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P.S.出雲から 八雲立つ空へ-SP(Special Performance)

「八雲立つ空へ ~出雲空港写真ギャラリー~」を陰日向に支える、いわば増加燃料タンクのような存在です?

クリスマスって何よ

2011-12-26 00:07:27 | 出雲的ヨタ話
なんか知らないが、クリスマスの度に出張ってどうよ。
ここ10年で何度出張かねえ、半分以上と思う。
で、ちょっとヤケ気味に今晩は沖縄料理店に入ってみた。
最近出張先でもあまり飲まないんだけどね。オリオンの生があったから、思わず入ってしまったというね。
ちなみに京都出張だけど、泊まりは大阪。京都だと、我社のメンバーが何となく行くちっちゃい店があるのだけれど、そこで飲むのも当方は泡盛なので大した違いはない。
泡盛もねえ、いろいろとメジャー化してますが、当方が飲むのは最近は「白百合」と決まっている。なかったらテンションだだ下がり。
白百合、マイナーでしょ。あんまり置いているところは見ない。
はっきり言って土臭いんだ、この泡盛。もう10年くらい前、何も知らずに松江の酒屋で買って衝撃を受けたのが事の始まり。
もう沖繩通いが始まっていた頃で、そこそこ知られた銘柄は飲んでいたのだが、こいつには圧倒されたね。
最初冗談でなくカビ生えてるのかと思った。これ、飲み物じゃないよなあ、と思わせる衝撃の出会い。
正直に言いますと、最初の一本は持て余して途中で諦めた。島とうがらしを漬け込み、調味料として何とか使い切り。
ところがね、また買っちゃったんだよ、馬鹿だから。今度は飲みきった。
以来私の中では、泡盛は「白百合」である。残念ながら当方しか買わなかったらしく、松江の店では見かけなくなってしまった。
至極残念に思っていたら、件の京都の店でひょっこり再会。「この癖の強さがたまらない」などと書かれていた。やはりねえ、知らないで飲んだら人生辞めたくなりかねんからな。

ということで、久々に土臭い泡盛を飲み、フーチャンを食べて満足したのであった。
本当は島らっきょうのみそ炒めが欲しいのだが、メニューになく断念。東京に出たときに、アンテナショップでも行って買ってこなければダメみたいだ。

どうなんだ

2011-11-21 20:23:49 | 出雲的ヨタ話

世間では自称日本一の球団が騒がしいようですが、まあどうでもいいかもね。どう揉めようが勝手だけどさ、お互いどっこいどっこいだよなあ。どっか見えない所でやれよ。
と言うことで、悲願の日本一おめでとう、ソフトバンク。よく分からないプレーオフ制度故に遠回りしたが、今一番強いチームなのは間違いない。FAでどっか行っちゃう奴もなさそうだし、しばらく頑張れそうだ。
よく分からないといえば、バレーボールの勝ち点制が話題になってるのだけれど、それ以前に女子チームの駄目ぶりが忘れられてないか。4位になったんで安心?中国抜けてアジア枠貰ったも同然?その割に負け試合は酷かったぞ。相変わらずホームでボロ負けがあるのがなあ。
足元掬われないことを祈る。

で、地震が来た。
特段何も問題ありません、我が家。

寒くなってきたぞ~~

2011-11-16 22:04:47 | 出雲的ヨタ話

朝晩は急激に寒くなって来ましたね。北国ではずいぶん雪が降っているようです。
今年はヤバイかなあという気もしたので、新しいスタッドレスタイヤ買いました。去年は譲ってもらったものだったので、今年で3年落ち。さすがに厳しそうだからね。
問題はいつ履き替えるかだな。自宅においておくとかさ張るのも問題だし。(基本的にディーラーのタイヤ保管サービスを使っているので、我が家にはタイヤ保管スペースがないのだ)

で、写真はお勤め帰りのドクターヘリ。
このブログでは初登場ではないのかな。

はやぶさを見てきた

2011-10-10 22:23:12 | 出雲的ヨタ話

なんかまた来ちゃってるし、もうどういう機材繰りか分からんね。
もうどうでも良くなってきた。ちなみに在来型(国内型)Boeing767-300は某サイトのフライト情報に引っかからないので、この目で見るまでレジが分からない。(どっかに便利なサイトはないものかねえ)
そうそう、ここを見ている人かは知らないが、JL1669着陸の直前、駐車場まで爆走してきた車の撮影者氏。事故るから止めなさい。
連休で家族連れもたくさん見学に来ている上に、薄暮で街灯の能力も限られる。デカイ脚立を持って走りまわるのも結構だが、後指さされていることに気がつきなさいよ。

