P.S.出雲から 八雲立つ空へ-SP(Special Performance)

「八雲立つ空へ ~出雲空港写真ギャラリー~」を陰日向に支える、いわば増加燃料タンクのような存在です?

天狗生き残る

2016-02-15 00:55:37 | 猛禽の宴復活版

無くなっちゃってもしょうが無いなと思っていた、304sqの天狗マーク。
沖縄に移ってもしぶとく生き残ったようです。ただしロービジ化。
うう~~~、正直ロービジ化してもさしたる効果はないと思うのですよね。

どちらかと言うと、相手に対してというより、自分たちに対してじゃないかな。最前線にいる自覚と、国内に対するアピール、そういうことでしょ。

しかし天狗じゃなくてもいいのになあ。思い入れが大きかったんでしょうけどね。

忘れない

2016-02-06 21:17:57 | 出雲的ヨタ話

このタイミングで地震が来るなんて、思ってもみませんでしたが、やはりふれずにはいられない。
台湾の地震、まだ行方不明の方の捜索も続いているようです。
災害で困ったときの切り札は、今も昔も軍隊さんです。おそらく彼らも最前線で奮闘中だろうと思います。

救難デモ中のS-70
さほど派手さはありませんでしたが、観衆には大人気だったのを思い出します。
出かけたのは2010年ですからもう随分経ってしまいました。
翌年(というか、この時の新竹基地公開は12月だったので、実質3ヶ月後です。)があの東日本大震災ですね。そして、どこよりも先に数々の支援の手を差し伸べてくれたのが台湾です。
ほんの数カ月前に実際に台湾に行き、身振り手振りでバスの乗り方を教えてくれたおばちゃんや、美味しい屋台を教えてくれたウサギの耳付きのホテルのおねーさん、おまけを沢山つけてくれた売店のおっちゃん…何度もその優しさにふれたからこそ、あの震災の時の支援はほんとうに嬉しかった。政治的には多少あるかもしれないけれど、お隣の国同士、ちゃんと心が繋がっているんだと実感した。

さあ、今度は我々の番だろう。直接行くことはできないが、寄付ならできる。昨今は凄いね、ネット経由ですぐに寄付できる。台湾南部地震緊急支援募金(Yahoo!基金) 、当方も少しばかり寄付してみましたが、すごい勢いで賛同者が増えています。
そうか、台湾は明日が大晦日なんですね。誰もが笑顔で正月を迎えられるように…

IDF特集

2016-02-04 21:08:47 | 猛禽の宴復活版

この際だから経国さん特集でもいってみようと思うのだ。
過去に数枚あげただけで終わっていると思うし。
ご覧のように特別カッコいい飛行機とは思わないが、なかなか味のあるスタイルである。もともとF-5戦闘機の代替として企画されたので、双発機とはいえF-16よりも一回りほど小さい。

エンジン自体は民生機用エンジンを改良したF125ターボファンエンジンなので、双発とはいえF-16が1基搭載するF100エンジンにも届かない。実際、飛んでいるのを見ると若干パワー不足のよう。正直第4世代の軽戦闘機レベルには達していない。

コクピットはきちんと世代並みに近代化されており、HUDが並ぶ。その辺は赤い星の飛行機とは一線を画す感じね。レーダーはF-20用に開発されたものを改修の上積んでいるので、フェイズドアレイレーダー世代とは比べようもないが、後述の天剣二型AAMとの組み合わせで視程外距離戦闘が可能なので、現場でも十分に戦力になっています。

見えにくいけれどその天剣二型。アクティブレーダー誘導なので、所謂撃ちっぱなし可能。経国は胴体センターに半埋込み式で二発を搭載可能。

こんな感じでセンターに専用ハードポイントが切ってある。しかし主翼パイロンにぶら下げられないというのは珍しいね。

こちらは天剣一型。見たとおりAIM-9サイドワインダーの亜種であるAAM。翼端パイロンはこれ専用らしい。

2タンクで編隊を組む経国。台南飛行場の第423戦術戦闘機聯隊 第3大隊所属機です。複座型のB型を含む総勢約130機が5箇飛行大隊に配備されており、先ごろうち71機が近代改修されたとのこと。台湾空軍といえばヤンチャなミラージュに苦労しているようですので、しばらくは現役で飛びそうですな。

まあなんというか、いろいろ興味深い戦闘機ですね。メインギアは90度曲げて畳むのね。こちらは台中清泉崗飛行場第427戦術戦闘機聯隊 第3大隊所属機です。

どうなんだろうこれ

2016-02-02 23:51:21 | 出雲的ヨタ話
地上を這いずりまわってるのは苦手と言いながら、しっかり汚染されているじゃないかという突っ込みがチラホラ…
恐るべし、ガルパニウム中毒…

で、ここは気分を変えてこっちへ行ってみる。

これ見ただけで話が見えた方はもういいです。私の負けです。

せめて飛んでるもので何かないかと徘徊中に見つけてしまいました。Ching Kuoとはまたマイナーな。
はい、経国もしくはF-CK-1、またの名をIDF。アメリカがF-16を売ってくれないので、魔改造自主開発した戦闘機さんです。
いやはやビックリ、こんなのが出てくる映画作っちまったのね。
偽サイトがコロンビアで開設されていて有名な?アマゾンさんでも絶賛販売中です。
その名も『TOP GUY』!!
もうねえ、配給会社というか販売元が狙ってるとしか思えませんな。元ネタは、何時まで経ってもまともなBDリマスター版が出てこない本家『TOP GUN』。そしてバブルに浮かれていた頃の東映(というか空自もかなり派手に協力してるんで、一人悪者というわけにはいきませんが)が作ってしまった天下の大駄作『BEST GUY』。もう既に見る前から駄作の予感がしてしまう、この折衷作戦。まさかと思うけど、アオシマ刑事(笑)みたいに、必殺技叫びながら飛ぶんじゃないだろうねえ。
台湾映画だから、自国の機体を出さざるをえないでしょう。予告動画を見ると、いきなり経国のフォーメーションテイクオフです。おおっ、主役は経国ですか。(シブすぎる)
どうやら主役クラスではないにしろ、ミラージュもF-16も飛んでくれるようですよ。

ということで、う~~ん。週末あたり見てみる!?
かな…