私の尊敬する稲盛和夫氏とは、京セラと第二電電との創業者にして日本航空の再建に貢献した、戦後の偉大な企業家です。彼は著作も多く、私はその大半を読んでします。私にとって、彼は企業家であるより、求道者であり、思想家です。
京セラを経営する過程で、指導する原理を仏教に求めて、<正しい経営>を実践されています。経営する上で苦労をする中で、思想を深めているように感じます。
京セラを経営する原理をまとめたのが、この<京セラフィロソフィ>という著作で、今までの著作物を集大成したものです。第1章の<すばらしい人生をおくるために>の中からの抜粋です。
仏教でいう<悟りの境地>とは、人間性が高まっていく、心が美しくなっていく、その最終・最高のレベルです。この悟りを開くための方法が<精進>です。
精進するということは、真面目に一生懸命に努めるということです。この、真面目に一生懸命に努めるということでその結果として報酬が得られるばかりでなく、その人の人間性が向上し、人格が高まり、心を美しくするという第二の効果が得られるのです。
解説に<六つの精進>が出ていました。
1.誰にも負けない努力をする
2.謙虚にして驕らず
3.反省のある毎日を送る
4.生きていることに感謝する
5.善行、利他行を積む
6.感性的な悩みをしない
中身は濃厚で、すべての内容を私が直ぐに実践するには困難です。案の定、本に最後には<何度も読み返していただき、日々の仕事や会社経営の中で生かしていただきたいと思います。>と書いてあります。折に触れて、読み返したい本です。
京セラを経営する過程で、指導する原理を仏教に求めて、<正しい経営>を実践されています。経営する上で苦労をする中で、思想を深めているように感じます。
京セラを経営する原理をまとめたのが、この<京セラフィロソフィ>という著作で、今までの著作物を集大成したものです。第1章の<すばらしい人生をおくるために>の中からの抜粋です。
仏教でいう<悟りの境地>とは、人間性が高まっていく、心が美しくなっていく、その最終・最高のレベルです。この悟りを開くための方法が<精進>です。
精進するということは、真面目に一生懸命に努めるということです。この、真面目に一生懸命に努めるということでその結果として報酬が得られるばかりでなく、その人の人間性が向上し、人格が高まり、心を美しくするという第二の効果が得られるのです。
解説に<六つの精進>が出ていました。
1.誰にも負けない努力をする
2.謙虚にして驕らず
3.反省のある毎日を送る
4.生きていることに感謝する
5.善行、利他行を積む
6.感性的な悩みをしない
中身は濃厚で、すべての内容を私が直ぐに実践するには困難です。案の定、本に最後には<何度も読み返していただき、日々の仕事や会社経営の中で生かしていただきたいと思います。>と書いてあります。折に触れて、読み返したい本です。