で、なんだ、はやぶさだ。
べつに新幹線のことではなく、はやぶさ君の映画だ。
どうやらはやぶさ絡みで三本も映画が作られるそうだが、その第一陣である。
どうかねえと思っていたが、意外に?良かった。
主演の竹内結子は架空の人物だそうだが、「こんな人いそうだよね」って感じで、何となく話を進めていくという役割。大活躍もしないし、大層な演技もない。彼女自身がはやぶさのようでもあり、ナレーターのようでもあり、名も無き(失礼)プロジェクトスタッフの代わりでもある。
ひょっとして、はやぶさを見守る観衆も代表しているのか?
そうかもしれない。
いいじゃないか、これ。

はやぶさの顛末は十分「プロジェクトX」ネタに値すると思うけれど、如何せんまだ先日の話だ。帰ってきたの去年でしょ。おそらく映画を観る大部分の人が、はやぶさの物語の何たるかを知っている。結末も知っている。そう考えると、あえてそういう方向の作品にしないことがベストチョイスだったんだろうと推測できる。
実際、物語は淡々と進む。姿勢制御不能、行方不明、イオンエンジン故障…いくらでもエピソードはあるのだが、驚くべき淡々とした展開で話は進んでいく。尺の問題もあるにせよ、困難はたちどころに解決される。(むしろ漁連との休漁交渉のエピソードのほうがずっと長い。)
え?という気もしないでもない。でも、その割り切りから来る軽快なテンポで、後味は非常に良い。

そんなんじゃ泣けないじゃん?
いやいや、泣けますよ。あなたもほんの一年前、同じ時間を共有したじゃないですか。
はやぶさが南の空に散っていく、その絵を見たら脳裏に浮かぶでしょ、
あの日のインターネット中継が
TVのニュース映像が
ネット上の熱狂が…

次作2本がどうなるやらわかりませんが、当方はこれ、気に入りました。
(もっとも、当方が泣けたのは、臼田ではやぶさからの電波を再び拾うところですけどね。)
あ、あとエンドロールが個人的にツボ。それこそ糸川博士から現代までの日本の宇宙開発(ロケット、衛星開発というべきか)の歴史が写真で綴られる。人工衛星、探査機総出演だから、「おおすみ」から始まって「かぐや」「IKAROS」も出てくる。「てんま」とか「きょっこう」が出てきたので悶絶寸前。「さきがけ」、「すいせい」で号泣。
はやぶさの前の、この積み重ねが生きてるんだと実感できるいい演出。
今更言えないけどさ、本当はNASDAかISASに入りたかったんですよねえ、小学生の頃は。卒業論文に将来の夢、「宇宙開発をする」と間違いなく書いてる。
身の程知らずだと、高校時代に気が付くわけですがね。

ジャンル分けはそんなに大事か

2011-10-09 22:20:38 | 出雲的ヨタ話

学者にとっては大事だと思うけれど、趣味のカテゴリーなんつうものはたいして意味を為さないと私は思っている。撮り鉄、乗り鉄でも何でも構わないじゃねーか、というのが当方のスタンスだ。
こっっちとあっち、みたいな線引きは一番嫌い。
飛行機写真においても然り。
情景写真だ、形式写真だなどといった所で、別に何も違わないと思うのよね。「いやいや、正統派にはルールとこだわりがあってだなあ」、なんて言い出すほうがみっともない。趣味なんだから誰だって相応のコダワリはあるのよ。
オレは旅客機だから、
ミリタリー専門だから、
大いに結構だが、ただそれだけ。ミリのほうが技量が上とか、何でも撮る奴は次元が低いとかそういう低次元な話ではない。言葉通り、それ以上でもそれ以下でもない。
まあ、上に立つ人は説明上しょうが無いのかもしれないけれど、その道のプロが
「こういうのを情景写真といいます」
なんて説明しているのを聞くと、何だかなあと思う。

