P.S.出雲から 八雲立つ空へ-SP(Special Performance)

「八雲立つ空へ ~出雲空港写真ギャラリー~」を陰日向に支える、いわば増加燃料タンクのような存在です?

護衛艦いずもをつくる 第14号 というか、総取替

2021-04-27 21:57:32 | 護衛艦いずもをつくる
ちょっと遅くなりましたが、いずもの続きです。
14号はすでにご紹介したとおり、全然駄目造形のF-35(B型とも思え
ないので、ここでは無印としておきます)なので放置。
問題、というか関心事はこちら。
まずは砲弾型LEDが全廃されました。必要な配線コネクタ数が倍増して
しまいますから、当然の処置と言えます。ただ、基盤の取付部の立て付
けがいまいちなパーツもあって、ちょっと急ごしらえな感じも。
かなりガッツリ差し替える必要があるので、ついでに光ファイバーの取り
回しも調整しておきました。
問題はこちら。一部交換どころか全部交換です。
やはりね…。

艦首ソナー部の造形だけは、旧パーツのほうが良かったので(パーティ
ングラインの整形がきれいだった)、残しました。その他はパーツの形
状自体が異なるので、流用不可です。
ちなみに、理屈上はパーツ間の隙間がなくなるはずでしたが、微妙な整
形上のゆがみ等があるらしく、相変わらず隙間天国です。
やはり裏打ちしないと駄目か。電飾の光が漏れるとかっこ悪いですから
ね。ぼつぼつ作戦を考えないといけません。
そしてついに、全国版と合流するようです。ここまで長かったですね。

JAL旅客機コレクション 第38号 SAAB340B-WT インプレッション

2021-04-18 22:00:59 | 1/400で行こう復活版
世間において行かれないように、こちらもついていきましょう。
1号飛ばした38号はついにSAABさんが登場。IZOでもおなじみの機体
でしたが、デアゴさんはちょっと捻って?HACをチョイスしてきました。
確かにグループ企業であるHACを無視はできないけれど、JACを差し置い
て登場したのは意外ですね。緑の旧塗装は、一時的にグループから離れて
いた際のものなので、これがモデル化されたのも想定外です。無論嬉しい
誤算なわけですが。
例によって小型機は出来が良くなるジンクスのごとく、いい分に気に出来
上がっています。機材の特徴はおさえられており、エンジンの造形や、跳
ね上がった水平尾翼の雰囲気も良いですね。相変わらずコクピットウィン
ドに少し違和感があるので、私の中ではもやもやした気持ちがありますが、
まあ及第点まではあげても良いでしょう。今後モデル化されることは皆無
ですしね。
結構コクピットウィンドがデカいんですよね。その雰囲気はよく出てい
るんだけれど、ちょっと位置が低いかな。側面窓の後端は、前傾がもっ
と緩やかです。
正面から見ると、たしかに側面窓の上辺がわずかに高く、下辺は少し後ろ
下がり(タレ目)なんですが、モデルはちょっとやりすぎか。
さて、似て非なるものはJC製のSAABさん。確かノーマルカラーもあった
はずですが、我が家にはコウノトリカラーしか在籍していません。ぱっと
見ると顔の雰囲気が大分違いますが、ではJCが似ているかというと、そう
でもない。
平面形の比較。殆ど変わりませんが、実際にはWTの方が主翼端をわず
かに延長しているので、ウィングスパンに差があるはず。モデルはほと
んど違いがない。こうしてみると、胴体径には差がありそうな雰囲気。
JCの顔は私にはSAABに見えないんだよね。ボンバル顔に見える。

ということで、その希少性も加味すれば十分納得できるモデルだと思い
ます。コクピットウィンドはなあ…もう悩むより、デカール作ったほう
が早い気がしてきた。個人的には耐久性にどうしても難があるので(20
年スパンでの話ですが)、近年の当方のスタンスからすると使いたくな
いのですがね。まあシルバーとグレーしか使わないし、余白を最小限に
カットすれば黄ばみも気にならないかなあ、という期待もあったり。
作ってみますか、デカール。アルプスプリンタも時々動かさないといけ
ないしね。

タラップ車を並べてみる 1/400

2021-04-15 21:49:03 | 1/400で行こう復活版

もう少し経ってしまったけれど、八重の桜を見つけた。
このふわふわっとした感じがすき。
先週末から、マスターズで盛り上がりました。15番で奥の池にハマったと
きには、心臓止まるかと思った。シャウフェレが16番で池に落としてトリ
プルとなったところで時間切れ。あとは車内でスマホを聞きながら出勤。
18番のバンカーへ落としたところからは、車を止めて観戦。
本当に涙した。本当に良かった。
毎度おなじみやなかデジタルファクトリーさんが送り出したタラップ車。
過去にメーカーから出ていたものと並べてみましたが、差が歴然。気持ち
大きい気もしますが、他の出来がこれなので唯一無二の存在として評価し
て良いと思います。ちなみにカバーの角度差で、737用とA320用の2種類
をリリースしてきましたが、汎用化(例えば差し替え)しなかったのは、
ディティールを重視したためだそうです。まあ、他所にあるものを作って
も仕方がないから、妥当な判断でしょう。
ちなみに一番左はヘルパの1/500。一時期はこれしかなかった。となりはBB
製のGSEセットから。はっきり言ってヘルパの劣化コピーの拡大版。
中央の2台はDW製で、雰囲気はかなり良いです。階段が伸縮できるという
のも画期的で、今でも通用する唯一の製品でしょう。

さて、どの機材に使えるか試した方は多いようですが、どうせならナロー
ボディー機をガッツリ調査してみようと思い、こうなりました。
ざっと出しただけでこうなった。ちなみにサブタイプは基本1機に集約し
ています。
どれがどの機材だか、テストできそうです。
ちなみに
こんなかんじ。意外と分からない機種がありそうな。
著名機でモデルがあるものだと、あとなんだろう。コニー、エレクトラ
のロッキード勢が無いな。Bac111とかFokker、Vickers Viscountもおらん
な。でもそれくらいでは? 
737用はTu-154にも使える。全然違和感ないですね。
逆に737でもメーカーによっては填まらないです。同じスペックなはずな
のに、727とか707でも填まらないことがあります。コレは仕方がないで
すわ。
他にもCV880にも使えます。
ターボプロップ機やリージョナルジェット機はやはり胴体が低い位置にある
ので、填りません。実機も多くの場合はタラップを内蔵しているので、外付
け車は使わないですね。
面白いのはコレかな。
Bristolブリタニア。ターボプロップ旅客機の最高傑作と呼ばれる美しい
機体。BOAC が日本線にも投入したらしいが、当方はイギリス、コスフ
ォードの保存機しか見たことがない。

ちなみにA320用が案外使いみちがない。757,IL-62は大きすぎて駄
目であった。コンコルドも胴体が細くいまいち。使えるのはVC-10、DC-8
シリーズあたりである。

ということで、非常に精巧なモデルだが使用できるものは限られるのも事
実。こんなものまでモデル化していただいたのはありがたいが、これがど
うしてもほしいという人はさほど多くないのかもなあ。制作の手間とクォ
リティーを考えるとけして高くはないのだけれど、一般的な価値観からす
ると高く見えるかもしれない。実際、喜んでツイッター等にあげているの
もヘビーコレクターだけですしね。(ちなみに、今も在庫があります。需
要はその程度なんだなあと思うと、複雑な心境です。)