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P.S.出雲から 八雲立つ空へ-SP(Special Performance)

「八雲立つ空へ ~出雲空港写真ギャラリー~」を陰日向に支える、いわば増加燃料タンクのような存在です?

RIATお食事事情

2017-02-18 23:30:21 | RIAT2016

でた~~鳩胸(笑)
中翼フェチにはたまらんです。

まあいいや。
RIATの会場飯は高くて、種類がなくて、美味しくない…
まあ確かにそうなんです。並ばなくていい、多少暖かい
くらいしかメリットを感じませんでしたね。そこで、持
っていくという作戦に出ます。ごく簡単なサンドイッチ
的な何かくらいなら簡単に作れますしね。
そういうわけで、最終日はテスコで買ったパンに、テス
コで買ったチーズとハムを挟んで持っていったのです。
こんなの学生時代以来かもしれない。

別にテスコに限りませんが、イギリスの旅でスーパーは
便利なんですよ~~。営業形態がいろいろあって、郊外
型のバカデカイのもあれば、キオスクサイズの店もある。
ただ、だいたい基本的なものは揃っていて、そこそこの
お値段なので、いろいろ悩む必要がない。日本のコンビ
ニ感覚で使えます。早朝や夜はやってないけどね。


というわけで、毎日帰りにテスコによって夕食(と言うか
ビールとツマミ)などを買い出しに行ってからホテルに戻
っておりました。紅茶とかビスケットとか、お土産にでき
るものも格安で買えます。(結構ポイント!)

とは言え、いろいろ旅では起こるもので、土曜日は買い出
し中に1便/時間のバスに出発されてしまい、20時から21時
というちょっと面倒な時間にバスターミナルでショボン。

いやあ、夜になると湧いてくるんです、変わった人が…
「小銭がないから3ポンド貸せ」
とか話してくるおっさんと…
目の前でスマホを落とし、通る人に
「スマホ壊れた~~、電話できない~~、家まで送って~~」
とか延々演技し続けるにーちゃんとか…
おい、にーちゃん。
ワシの前でもう10回以上スマホ壊したやんか~~。
通行人が途切れたからって、ワシに声かけてくるなよ。
最初から壊れてたじゃん。(笑)

相手にしないのが吉なんでしょうが、執拗に自分の不幸話
を語る一見紳士なじーさんが居ましてね。
こちらは撮影疲れで勘弁してほしかったこともあり、
「ゴチャゴチャ言われてもよく分かんないんだよ、日本人だから」
と返事してみた。当然日本語(出雲訛)で。(大人げない)
「お前、どこにすんでんだ。どこから来た?」
「だから、日本語しかわかんないから、日本語で喋ってんだ!」
「俺の言葉がわかるか?理解できるか?」
「日本語で喋ってもらわにゃ、わかんないよ」
と、ここではたと気が付いた。
じーさんの話が分かろうが分かるまいが、こちらは適当に日本語
を喋っていればいいのだ。話が通じないと分かれば、向こうも諦
める。にこやかに、堂々と、日本語を喋っていればいいのだ。
(喧嘩を売っていると思われるのは、多分よろしくない)
ということで、しばらくほぼ意味のない日本語を喋り続けてみた。
じーさん5分で撤退。
スマホにーちゃんも数分で撤退。
そうこうするうちに、バスの時間が近づいて、人がボツボツ集まって
きた。週末は便数が少ないから、案外混雑するんだね。

これもエンタメだ

2017-02-04 11:14:43 | RIAT2016

LIMAでも毎度のごとく飛ぶらしい、ラファール…
元気ですね、相変わらず。
ラファールはラプたんの機動力はないですし、フランカーの
変態飛行はできませんが、フライトのレベルは非常に高いです。
とにかくクルクル回るんですよね。ロールレートはおそらくグリ
ペンやタイフーンに敵わないと思うのですが、プロシージャターン
中もずっと回っている。