動画も然り。いろんな人が事ある毎に当方を動画の世界へ引きこもうとするのだけれど、わたしゃあ仕事以外でやる気はない。自分の飽きっぽさ、適当加減を知っているから、動画なんてとても無理。止め絵で1カット勝負すら四苦八苦しているのに、ワンシーン何分もある絵を撮り続けることなんて度台無理。
機材が重くてかさ張るのも嫌。
趣味ってのは、好きな事や楽しいことを増やしていくだけでなく、ネガティブなことをさり気なく排除していくことも、長く続ける秘訣だと思っている。
だからやらない。
これだけ機材が進化して、価格が落ちて、万人が撮れる時代になったけれど、実際に満足行く撮影をするのはすごく難しいと思う。

ところで、世間では運動会シーズンですけれど、ビデオカメラかバズーカ砲担いできてウチの子撮ってよ、と知人に言われた。ハイ、断りましたとも。徒競走でワンカットなら自信あるが、一日撮りまくれなんて言われても無理だ。そういう依頼はお断り。
閑話休題。

動画とスチルは違うんだ、という話がある。まあ確かに違うよね。方法論というか、スタンスも違う部分があるかもしれない。
でも本質は変わらないと思うのよね。「文法がある」なんて話もあるが、文法が時代を経て変化していくのは、ごく当たり前。しかもいまの時代、その変化は加速度的に速くなっている。
しがみつくほど大層なもんじゃないでしょう、文法は。文法だけ知ってても、海外行ったら通じないんだから。←そういう話じゃあないけど

飛行機動画に私が求めるものってなんだろう。
極論すれば、物凄い写真が一枚あるとして、動画の場合それに前後の場面が付属して、同じクォリティで動いて欲しい。
動画だからちょっと機首が切れる瞬間がありますとか、手前の柵が見切れてませんとか、ちょっと天気悪いけどまあいいでしょ、みたいな話は違うと思うのだ。
飛行機好きにわかりやすく言えば、L.オザワの絵が動いて欲しい。
究極の動画って、そこへ行き着くんじゃないだろうか。
熊本空港の夕日を求めて何年も通う、下地島の海を求めて何日も待つ、それはスチルも動画もおなじじゃないのか。
動画にしか撮れないシーンは確かにある。でも、それに負けないくらい動きのあるスチルを撮ることだってできる。
スチルならではの1枚は確かに存在する。でも、それに負けないくらいのインパクトを一瞬に込めた動画だって撮れるはずだ。
結局、お互いの良いところを取り入れながら、切磋琢磨していくしかないと思うのだな。
え、お前がそうしろ?
一応人のとった動画は相当気にして見ているツモリなんですけどねえ。

幸運はやって来るか?

2011-09-17 08:36:50 | 出雲的ヨタ話

博多へ帰ってきたらこれがいた。
世間では見かけると幸運を呼んでくるらしいんだけれど、どうだろう。
今日来ているということは、明日は上りがあるのだな、と分かるくらい?たいしてハッピーではないな。

ちなみに福岡の写真展、めちゃめちゃバッティングしており凹む。というか千歳撮影多いな、千歳。
そして最期まで散々迷った下地島カットはゼロ。こっちだったなあというところ。在庫は何枚もできたから(試し刷りした)、次回は下地のジャンボだな。
しかしこの全紙サイズ、どうしても馴染めない。腐っても?画角重視な撮影をしているつもりの私にとって、3:2の縦横比って絶対なのよね。5:4ちゅうと、仕事でしか使わないし、余白を取るのがあたりまえ
だから迷ったことはない。逆に飛行機写真は趣味だからねえ、不要なマージン取らないよね普通。
だからどうしても上がりに違和感がある。今回の写真展を見ても、3:2を感じさせないトリミングができている作品は少ないね。当然当方のはカツカツで、全然アカン。
横長画面で上下黒余白でも良かったかもなあ。

数は力なり?

