世間において行かれないように、こちらもついていきましょう。
1号飛ばした38号はついにSAABさんが登場。IZOでもおなじみの機体
でしたが、デアゴさんはちょっと捻って?HACをチョイスしてきました。
確かにグループ企業であるHACを無視はできないけれど、JACを差し置い
て登場したのは意外ですね。緑の旧塗装は、一時的にグループから離れて
いた際のものなので、これがモデル化されたのも想定外です。無論嬉しい
誤算なわけですが。
例によって小型機は出来が良くなるジンクスのごとく、いい分に気に出来
上がっています。機材の特徴はおさえられており、エンジンの造形や、跳
ね上がった水平尾翼の雰囲気も良いですね。相変わらずコクピットウィン
ドに少し違和感があるので、私の中ではもやもやした気持ちがありますが、
まあ及第点まではあげても良いでしょう。今後モデル化されることは皆無
ですしね。
結構コクピットウィンドがデカいんですよね。その雰囲気はよく出てい
るんだけれど、ちょっと位置が低いかな。側面窓の後端は、前傾がもっ
と緩やかです。
正面から見ると、たしかに側面窓の上辺がわずかに高く、下辺は少し後ろ
下がり(タレ目)なんですが、モデルはちょっとやりすぎか。
さて、似て非なるものはJC製のSAABさん。確かノーマルカラーもあった
はずですが、我が家にはコウノトリカラーしか在籍していません。ぱっと
見ると顔の雰囲気が大分違いますが、ではJCが似ているかというと、そう
でもない。
平面形の比較。殆ど変わりませんが、実際にはWTの方が主翼端をわず
かに延長しているので、ウィングスパンに差があるはず。モデルはほと
んど違いがない。こうしてみると、胴体径には差がありそうな雰囲気。
JCの顔は私にはSAABに見えないんだよね。ボンバル顔に見える。
ということで、その希少性も加味すれば十分納得できるモデルだと思い
ます。コクピットウィンドはなあ…もう悩むより、デカール作ったほう
が早い気がしてきた。個人的には耐久性にどうしても難があるので(20
年スパンでの話ですが)、近年の当方のスタンスからすると使いたくな
いのですがね。まあシルバーとグレーしか使わないし、余白を最小限に
カットすれば黄ばみも気にならないかなあ、という期待もあったり。
作ってみますか、デカール。アルプスプリンタも時々動かさないといけ
ないしね。