スモークワインダーの航跡が激しく交錯します。
ノリノリですな…

高AOAパスからの上昇もロール付き。
まあ、目の前を通過したら必ずロールすると思ってよい感じです。
しかし、パイロットもよく平衡感覚狂わないねえ。

バーティカルロールから、テールスライド気味にループ。
もう、スモークの動きが何だかよく分からん。
RIATではアワードのトップを取ったらしいのですが、納得です。
どう飛んで見せたら魅力的か分かっていらっしゃる。
今年もどこかで見たいものです。

忘れ物

2016-11-15 22:13:24 | RIAT2016
結局、珠海にもネリスにも行けなかったので(その分で岐阜や芦屋に行ったわ
けですが)、ちょっと情緒不安定です。QF-4飛んだんですねえ。
で、在庫整理をしていていろいろ見つけました。

スウィンドンのホテルで、朝を迎えると、必ずやって来ていたウサギ。もちろ
ん野生です。ピーターラビットの国だから、居て当たり前?
ホテルからバス停への道すがらも、何羽もぴょこぴょこ跳んでいて、癒やされ
るというより、「私は何でここにいるのだろう」という疑問が沸々と湧いてく
るのでありました。

こんなのも居た。
来る来ると噂されていたのだが、初日のスケジュールにちゃんと組まれていた。
遠くても、小さくても何だか明確に分かるというのは喜ばしい。

日本縦断お披露目飛行の際はまったくスケジュールが合わなかったので、実は初
見です。
塗装の妙なんだろうけれど、笑っているペリカンにしか見えない。ウィンドシー
ルドのギザギザは何だろうか。よく分からないが、かなり目立っている。何とな
く胴体よりおでこが出っ張って見えるのは気のせいですかねえ。

そして主翼から太陽に向かって生えているエンジン。
エンジンナセルの造形とか、垂直尾翼のカーブとか、ホンダだなあと思う。ボー
イングでもエアバスでも、この造形は多分作らない。空力とか、機能性について
は素人には分かりかねますが、ボーイング機にもエアバス機にもないライン取り
だと思う。


で、真打ちのこれも載せていなかったですね。ぼちぼち公開します。

KC-767展示飛行(お披露目)at美保基地

2016-10-22 17:33:44 | RIAT2016

KC-46の配備が決定的?な美保基地で、KC-767が飛ぶとい
うので出撃。
地震は非常に局所的で、たまに揺れますが、幸い被害な
し。報道局のヘリの群れを見ながら、フライトを待ちま
す。

まずは露払いのC-1が上がります。
C-1と騒音比較をするらしいですが、そりゃあこっちが五
月蝿いでしょう。Boeing727世代ですから、エンジンが。

続いてKCが離陸。大した燃料も積んでないんでしょう、
非常に早いエアボーン。

それ行けタッチ&ゴー。
周回している間にあっちこっちと撮影場所を変えてみる。
大して変わりませんがね。

最後は一番引っ張ってくれたので、いい感じに。天気も
ちょっとだけ日が差してきました。

!!!!
幸か不幸か誘導路の一部が工事中ということもあり、フ
ルストップがかかってからエンドまで転がって来てくれ
ました。

うん、大きいですね。当然Boeing767と同じサイズですが、
このグレー一色は威圧感が…。
KC-46はBoeing787の新技術をフィードバックするらしい
ので、多少仕様は変わるのでしょうが、見た目はおんな
じようなもんでしょう。配備予定は2020年頃だそうです。

忘れた頃に:USAF CV-22B オスプレイ

2016-09-22 21:28:46 | RIAT2016
まだ終わってなかったのかよ、って感じですが。

別に日本でも見られるじゃん、みたいな人にはあまり感慨がないでしょうなあ。
マリンコのMV-22は岩国でも飛んでますのでね。CV-22は輸送用というより強襲用。この機体も
アメリカ空軍のイギリス駐留特殊作戦部隊である352SOWが運用している。まあ、嘉手納絡み
でスッタモンダしているのはまさにこの機体で、結局来年度から横田基地に駐留するようだ(353SOW)。

例によってこの形態でのフライトは実に静か。
UH-60系などの比ではありません。そしてかなり速い。

MV-22に比べ、いかつい顔立ち。これはこれで似合っている気がしますね。
いろいろ撮ってみましたが、サイドビューではこれくらいのアップがしっくり来るかなあと思います。

