今回は近場ということもあってか、日本からもマニアがわんさか出撃していましたが、
一様に困っていたのが、
「何時、何が飛ぶのかわからん!」
ということ。
トレードデーのフライト情報は殆ど無く、パブリックデー初日になってもペラ紙が会
場で配られただけで、公式パンフは最終日に初めて会場に登場するという体たらく。
おまけにこれに載っている情報も当てにならず、どうしようもない状況。
公式サイトには早くから機体のリストが載っていたのだが、今振り返ると後半3日間
ではその半分も飛んでいないようだ。RMAFのホークやホーネットはオープニングしか
飛んでいないらしいし、結局どこにも姿がなかった機体もある。
インドネシア空軍のJupiterがアクシデントで抜けたのも、混乱に拍車をかけている。
こうした事実は、最終的に判明しただけで、当日はもう運に任せるしかなかったので
ある。
RSAF Black Knights
本来6機で飛ぶはずだが、LIMA入りしたのは3機だけで、1機はスペア扱い。デュアル
ソロを組む5・6番機がペアで飛んだだけ。ちょっと拍子抜け。
1番機が来ていたのだから、一度くらい3機で飛んで欲しかったなあ。
機体も小さいので撮影は厳しいが、派手な色に救われる。
もっとも最終日はまともに日の当たらない最悪のタイミングで飛んでしまったので、
冴えない結果になってしまった。
こちらの立ち位置の問題もあるが、トリミングしないとちょっと厳しい。
シンガポール国旗がそのまま飛んでいるような雰囲気は、なかなかに強烈。
2機だと上手く収まった。でもこれ、35mm換算で960mmですからね。
フルサイズの一眼ではちょっと厳しいとおもう。
ところが…
背後からのタッククロスでキタ~~~!!
たまたま画角に収まったものの、これは太陽との位置関係がベストではない。
できれば2、3コマ先が完璧だったのだが…
うお~~はみ出た!!
ショボン…
展望台で撮っていた全員がリベンジを誓った瞬間だったろう。
翌、最終日
短いレンズに持ち替えた我々をあざ笑うように、国旗は真上を駆け抜けていった。
ブレイク早すぎですがな…。と言うか進入角度も位置も昨日と違うし。
なんとも言えない一同の脱力感が笑えました。