近所の模型屋さんをのぞいたら新しい食玩(いや、食べ物は付いてないので食玩じゃないね)が入荷をしており、これがラインナップされていた。1/144という、いわゆる手のひらサイズとはいえ、ホークアイは実機自体結構大きいのだ。艦載機故にペタンコっと主翼を折りたたむことが出来るのだが、まさかモデルまで翼をたたんである筈もない。小さめの箱によくこのサイズが入るなあという驚きと、これを製品化してしまう度胸(だって一般的にはマイナーじゃない?)に敬服する。
問題はブラインドボックス確率1/10を引くことが出来るのかに掛かっていたが、我ながら手慣れたもので(ゴッドハンドじゃないよ)無事一発で引き当てました。他のラインナップがF-15,F-2,F-4,T-4と軽量級なので、一番重い奴を拾えばいいのですが…そう簡単ではないですね。
この手の半完成品がお手軽に買えるようになってから、もう5年くらいになるとおもうのですが、流石に大概のものは出てしまった感があります。例えば、今回のネタでも自衛隊の現役戦闘機、練習機を揃え、その意味では鉄板路線なのですが、如何せんほとんどが過去に他社から出ていて我が家にも在籍してるんですね。そうなると、よほど出来がいいか、なにかお買い得でない限り「もう結構」というのが正直な気持ちだったりします。
F-15はTOMYから超絶技巧な決定版が販売されていますし、F-4は私的に童友社のそれがお気に入りです。いつぞや書いたように、一個飛行隊を越える数が配備されています(本人の意向にかかわらず増えてしまったものもある)。T-4,F-2も既にまとまった数が配備されており、新商品に敬意を払いつつも、欲しいのはホークアイだけだったんですね。まあとりあえず良かった。
それにしても1/144ランド(仮称)の充実ぶりは驚くべきものがありますね。コレクションにちょうどいいサイズということもあるのでしょうが、この冬にはU-125まで製品化され、まさにかゆい所に手が届いてしまった感があります。
自宅で航空祭ができそうです。
F-15:TOMYが極限レベルを販売中で、文句なし。
F-2:永らく単座型のみだったが、ここへ来て新たに2社が製品化して三つ巴の選び放題。複座型まで出てしまった。
F-4EJ&改:出すぎて迷うほど。
RF-4:永らくEJのみだったが、この度待望のE型が登場し、コンプリート。
F-1&T-2:実機はリタイアしてしまったが、良品が存在。特段不満なし。
T-4:永らく不遇だったが50周年を迎えたブルーインパルスに便乗して各社が製品化。選び放題。
T-33&T-1:実機がリタイアして久しいが、しっかり製品化。
F-86F&D:初期の自衛隊を支えた主力戦闘機も製品化済
F-104:「最後の有人戦闘機」も当然製品化済
UH-60:救難の要もしっかり製品化済
U-125:まさかの製品化で、救難機とフライトチェッカーが揃ってしまった。ファインプレー賞をあげたい。
KV-107:元祖救難ヘリも抜かりなし。
CH-47:これも忘れてはいけません
E-2C:待望の製品化。
MCH-101:最新機材も既にラインナップ済
UH-1&OH-6&&AH-1&AH-64:陸自も何気に揃ってます。
ざっと挙げてもこれくらいは揃う。十分航空祭の展示機レベル、それも小松とか三沢みたいな大規模なものに匹敵する。
明らかに大型のものを除くと、足りないのはごく僅かだ。思いつくのは、MU-2、T-400、SH-60K、MH-53系、U-36、U-4、US-1&2…結構地味かも。P-3Cは旧アリイの傑作プラモデルがあるし、YS-11はハセガワが出している。それ以上の大きさになると、ちょっとコレクションレベルでなくなるので、懐と置き場次第だろう。
何れにせよ、これだけネタが揃うと、ただ並べただけでも壮観だろうね。そんなスペース無いけれど…