2011-09-04 23:08:40 | 出雲的ヨタ話

数に物を言わせてゴリ押しするのは、見ていて気持ちよいものではない。でも、数が揃うからこそ機能するってこともあるわけだ.
軍隊における武器のあり方に、シルバーブレットというのがあるけれど、F-22にせよイージス艦にせよ、相応の数をそろえなければ機能しない。なでしこジャパンにおける宮間のキラーパスは、まさに伝家の宝刀といった切れ味だが、これとて一人で成り立つものではない事は、昨日のしょぼい後半を見れば明らかだ。中盤でタメを作るパス回しと、前線の的確な飛び出しがなければ機能しない。結局のところ、総合力こそが肝なのだという至極まっとうな結論が出てくるわけだ。
いつまで経っても決まらないF-Xだが、中途半間にしか揃わないなら、何選んでも戦力にならない気がするのよね。趣味的には台風がグッドな選択だと思いたいけれど、ベストじゃないわなあ。

ま、政治もおんなじだなあ。周り全員やめろと言っても辞めなくて済む総理とか、ケチョンけちょんのぼろ糞に言われて辞めた元首相が、偉そうにまだ権力を持っている政党って何なのだろう。数の強さってのは、こうも露骨なのよね。
相変わらず文句だけ言って過去の反省がない野党はもっとひどいが、そんな議員を選んでしまっているのも我々だ。押し付けるようで申し訳ないが、野田さんには地道に前進してほしい。


さて、先日ひょんなことから
「AKBに誰がいるか知ってる?」
という話になりちょっと面白かったので書いておこう。
まことに恐縮だが、嵐のメンバーさえよく分かっていない私があんな100人もいる(違ったっけ)グループを知るわけもなく、当然のように個人名はほとんど知らないのである。もっとも、いの一番に篠田麻里子(漢字が間違っていないか、今チェックしたのは知らなかったことにしてもらいたい)を挙げて周囲には不審がられたのであるが、彼女はテレビの競馬番組にも出ているし、NHKでも見かけるので別に不思議ではない。とあるディ-プインパクトの仔の名付け親にもなっている。
もっとも顔と名前が一致したのは去年のことで、とても褒められた話ではない。何気に競馬と関係の深い憂木まおみと雰囲気が似ているので、二人の区別もおぼつかなかったりする。
まだAKBが駆け出しの頃、秋葉原で何かのプロモーションをやっているのに出くわしたことがある。何年のことやら、という程度だが、紅白に出る前なのは確かだ。4,5名のうち、抜けて背が高い子がいたのを覚えているのだが、彼女だったか定かでない。普通に美人さんだなと思ったから覚えているだけでね…


という惨状でして、次もう名前出てきません。あ、前田敦子は分かる。あとじゃんけんに勝った子は、幼なじみと同姓同名だから覚えている…といいながら名前飛ぶ。内田はメジャーな苗字だからねえ。

いかんな、年食ったなと思うのだが、まあ仕方がないだろう。
こういうものは趣味人は得意なので、たぶん30人くらいなら把握する自信は私にもある。ボーイングのカスタマーコードとか、ブルーインパルスの演技科目とか、エンジン音で機材識別とか、対象が異なるだけでやってることは大して変わらない(と思う)。
本気になれば覚えられそうだが、曲ごとにメンバーが変わるし、同じ曲でも時々でメンバー違ってたりするし、曲のうちに立ち位置がめまぐるしく変わるので、おっちゃんは目が回るのである。曲は聞けば分かると思うのだ。でも顔と名前が一致しない。
それを覚える必要があるのだろうか、ってところも非常に引っかかる。

