岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

セカンドキャリアが必要な長寿時代

2017-12-12 15:25:30 | 感動した書籍
定年は概ね60歳で、年金支給開始年齢は63歳から65歳。定年後、誰もが再就職をしてセカンドキャリアを努めて、収入を得る時代です。元気で、仕事を特段選ばなければ、健康寿命まで働くことが可能です。企業からの求人が過熱しているのは、高齢者には幸です。

為末大氏による「長寿時代のキャリア」が2017年12月12日付けの中国新聞に掲載されていました。スポーツ選手の引退後に、不慣れな仕事を始める時の不安感を感じることが、我々庶民の定年後の不安と同様の心理状態と読み替えて、共感できました。

価値観を多面的に感じることの重要性を述べ、現役時代のキャリアから活用できる普遍性を抽出して、セカンドキャリアに生かせと訴えています。

具体的には、陸上競技でも「陸上だけやっていました」ではなく、「目標を定めて計画して、それを実行し、うまくいったかどうか定期的にチェックすることをしていた」と説明できます。後者に普遍性があり、他のことと共通点を見出し易いです。

自分の「過去の棚卸し」をしよう。自分のやってきたことは、学んだことは何であったかが整理され明文化すれば、自分の中に納得感が生まれ、過去の現役と未来のセカンドキャリアとがつながります。

新しい自分になる勇気さえ持てば、どのようなキャリアチェンジも可能だとは、強調しています。

脱サラして歯科医師になった私には、心から共感できます。



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