こっちはそこそこうっさいです。絵的にも横幅があるので纏めるのが大変です。
バックがあると排気の様子がよくわかりますね。

どうしてもこうなってしまう。
ヘリだか何だかわかんないじゃん。この機体らしさ、という意味では及第点なんですが、もう少し工
夫したいところですな。

あまり派手な機動はしてくれなかったが、推力はかなり余裕があるはずで、やろうと思えばある程度
派手なフライトができそう。何だかんだ言っても、最近は実績を着実に積んできているので、メジャ
ーで普通の存在になっていくんでしょうな。

というわけで、イタリアでもタイフーン

2016-09-20 21:37:21 | RIAT2016
なんか世間では、アメリカの次期戦略爆撃機B-21の愛称で話題のようだ。
ついでに台風さんも、いよいよ10月から11月の来日が決まり、急に「旧枢軸
国側はタイフーンなんて言わない」ネタで盛り上がっている模様。

はっきり申しましょう。イタリアでもタイフーンです。そりゃあユーロファ
イターと言う時もあるかもしれないけれど、普通にタイフーンと言うのだよ。
RIATの日曜日、この複座型のあたりウロウロしていたパイロットに
「パッチとか無いの?」
っちゅう話をした時にだ、彼は普通にタイフーンと言ってたぞ。発音はとも
かく、ユーロファイターとは言わなかったし、F-2000とも言わなかった。
まあ彼が代表とはいい難いかもしれないが、パイロットはタイフーンと呼ん
でいるんじゃないかな、と推測する。

まあこういうのは極めて感覚的(感情的か)な問題なので、正直どーでもい
い話だと思う。他に重要なことは幾らでもあるだろう。

豪華でなくても旨いパスタが食べたい:イタリア空軍F-2000A

2016-08-27 10:13:00 | RIAT2016
いや、まったくそうよ。美味しいパスタ店ないかねえ、出雲に。

イタリア空軍のF-2000Aって、要するにユーロファイターなのですが、一応枢軸国だった彼の国ではできるだけ(絶対ではないらしい)タイフーンと呼びたくないのだな。確かにF-35の愛称がドーントレスとかアベンジャーだったらちょっと憤慨するかも。

土曜日は何を勘違いしたのか、えらい遠くで演技。天気がこの状態なので諦めもつくが、どう考えてもショーセンターを間違っている。イギリス人苦笑い。

日曜日はちゃんと近場で飛んだぜい。
オマケに天気も一番よい時間帯を引いた。まあ、そうは言ってもイカなのですがね。

フライトそのものは、まあ標準でしょうか。特別フォトジェニックな瞬間があったわけでもないです。天気が良かったのが最大のポイントかな。

当然縦系のフライトもできるので、こういう絵が撮れるのがいいですよね。イタリアにしちゃあ、地味な塗装の機体でしたが…

で、降りてきて笑った。
ちゃんとTyphoonて書いてあるじゃん。
じゃあ、F-2000Aなんて言うなよ。

世界一勤勉なアクロチームではないか?:RAF Red Arrows

2016-08-17 21:48:35 | RIAT2016

スウィンドンからのシャトルバスで出かけると、まず目に入ってくるのがレッドアローズ。ヨーロッパのチームならではの長大な戦列。50周年の際に尾翼のデザインが変更され、ユニオンジャックを意識したものに変わった。

数が多いのでわらわらと離陸していく。離陸して編隊を組んでからが、ショーの始まりなのですな。

何だかんだ言っても数は力ですな。巨大なアロー隊形で旋回。編隊が大きいと、当然スモークの帯も太くなる。これだけでも凄いわ。

ソロが分離しても、まだ7機いる。天気は最悪だったが、カラースモークに救われる。

更に分離して5機編隊。こうやって離合を繰り返しながら、次々に演技をこなしていく。

有り難いことに日曜日は少しだけ日が差したので、こういう絵が撮れたのが嬉しい。

二列横隊が正面から。まず前列が散開。

続いて2列目。正直こういう課目は動画でないと面白くない。

そういえばロシアで見た時は変則5機編隊だったが、それでもそこそこ見栄えのするプログラムだった。
正調9機編隊では流石にケチのつけようがない。
驚いたことに、RIATでの演技の合間にも、シルバーストーン・サーキットのF1会場上空でフライバイをしてきたようだ。
土・日で飛ぶ場所が違うなんて朝飯前もいいところ。フルショーやって、フライバイに出掛けて、夕方には次の会場へ移動なんてことも普通にやっているようだ。まったくもって脱帽である。

