P.S.出雲から 八雲立つ空へ-SP(Special Performance)

「八雲立つ空へ ~出雲空港写真ギャラリー~」を陰日向に支える、いわば増加燃料タンクのような存在です?

強いなあ、ウォッカ

2009-11-30 00:59:21 | 出雲的ヨタ話
写真は何の関係もありません。仕事ですから、見に行けないですもの。本当は久々に東京府中の観戦も出掛けたいところですけれどね。
最終週なので、府中の開催は来年までないのか…残念。
ということで、家へ帰ってきてビデオ見て脱帽したわけですがね。
ウォッカのレースって、何でこんなにドラマティックになるのだろう。いつもそうだなあと思って、戦歴を見てみるわけです。
22戦10勝、2着5回、3着3回。

実に立派だが、ポコポコ負けてもいる。少なくとも最強とは言いがたい。
よく言われることだが、1600mでは連対率10割、海外を除けば1800mでも連対率10割で(すべて2着ですが)、2000mになると3着が2回ある。明らかに距離が伸びるほどよろしくない。2200m以上ではボロ負けも出てくる。
本質は「マイラー」かなと、私も思うのだ。
彼女の真骨頂は、多少不得意でも何とかしのぎ切ってしまうしぶとさにあるのだろう。あるいは、府中大好き娘の特性に合わせた、陣営の徹底的な府中狙い撃ちが、不得意でも辛うじて対等に戦える力を授けていたのかもしれない。もう1年半も東京でしか走ってないのである。関西馬なのにね。
したがっていつも踏ん張りが利く訳ではなく、常に危うさが同居しているのもまぎれもない事実。またそこが魅力なんだよねえ、といわれればそうかもしれない。危ういからこそ、それを切り抜けたときの強さが印象に残るのか。
結局、強いのは確かなんだけど、この馬の強さは数字には出てこないのかもしれないねえ。
条件にもよるだろうが、同期のダイワスカーレットの完璧に近い強さ(生涯連対率10割、最大でもコンマ2秒しか負けたことがない)には敵わないと思うんですよね、馬のポテンシャルでは。でも実際には2勝2敗の五分に終わっている。ウォッカが勝った2レースは、首差、鼻差の同タイム決着でまさに薄氷を踏むような勝利。抜けた強さは無いのかもしれないけれど、このあたりにウォッカの真の強さがあるんでしょうな

これでチャーターもおしまい?

2009-11-09 00:38:23 | 出雲空港なネタ
真っ暗過ぎて笑うしかないですね。
こういう時こそRAWでしょうという気もするのですが、基本的にjpeg撮って出し派な私は意地になってjpegです。
言い訳がましくなりますが、「RAWでとっときゃ現像で何とかなる」的スタイルがどうも馴染めないのですね。「数撃っときゃヒットも出る」と大してかわらないレベルかなと思いますし。


こんな状況で300mm×2テレコン×APS-Cで1.6ですから、35mm換算で1000mm弱です。
少なくとも10年前にはまともな絵は撮れなかったでしょう。ISO800とか1600のフィルムはありましたが、とてもこういうシチュエーションで使える代物ではなかったのです。しかも36枚撮りで1本1000円位したはず。
時代は変わったなあとおもいます。ほんの少しだけコントラストを上げていますが、基本的にカメラ任せの撮って出しjpegでこれです。
驚くべきことに、秒間8コマで連写しているにもかかわらず、ヒストグラムを見たら全カットとも山が綺麗に収まっていて、ちゃんとハイライトもトンでない。AFはきっちり顔を捕らえているし、手ブレ補正がビシッと効いている。
ただただ凄いなあと思いますね。個人的にはコントラストが効いた絵が好きなので、どうしても少しいじりたくなりますが、何もしなくても十分絵として成立してます。
露出補正-2/3なだけで、完全撮って出しリサイズしただけ画像です。
何かここまで来ると、「俺不必要?」という気もしてきますなあ。
撮ってるのカメラとレンズですよ、明らかに。
無論ファインダー内できちんと追いかけないとブレますし、あっちが切れたりこっちがはみ出たりするのですが、そんなもんはこのジャンルでは基本でしょう。
手持ちで撮るから、ブレないシャッタースピード=腕次第ではありますけれど、それも考えるうちには入らないレベル。こういう時はマニュアルで撮るのが基本かもしれませんが、機体と照明の位置関係で明るさがころころ変わりますから(出雲の照明は特にそう)、当方は通常どおり露出はカメラ任せで、必要に応じて露出補正で調節するのです。
多少考えているとすればその程度ですよ。邪道ですか?