話が明後日の方向へ行ったきりだが、私の中では当分「AKBというグループ」以上の細分化は難しそうである。まあ、それはそれでいいんじゃないか、数は力なんだから。

「みずほ」がやって来た

2011-04-08 01:41:45 | 出雲的ヨタ話
いや、すごく迷ったんだけれどもね。まあこれも縁ですからね。(言い訳ですが)
先日九州へ行った時には、駅中に様々なグッズが並んでいて、衝動を抑えるのに苦労したのですが…250円のクリアファイルで我慢したつもりだったんだが…。
しかしこれ良く出来てますよ。それっぽく見えるじゃない。
白藍色に見えないのはカメラマンが下手くそなだけです。例によって手持ち撮影だし、ライティング適当にしかしてないし。バックの茶色がかぶっとるな、これは。
こっちが実物。形容し難いこの格好をきちんと造形できているのがすごいね。
ちなみにJR西日本所属のS6編成です。奇しくも先日の下り「みずほ」一番列車と同じ編成。この日は「つばめ」として走っていました。
ドアの断面形がちょっと考えられない形状になっている。この張り出したフェアリングをもう少し前へ持っていければ、こんな不細工な事にはならないのだろうけれど、その分顔が伸びちゃいますからね。運転席直後に乗降ドアのない500系は不評でしたから、同じ小細工もできないし、よくも悪くも妥協の産物という気がします。
そうそう、乗務員ドア窓ガラス&乗降ドア下にある編成番号まで、模型で表現されてるのですよ。もはややり過ぎの領域ですが、これが「インレタを自分で貼れ」という仕様なので、当方はかなり難儀しました。
本当はS6編成にしたかったんですが、S0からS4編成までしかインレタに載ってませんでした。残念だ。
さて、世間的には九州新幹線は「さくら」なのだろうが、なんか「みずほ」が不憫ですな。命名の経緯に所々あるにせよ、最速列車は「みずほ」ですし、模型でも「みずほ601号」の表示にしております。模型的には、愛称部分が桜色で表示される「さくら」の方が映えるかもしれないが…。
たしかに開業が春ですし、イメージもしやすいので、「さくら」が代表でもいいんですけどね。先代の寝台特急「さくら」は、列車番号が1だった事もありますし、列車の愛称としては歴史ある横綱格ですけれど、「みずほ」だって豊葦原之千秋長五百秋之水穂国(まあ瑞穂でもいいけれど)から採った名称ですからね。わたしゃあ好きですよ、この名前。
チャッチャとこんなのを作りまして、ラベルフィルムに出力しておしまい。厳密には字体が多少違ったりしますが、どうせ出力後は幅1ミリくらいなのでノープロブレム。
永らくアルプスのMDプリンタしかなかった我が家ですが、今年に入ってついにインクジェット式プリンタを導入したので、こういうカラフルなモノも悩む必要なく作れます。オレンジがどう発色するか疑問だったので、濃淡二種類つくっていますが、濃い方を採用。しかし、MDプリンタだと、3原色ベタ塗りで表現不能なこのオレンジ色は出ないと思う。技術革新は素晴らしいね。

*どうも某業者が早速方向幕ステッカーを売り始めたようです。サンプルを見る限り、勢いで作った割に自作のものも悪く無いと思う。(ちゅうか、予備作りすぎて大量に余ってるのよね…とほほ)

新年度!

2011-04-03 22:19:22 | 出雲的ヨタ話
なんかもういろんなコトがかき消されておりますが、一応年度変わりました。当方も人事異動で微妙に職場変わりました。餞別泥棒と呼ばれていますが…3年毎にもらってる人よりずっと健全だと思うのだが(ちなみに7年居た)。
さて、世間では統一地方選挙ですが、全然盛り上がらず。別に浦和市の判断を支持するわけではないが、「それどころではない」というのも理解は出来る。お互いに責任の擦り付け合いにならないように、落とし所を考えて欲しいけどね。

震災の翌週、義援金募金活動のため街頭に立ちました。正直余り乗り気ではなかったのです。アフガンの救援とか、ハイチ地震とか、過去に何度も経験はしているのですが、そうそうお金は集まりません。経験された方なら、そういう状況は理解できるはず。懸命に内容を説明しても、ああそう、で終わっちゃうことも多いのです。募金するかしないかは個々の判断ですし、それをとやかく言えませんが、精神的にはけして楽なものではありません。
さて参ったなと。
でも、いざショッピングセンター脇に立つともやもや感が吹っ飛びました。通り過ぎるほとんどの方が募金をしてくれるのです。まだ震災から日が浅く、島根でも募金活動が活発化する前だったからかもしれません。
テレビで惨状は知っている。自分たちに何が出来るのか?何かしたい、役に立ちたい。
そんな強い気持ちを感じました。
当方はたかだか2時間ほど街頭に立っただけです。エラそうに語れるほど貢献した訳でも、何でもありません。でも、「少ないけど、ごめんね」なんて言いながら小銭を入れてくれたおばあさんや、自転車で走ってきてきて恥ずかしげに募金していった中学生、何度も通り過ぎた挙句、こそっと募金していったお姉さん、「大切なお金だから、ちゃんとお小遣いから出そうね」と家族全員で協力してくれた親子…それぞれの思いが込められたお金が溜まっていく。
こんな経験したことあったかな?
抱えた募金箱の重さが、その感触が、忘れられない。

