P.S.出雲から 八雲立つ空へ-SP(Special Performance)

「八雲立つ空へ ~出雲空港写真ギャラリー~」を陰日向に支える、いわば増加燃料タンクのような存在です?

JAL旅客機コレクション 第28号 E170 インプレッション

2020-11-25 19:27:56 | 1/400で行こう復活版
さあ、やってきましたエンブラエルさんです。
今回はもう本当に久々に出張が組まれたため、これまた久々に
チョイスが可能な回となりました。ただ、正直なところさほど
問題はなさそうで、安心して買ってもよさそうですぜ。
パッと見たところ破たんはないです(そりゃあそうか)。
小型機は出来がいい伝説継続中。しかし、これができるなら
ボンQの酷い顔はどうにかならなかったのか、という怒りも沸い
てきます。メインギアも細くなりましたね。
何気にエンジンの造形も細かい。左右にあるフィレットも完全
再現。これができるなら、DC-10とか777のエンジンフィレット
はなぜ再現出来ないんだろうか。まあ、進化したということに
するか。
この個体はコクピットウィンドがわずかに低いか。ギリギリ踏み
とどまった感じ。ちなみに実物は、両サイド1枚目の窓ガラスが僅
かに独立気味に配置されており、これが案外目立つのだが…
これがちゃんと表現されているようだ。やるじゃん。
毎度微妙な水平尾翼の上反角。今回は良さそうです。
ウィングレットの雰囲気も悪くなさそうです。
お尻にあるAPUの塗分けが斜めっているのも、実機通りです。

ということで今回は満足度高いです。もうひとセット買うかな…
E175やE190が出るのか、ちょっと心配ではありますが…
次は日本アジア航空のジャンボだそうです。赤青チートライン時
代だそうですが、売り文句が「初代鶴丸塗装」は笑っちゃいますね。
アジア航空のマークは鶴丸じゃないから、鶴丸はどこにもない。残
念ながら、例のアッパーデッキが痩せたモデルでリリースされる可能
性が高そうです。


JAL旅客機コレクション 第27号 MD-81 インプレッション

2020-11-17 21:52:44 | 1/400で行こう復活版
腹立たしいことに余計なことを書いたので、アップが遅くなった。
いよいよ近所を探すのが厳しくなってきたので、e-honで発注とい
う、仕方がないとはいえちょっと危険な作戦を取らざるを得なく
なった。
率直に言って、非常によく出来ていると思う。ちなみにまたまた
ベトナム製です。今後は新規金型を中心にベトナム製が主体とな
りそう。パッと見では破綻がなく見えますが、実は尾翼のTDA周
辺がかなり乱れていて、指紋まであり、すいませんがまたハズレ
を掴んだようです。ただ、全体のイメージは結構掴めていると思
うので、塗装工程上のハズレをふまないように見極めれば、満足
できそうです。
例の顔がダメなJET-Xと並べてみる。以前書いたようにJET-Xは
頭が下がり気味なので、デアゴは問題ない。
だが、なんとなく違和感がないか。おなかが見えすぎてないか?
この個体、塗装が斜めっているのである。正面から見て、全体に
右上がりなのが分かるだろうか。スターボートは正常な位置だが、
ポートサイドの塗装が全体に高いのである。
実は入手時はもっとひどく、横から見るとエンジン裏の窓列がす
べて見える状態。(当然エンジンに隠れて見えないのが正しい)
これは立て付けの問題だろうと考え、主翼を胴体から引っぺがし、
尾翼も引っぺがして調整。エンジンは力技で曲げて角度を調整。
およそやれることは全てやった(主翼を取り付けるダボはかなり
リューターで削った)が、残念ながら首を傾げた状態は誤魔化し
きれなかった。
良い塗装なだけに残念としか言いようがない。また、代替品発注
である。個体差だといいけどなあ。

*追記:代替品届きましたが、やっぱり首傾げでした。どうやら
これがデフォルトのようですね。左エンジンが下向きに付いてし
まうのも同様なので、やっぱり全部引っぺがして無理繰り調整す
るしかないと思います。まあ気にしないのも手ですけれど。

一応書いておきますが、残念ながらエンジンは改修されませんで
した。したがってモールドは初期型エンジンのままです。

さて、次回はE170である。顔だけ(コクピットウィンドウ)ちゃん
としてくれれば、相応の出来にはなりそうです。期待して待ち
ます。

マナー以前の問題

2020-11-15 11:53:06 | 出雲空港なネタ
本当はこういうのは書きたくないのだが、今日は全くもって
腹に据えかねるので晒すことにします。

コハクチョウの群れを追い立てるアマチュアカメラマン。
これ、無知でやっているんじゃないです。この人、あぜ道
を延々何十メートルも歩いて白鳥を追い立てているのですよ。
鳥の方は、彼らなりのソーシャルディスタンスを取りつつ
移動していきます。
撮りたい位置にコハクチョウがいないから、あるいはば
らけた群れをまとめて撮りたいから、故意に接近している
んです。あわよくば飛んでくれないか、ぐらいの感覚です。
望遠レンズぶら下げてますが、この人は写真を撮りません。
画面の左側に仲間が2人おり、こっちが撮る係。

ちょっとあんまりなので、2人捕まえて注意しましたが、
全く悪びれる様子もない。見たところ60代・50代のいい
歳した大人がこの体たらくですよ。たぶん今もどっかで
追い回しているんでしょう。ああ、一応車のナンバー控
えてきたんで、次見かけたらホント晒すよ。姫路の三人組。
地元の人たちが、そっと見守っているのが分からんのかね。
鳥の習性を少し学べば、彼らが朝晩にねぐらへ帰るとき以外、
ほとんど飛ばないのも分かるだろうに。