空飛ぶセイウチ

2009-11-06 23:59:05 | 猛禽の宴復活版
一度見え出すと、それ以外には見えなくなりません?
明らかにセイウチですよ。
成田に行けばいつでも見られる機体ですが、実は初見でした。そういえば我が家にも模型は1機しか(カンタスカラーの同社第一号機のモデルです)在籍しておらず、今ひとつ印象が薄いままだったのです。
第一印象としては、デカイ割りに静かってコトですかね。
いつの間にか離陸滑走を始めていて、上がるまで気が付かない人が多数だったという…。
理由はいろいろでしょうが、このエアショー(一応公式には今回からADEXと呼び換えて、ショーではなくなったのだが)の場合、お客さんが実に淡白といいますか、結構そっけないのですね。
イーグルがビンビンゴーゴー飛んでいても知らん顔している人が沢山いる。
お弁当を広げるとか、昼寝をするとか、そういうレベルの長閑さでもないんですよ。いったい彼らは何しに来たんでしょうかね。
そんな中で案外歓声が上がっていたのがこのA380のフライト。拍手している人がいたりね。それもなんか場違いな気もしますが…。
エアバスは専属のテストパイロットを同行させていたらしく、キレのあるフライトを見せてくれた。
まああとはお天気がね、もう言うのやめよう。
旅客機のデモフライトといえば、このぶん回し急旋回。
エンジンの吹かし具合からして、まだまだ余裕があるように見えました。もっとも、このバンク角では乗ってる方はもう限界かもしれません。
どこぞのYSと違って、操縦桿を力任せに切り返す必要はないので(フライバイワイヤのサイドスティック操作ですから)、非常にスムーズに8の字旋回します。
A380はコリアンエアが10機を発注済で、この機体にもSee you soonなんて書いてあります。デリバリーは来年暮れのようですが、今回、大韓航空もAirbus社も宣伝に気合が入っており、いろんなグッズをばら撒いておりました。
日本の航空会社は…買いそうもないですね、残念ながら。

どうでもよいことではありますが、一番印象に残ったのはA380のご当地読みだったりします。
A380=えーさむぱるこん
たびたび場内アナウンスで登場していましたが、「オリハルコン」と「サンバルカン」のアイノコみたいで、何か格好いい響き(勘違いも甚だしいが)。
今後、そら飛ぶセイウチを見るたびに「さむぱるこん」を思い出しそうです。

まだサンダーバーズ

2009-11-05 23:59:26 | 猛禽の宴復活版
ひえ~~まだやるの?
やります。いまだ頭ん中はサンダーバーズ飛んでますから(単純)
今出張先なもので、どうせアップする写真もないし…と思っていたのだけれど、なんてこったい。
ちゃんと浜松の予行データをノートPCにバックアップしてました。
よほど嬉しくてやらかしたんだろうなあ。普段なら不測の事態でデータ喪失するのが怖いので、出先ではあまりCFにアクセスしないのですが…
後に気が付くことですが、結局この日のフライトが機体に最も近く、唯一の順光だったのです。
こういう単独機のカットをもっと撮っておくべきでしたね。
撮影データを見ているとよく分かります。何もかも初めて尽くしだったので、余裕無いんだなあ、全体に。
ということで、海の向こうで撮影したカットの方がずっと画面にも安定感があるのですが、如何せんお天気がね。
機体の動きも、演技順もほぼ把握している分だけ心のゆとりがあったのですよ。ああしかしお天気がね。
もう、とにかくお天気がね。
何はなくともお天気がね。はあ…

