岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

羽生善治氏の<反省はするけれども後悔はしない>

2015-05-09 09:56:36 | 感動した書籍
羽生善治氏は、将棋棋士にして、素晴らし作家だと思います。考察の正確さ、深さを裏付ける膨大な量の本を読む読書家でもあると、私は感じています。

羽生氏の<戦う頭脳>を読み始めています。中身は濃いので、考える含意に富んでいます。悩んでいる心や気になっている事項に、処方箋やヒントが書いてあると感じています。

『「長考に好手なし」決断力を磨く』という項目での最後、決断した後の心境にコメントしています。

決断をした時、後で振り返って思うことは、将棋の世界では、<反省はするけれども後悔はしない>ということです。後悔しているとは、いつまでも失敗を引きずっていて、前向きになれません。次ぎに決断をする時に、前の失敗が踏み込みを甘くしてしまい、思い切ったことができなくなります。

私自身は<裏切らない>ことだと思っています。つまり、自分自身の心情とか自分の周りにいるたくさんの人の期待や希望や思いを100%実現することは不可能ですが、できる限りのことをするためにベストを尽くすことが、勝負時に自信を持って決断できるかどうかにつながっている気がします。

<人事を尽くして天命を待つ>ということばがあります。<これだけやったのだから後はどうなってもしょうがない>と思って選択出来、決断できる時には、物事は大体上手く行くものだと思います。

後悔なく決断する。人生とは、その連続と、私は思います。<人事を尽くして天命を待つ>という心境で、あらゆる機会に臨むのは、常に完璧な準備が必要で、私のような凡才には至難の業ですが。

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