何故ルールが守られないのか。何故ここは開いているのか。

　函館駅のタクシー乗り場は、駅正面広場にあります。バスターミナルと共用で屋根付きの通路や乗り場が用意されています。それは、駅前周辺で違法な駐停車と客引きまがいの行為を防止しようと、行政とハイヤー協会で取り決めたものです。
　しかし、現在の函館駅が完成後すぐ、西口側の路上（朝市への横断歩道そば）に複数の会社のタクシーが並び、客待ちをするようになりました。
　貸切バスも待機場所が遠く、駅での送迎に同じ場所を使ったりして、車道が塞がり危険な状態なことも多く、私個人で議会で取り上げたり、交運労協の要請行動で取り上げたりと、函館市や道警方面本部、ハイヤー協会などへ訴えています。
　その甲斐あって、当初西口側の歩道はタクシーの乗り降りに都合良く、植え込みが設置されていませんでしたが、何度かの訴え後、タクシーの乗降には不便なように植え込みを設置したりしました。
　残念ながらいまだに２、３社のタクシーがその場所で客待ちをしていますから、これからも粘り強く要請していきたいと思います。ところが、今日、駅にいってみると、横断歩道から車Ⅰ台分後ろの歩道にはご覧のとおり、植え込みがなく、あたかもタクシーに乗って下さいと言っているような状態でした。
　以前から開いていたでしょうか。ちょっと記憶にないのですが、理由なく開いているなら、上記の理由から是正してもらいたいと思います。市と話してみたいと思います。タクシー乗り場を設けて、そこで客待ちをして、ルールを守っているタクシーが損をすることがないようにしたいと思います。