そういえばオリンピックの話はまったく書いていなかった。
卓球女子団体、メダル取れてよかったよ。体操もそうですが、個人戦、団体戦と戦い続けようとすると短期間に何試合も戦い続けねばならない。すべての試合で完璧なんてことはありえないから、悪くてもそれなりに纏めて勝ち上がる技術と体力、そして頭が必要なんですな。団体戦では当然ながら自分だけでなく、ともに戦う仲間とのバランスも重要。女子卓球はちょっとチグハグな流れにハマってしまっていたが、何とか最後は歯車が噛み合った感じだ。次は男子団体ですね。

艨艟に住む山猫:FAA HMA2 Blackcats

2016-08-14 22:21:08 | RIAT2016

日本ではまず見る機会がないアグスタウェストランドAW159。この動物顔は一度見たら忘れないのではないだろうか。
どちらかと言うと、ネコ科というよりゴリラ系だけれども。

HMA2はイギリス海軍航空隊に所属する多用途ヘリで、救難、偵察、対潜哨戒と何でもこなすのだ。
が、この機体が日本で知れ渡ったのは、あの韓国が導入を決めたからであろう。そして、ご多分に漏れずゴタゴタしている今日この頃らしいのだ。いろいろ装備を積みすぎて重量化し、作戦行動時間が三数十分という体たらく。

この機体の名誉のために言っておくと、機体自体は十分高性能。ただし機体サイズはさほど大きくないから、ペイロードが大したことがないのは当然の話。FAAには3発エンジンのアグスタウェストランドAW101”マーリン”も導入されており、大型艦にはこちらが載っているから、HAM2は中小艦艇での運用が主戦場。

AW101は海上自衛隊にも導入されているのでお馴染みだろうが、AW159はちょっと中途半端なのかあまり採用国がない。と言うか韓国だけ。う~~ん、飛んでいる感じではなかなか軽快なんだけどな。

Blackcatsは2機の山猫で編成されたデモチーム。連日飛んで楽しませてくれた。
ヘリ2機でも十分見応えあるんですぜ。海自さん、どうよ。

蛇の目な台風:RAF Typhoon FGR4

2016-08-13 19:05:57 | RIAT2016

やっと登場、ホスト国のタイフーン。
他とは一線を画す突き抜けたフライトか、と言われればちょっとハテナだが、流石の存在感を見せてくれた。

イギリス空軍はTyphoonのディスプレイチームを運用していて、時には特別塗装の機体を飛ばしているのですが、今回はドノーマルの雑魚番機。
所属飛行隊のマークも無いというのが寂しい。う~~ん、地味です。

ラウンデルが限りなくロービジに近いので、ぱっと見どこの機体か分からんね。まあ有視界で彼我を判断するなんとことは基本的にないのだろうけれど、見る側からするとやはり物足りない。

第4.5世代ジェット戦闘機にしては結構ゴチャゴチャしている機首。やっつけ仕事感満載のエアインテイクにしても、カナードまわりの造作にしても、とても洗練されているとは思えないのだが、BAEに言わせると、同世代のラファールよりずっとステルス性が高いというのだ。どうにも納得出来ないけれど。

今回の目玉、F-35Bとのフォーメーションフライトへ向かうTyphoon。
こちらは実戦部隊からNo.1SQのFGR4が離陸する。2タンクというのがちょっと嬉しい。

おお、この角度はなかなか精悍な雰囲気。
今年の秋ははるばる極東まで飛んで来るようですけれど(千歳と交流があるので、来るのは千歳らしい)、ディスプレイチームのパイロット同伴できてくれないですかね。せっかくの航空祭シーズン。頑張って見に行きたいのですけれど、飛ばないのかな。
イギリス空軍との絆を見せるためにも、良いチャンスだと思うのですがね。