さて、3月18日にぽっこりとタイプチェンジで入ったA300-600R。おりの時間は辛うじて明るかったのですがドン曇りもいいところ。折り返しの離陸は完全に真っ暗で、こんなのしか撮れませんでした。広角レンズ振ったから前後がブレてますが、手持ちだし及第点かな。
手持ちってのがねえ、私のいい加減な(ガサツな)撮影スタイルを端的に表しております。
さすがにもう出雲に来ることは叶わないでしょう。一便だけ入っても、この機材の良さは活かせません。

白黒つけること

2011-03-27 00:29:25 | 出雲的ヨタ話
年度末でドタバタ状態ということもあり、くたびれて帰宅後即熟睡だったりします。無論、熟睡できる環境が普通にあるというのは文句なく嬉しいことであり、ありがたい事であります。
それにしてもこの天気、3月下旬じゃないよね。春の訪れが本当に待ち遠しい今日この頃。

お陰さまで当方の知人はほぼ連絡がついたので、少しほっとしているのですが、話を聞くにつけこれから復興にどれくらい時間がかかるのかちょっと想像もつきません。
ただ皆さん例外なく「大丈夫、何とでもなるよ」、「こんなところで立ち止まれないよ」、と話してくれるのが当方にも救いです。そんなに簡単なことでないのはお互い分かっているけれど、そう信じたい、その思いに嘘はないとわかるから。ちなみに当方の技能がお役に立てそうなのは、まだ先のようです。でもその時は必ず来ると思うんですがね。

先週末、九州へ出張してきました。西日本は電池が消えたり、コンビニの棚が部分的にすっからかんになったりしてますが、極めて平常です。そして、博多へ行って驚いた。
博多の新駅ビル、人で溢れていました。九州新幹線の全線開業イメージカラーは虹色。駅も、ポスターも、みんな虹色です。けしてお祭り騒ぎではないけれど、十分に活気がありました。
駅で流れていたCMはまたイイ。

「どうして立ち止まってるの? 未来は明るいに決まってる」
釘付けになってしまった。予測不能な情勢とはいえ、作った人も、流している人も、それを見ている人も、今、同じ思いをかみしめていると思う。

進むのを止めるのもそうだけれど、考えることを止めるのも同じだね。
「結局のところ危険なのか、大丈夫なのか、どっちなんですか!!」と官房長官に食って掛かる記者、
「出来るのかできないのか、はっきりしてください!」と叫ぶ事業仕分け人、
「しばらくお待ちくださいの「しばらく」はいつまでなんだ!」と駅員に詰め寄る乗客、
「取り敢えずイベントは全部中止だから」なんて言っちゃう偉い人、
「企業CM流せないから、取り敢えず公共広告機構で」なテレビ局…
間違っているとは云わない。正論だし、正しいこともあるよ。
でも私は尋ねてみたい。それは熟慮の結果なのかと。単なる思考停止じゃないのかと。
世の中そう簡単に白黒つけられないのは誰でも知っている。いや、むしろ白黒はっきりすることの方がずっと少ない。それも分かってる。それでもあるモノを取り、その他を切り捨て、社会を洗練させ、効率を上げて、利潤を追求し、今のこの世の中が形作られた。私だってその中の一人だから否定なんてできない。

でも、なんか違和感あるんだよねえ。何でもかんでも白黒つけなきゃいけないもんかね。前にも書いたけど、感動するのもインスタントだし、何でも検索すればウィキペディアに載ってるし、質問に対する回答があまりに直結しすぎてる気がするんだなあ。世の中ってそんなに簡単に答えが出るもんなのかね。ただの思考停止じゃないの?それに慣れきっているだけじゃないの?

なんか偉そうに書いちまったなあ。まあ半分以上、自分に対して書いているようなものだから、勘弁して下さいな。
国家を預かる人は中途半端なことは言っちゃイカンのだろうし、計画停電の地域があやふやだったら話しにならない。熟慮が言い訳になり、肝心なときに判断ができないのも困ったことだ。何が求められているか、適切に判断するバランス感覚が肝ってことですな。
ということで、当方のバランス感覚により(若干心もとない点は自覚しつつ)ブログは続けます。

おまけ:A300-600Rは本日で運行終了予定でしたが、その圧倒的な(今となってはね)積載能力を買われて被災地への救援便に使われているようです。4月いっぱいは青森に飛ぶようです。