「近ごろの若いもんは」みたいな話は昔からありますが、
きょうび一番たちが悪いのは、正直言ってこの世代ですわ。
とにかくマイルールで「問題ない」とか言い放つし、その
場でバレなければ何とかなると思っている。おまけに、形
勢が悪くなると逆ギレする。接客業やってますと、ホント
一番ブラック世代。

デアゴスティーニのジャンボがなんとなく似ていない件

2020-11-09 22:02:08 | 1/400で行こう復活版
今更といいますか、世間では自明の事実なのかもしれません。
デアゴのジャンボが何となく違う気がする、その理由が分か
ってしまいました。
同一塗装機は残念ながら在籍しないので、似たようなところ
で。初期リゾッチャ(パープル)カラーは、PXのモデル。同社
がまだまだマイナーだった時代、10年以上前のモデルです。
アッパーデッキ後部のライン取りは、かなり「似ている」気
がします。
DWのもう15年以上前のモデルです。おそらく初期モール
ドなので、20年以上前の設計と思います。無論アンテナ
がなかったり、現在ではいろいろ見劣りしますが、アウト
ラインはいまだ色あせない的確さをすでに備えています。
ちなみに当時の某社1/500なんかは、足元にも及ばないほ
ど似ていなかったし、よく言えば大らかな時代でありまし
た。
とりあえずデアゴ再掲。
こうして比較すると、デアゴも結構いい線行っているのが
お分かりいただけるかと。サイドビューは結構いい感じで
す。昨今酷評されている某メーカーのジャンボフレイター
よりずっと雰囲気が良い。

で、25号レビューちらっと書きましたが、JAノLが倒れて
見えるのはなぜか。
やはり予想通り、アッパーデッキ部分の横幅が足りないん
ですよ。

サイドビューと同じ順に並べてみました。
先行2社が、きれいなカーブを描く卵形の機体断面を持つ
のに対し、デアゴは明らかに上部が尖っており、横幅のボ
リュームが足りません。多分アッパーデッキの座席配置が
違うんでしょうね(笑)
物凄くシート幅が狭いのかもしれないけれど。
さて、実機はどうなのか。JAノLカラーだと分かりやすいは
ずですが、パッと出てきたのがポケモンの写真。
やはり分かりにくいな。SUDタイプなので、アッパーデッキ
の後部ラインが見えないのもよろしくないね。
とはいえデアゴのアッパーデッキが実機より痩せているのは
確実ですね。ただ、これを見ると先行2社ほどアッパーデッ
キ部も丸っこくない。こういう造形は再現が難しいんでしょ
うなあ。
ということで、デアゴさんのモールドは今後も変わらないと
思いますが、もし何らかの理由で作り替えるのであれば、ぜ
ひ改善してほしいところです。

JAL旅客機コレクション 第26号 DC-6B インプレッション

2020-11-09 07:35:56 | 1/400で行こう復活版
ちょっとテンション下り坂で、遅くなって申し訳ないです。
今回は小型機なので、二機セットですね。
前方カーゴドアを持つDC-6A改造型とオリンピック聖火を運んだ
City of Tokyoがチョイスされており、なかなかツボを押さえたモ
デルになっています。五輪特別塗装はまあ、これ位が限界でしょう
ね。本誌でも書かれていますが、この2機、どちらも東京号なんで
すよね。DC-6A改造機であった初号機JA6201は当然のように東京
号に。ところが五輪の時期には就航10年を越えてヘタってきており、
JA6206名古屋号を改名して飛ばしたようです。
プロポーションについては正直よく分かりませんが、雰囲気は出て
いると思います。タイトルの位置や尾翼の塗装など、時期の異なる
両機が微妙に異なっているあたりも面白いところ。
さて、似て非なる子。AC製のDC-6Bです。パット見て雰囲気が違う
のですが、最大の理由は顔ですかね。ただ、どちらが似ているかと
いえば、デアゴかもしれない。デアゴは、全体的な傾向として脚関
係がゴツくなることが多く、今回も前脚や脚扉が目立ってしまって
イメージを悪くしています。エンジンの造形などはデアゴも結構頑
張っていると思いますが。
コクピットウィンドウまわりの造形は明らかにデアゴが勝ってい
る。問題は脚扉がごついので、そちらが目立ってしまうところか。
ACの方がかなり主翼上反角が大きい。ちょっとやり過ぎかな。
面白いのは、主翼の塗分けがちょっと違うこと。デアゴの方は
エンジン軸線の外側にオフセットされています。この塗装、資
料が少ないですが(例によって主翼上面が分からんのです)、他
の航空会社でも採用されているので、それで正しいのだと思い
ます。排気対策かなと思ったんですが、左右翼とも外側に振れ
ているので、多分違う。
それと微妙ですが、青のストライプが水平尾翼に張り出してい
る。これって知ってました?
おそらく胴体から水平尾翼が直接生えているのではなく、後端
部にフィレットが張り出しているんだと思うんですが、ちょっ
と確証が持てないです。単純にストライプがはみ出しているのか
なあ。よく分かりません。当然ながらデアゴのみの表現です。
今気が付いたけれど、期待のベトナム製ですぜ。今後新機材は
ベトナム製になるのかな。

さて、今回のDC-6Bは入手がしんどかったのでまた通販でした。
次回はMD-81ですが、レインボーカラーの上にTDA!!!
ACと丸かぶりです。(ACがダメな子だったのでOKですが)素直に
JASでいいんだけどなあ。
そして、その次は待望のEMBRAER E170です。試作品を見る限
り(小型機だし)出来がイイ!!
本当はE175とセットが良かったけど2色セットでもまあいいや。