さわやかマナーのポスター

マナー向上のために注意喚起するポスターに、JR西日本センスの良さを感じます。列車の入り口の上に、掲示されています。

＜ヘッドホンの音漏れに注意しましょう＞では、単刀直入で、平凡です。インパクトは弱く、効果は少ないでしょう。イラスト付きで、＜音漏れはナシで！＞と梨の被り物をした熊を見れば、思わずニヤと笑って、乗客の心の中には入り込めます。

マナー向上のためのポスターは定期的に新しいものに代わっています。定期的に代わるのも、新鮮さを保ち、注意を喚起するのに効果的です。少々親父ギャグ的なのも、個人的には好感を持ちます。

　

ユニクロの年度方針

CHENGE OR DIE
＜変革しろ、さもなくば、死だ＞

これは、2011年のユニクロの年度方針です。ユニクロの社長に柳井正氏は、部下にも、経営者にも、自分にも厳しく接し、求めるレベルは高く、目標通りの実績を求めます。柳井氏自身が自己変革を続け、見事な実績を残してしますから、説得力に満ちた、迫力にある文章が続きます。

ー私は単なる零細企業の社長だった。しかし、準備だけはしていた。ひょっとしたら、将来1兆円の売上げがある会社を率いることができるかもしれないと思い、そのために勉強していた。チャンスはそういう人のところに来るのだと思う。何の準備もせず、毎日、ただただ会社と家を往復しているだけの人にはチャンスはやってこない。・・・成功は若い頃から準備していた人だけが勝ち取ることができるものだ。ー

ー危機の時ほど、トップの真の資質が問われる。会社が順調な時は誰が経営者でも、そこそこは何とかやっていける。しかし、危機に際してはリーダーが素早く適切な判断を下さないと、致命傷になりかねない。ー

本当に気迫に圧倒されます。もっと自らに厳しくあらねばと、自戒します、

　

ユニクロの柳井社長の新著

ユニクロの柳井正社長が出版したのが、＜柳井正の希望を持とう＞です。2010年4月から1年間、朝日新聞に毎週土曜日版にコラムを掲載されていたものをまとめた本です。毎週コラムを楽しみにしていたので、出版と同時に購入しました。

柳井正氏は、山口県出身の現代の偉人です。ご承知の通り、（株）ファーストリテイリングの社長です。2代目ですが、同社を躍進させたカリスマ経営者です。

早稲田大学卒業後、縁故採用でイオンに入社したのもの、9ヶ月で退職して、フリーターでした。見かねた父が実家に戻るようにいい、父親から事業を継承した1972年には、所有していたのは宇部市の2店舗だけです。継承した途端7人いた従業員が6人辞めた、そのどん底から這い上がった手腕の持ち主です。

驚くことは、継承した直後に自社の目標を＜世界一のカジュアルチェーンになる＞と宣言したことです。そのためには、＜勇気をもって、誰よりも先に、人と違ったことをする＞ことに柳井氏は忠実であろうとしています。ユニクロ服は＜世界のどこでも、いつでも、誰でも着られる服＞にしようと決意し、日々実行しています。今やユニクロはクローバル企業です。

柳井氏の爪の垢を煎じて飲むつもりで、私も成長を続け、自己変革をせねばと考えております。

　

二胡奏者ウェイ ウェイ ウー

ＮＨＫの大河ドラマを見る習慣がついていますので、毎週日曜日の午後7時55分頃になるとチャンネルをNHKに合わせます。その時の番組は、＜ダーウィンが来た！生きもの新伝説＞です。この番組のエンディング・テーマ曲が、＜ボイジャーズ～イースト　ミーツ　ウエスト＞です。正式には、Voyagers-East Meets West です。

この曲こそ、Wei Wei Wuu （巫謝慧）が二胡を奏でる名曲です。サックスをKenny G が担当しています。女性が泣いているような切ない哀愁に満ちた二胡の調べが、心に響きわたり、陶酔に満ちた別世界に導いてくれます。一人で聞いていると、昔の懐かしい思い出に浸る時間に陥るような感覚になります。

2007年に発売されて、高い評価を得ているアルバム<CHINA BLUE>の中に、この＜ボイジャーズ～イースト　ミーツ　ウエスト＞も収められています。どの曲も素敵で、二胡の魅力で曲の雰囲気を盛り上げています。機会があれば、是非聞いてみてください。必ず気に入ってもらえると思います。

当医院では、本日は<CHINA BLUE>を朝から何度も掛けています。本日だけは、シルクロードに移転して診療している気分です。

　

いい歯のコンクール

歯並びの良い子を表彰するコンクールが開催されました。岩国市内の小学校6年生と中学校3年生の代表の方から、山口県大会に参加する方を選びます。

今年は小学校の女子の部門では、19名の多数が参加され、ハイレベルの方ばかりでした。短時間の内に3名を選ぶのは、一苦労です。審査が終わると、いよいよ結果の発表です。待っている生徒には、緊張の瞬間です。

表彰式で入賞者の名前が読み上げられると、付き添いのお母さんが歓声を上げて喜ばれます。参加の方からは、自然と拍手がわき起こります。入賞者とその付き添いの方には、歓喜の一瞬です。その喜ぶ姿を我々が見ると、選考の疲れも忘れられる思いです。