したキャセイジャンボさんの脚だったりします。
カーゴつながりで行くとこれもありますね。BB製のJA8193、JAノL時代
のカーゴ標準塗装です。こちらはメインデッキのトップに、何故か窓が残
っている個性的な機材で、改造機なのでノーズカーゴドアがありません。
JA8193て成田や関空へ通っていた人にはお馴染みじゃないですかね。もと
はシンガポール航空へ旅客型として納入され、貨物機改造後JALにやってき
ました。件のJA8160と並んで、出自の特殊な機材として注目されていたよ
うに思います。

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