などと書いてますが、実は初めてキタムラのフォトブックを発注してしまいました。個人的には構成枚数の割にお安い(つまりボリュームがある)Photobackの愛用者なのですが、サイズの自由度では敵いません。A4サイズでも組めるのはいいですね。
お値段も20枚で3000円弱ですから、一枚150円ほど。ふつうにA4サイズでプリントを頼んでも数百円(600円くらい?)しますから、コストパフォーマンス高いですね。
さて、どうなりますやら。

常用レンズがほしいな

2009-11-04 01:14:21 | 出雲的ヨタ話
今回は別件もあったので、そう派手に機材を持ち歩くわけにもいかず、コンパクト化しました。
それですごく悩んだんですよ。どのレンズを持っていくか。
デジカメってトラブッたらホントどうしようもないじゃないですか。だからカメラ本体はどうしても予備が必要。
外でのレンズ交換のリスクを最小限にする意味でも、また撮影中の望遠&広角持ち替えを考慮しても、まずはカメラ優先です。
そうなると必然的にレンズ数を絞る必要があるのですが、悲しいかな我が家のラインナップは、
10-17(魚眼)、17-35、28-105、100-400mm
良くも悪くもきれいに揃っていて、どれか欠けるとそこがそっくり穴になる。
おまけに一番頻度が高そうな28-105mmがf2.8の大口径なので嵩張るし重い。
このイーグルと同じですな。何でもあるだけ持ってけばいい(何でも付ければいい)、なんていう簡単な話じゃないわけです。
しかしすごいですな、この重装備。見えませんが、胴体センターにはさらに誘導爆弾を積んでます。
今回の場合は、出掛けたからには地上の展示をまったく撮らないと言うさびしい事態は避けたかったので、28-105を仕方なく持っていったのですが、結論から言えば鞄から出すこともなく、ただの錘として海を渡っただけでした。
出すのも億劫なほど疲労していたこともありますが、いつも持ち歩いているコンデジでコトが足りたからというのも大きいですね。
今回、広角系は全部コンデジです。
高い金出してそろえたレンズ群が泣きそうですけれど、こんなもんですかね。
広角で絵作りをしたい時=軍用機が被写体、という公式は当方の場合皆無に近いので、大口径のメリットは低く、むしろ高倍率ズームも視野に入れた機動力重視でよい。コレがまぎれもない事実のようです。あくまで私の場合ですがね。
ということで、今後もコンデジでもいいのですが、航空祭がらみの遠征用に17mmくらいからのズームを探そうと思います。今なら手ぶれ補正付きでも結構安いですから。

すごい寒いぞ

2009-11-03 19:56:58 | 出雲的ヨタ話
なんか突然冬ですね。大山30cmの積雪って、無茶苦茶な展開だなあ。
で、出雲も大荒れだったわけですが、うちの職場の前にでっかい銅像が建ちました。
いや、正しくないな、台座がでっかい銅像が建ちました。正直大金をコレに出せる人がいることに驚きます。
まあ価値観の相違ってものでしょうが、銅像建てるの好きなのかね、偉い人は。よく分からん。
で、いろいろ悔しいので?貼っときます。
遠すぎて話にならん。
1800万画素に甘えてトリミングしてますが、粗さは隠せないなあ。
コレをまともに撮ろうと思ったら何mmいるというのだ。絶対無理…。


コレですと翼の面積分だいぶ誤魔化せます。
でも、このダークグレイ一色は絵的に全然映えませんな。
日本がF-Xにイーグルを選んだらこの色になるのだろうか。ちょっと心配です。
パワーに余裕はありそうですけどね。
どうせならハイレートくらいやってくれれば良いのに…結構地味です。
まあ溝に(マンホールだっけ)落ちたり、日本海に堕ちたりしてますから慎重なのでしょう?
単純にJASDFと違ってデモフライトの機会が少なく、慣れてないだけのような気もしますが。