連日画面に向かって。

　昨日は、北海道議会の予算特別委員会の経済部所管の分科会をネット中継で傍聴していました。というのも、先日、今定例会中に宿泊税について、いつ議論が行われるのか聞いたところ、経済部所管の予算特別委員会分科会だとのことでしたので、パソコンの前で傍聴することになりました。
　道議会と市町村議会の運営や議論の方法も違いますから、一概に善し悪しを申し上げることができませんが、予算委員会でろくに議論もしないで（言い方ごめんなさい）知事にしたいから総括質疑に回すということが（分科会終了後の運営が分からないので）可能になるのか不思議な光景でした。
　宿泊税については、２人の議員から質問があり、詳しく述べませんが、特に驚いたのは、宿泊税が地域に与える影響について質問したのに対し、北海道の担当者から「導入後の影響は、あらかじめ把握するのが困難だ」という答弁を聞いて、無責任な答えだなと感じました。一方的に新税を創設して、宿泊事業者を徴収義務者に決め、市町村にその事務を押しつけながら、地域による影響（の差を含めて）は把握できないから分からないでは困ります。
　市町村で宿泊税の導入を実施または検討しているところとは、その使途に重複するようなことがあれば二重課税と言われますが、具体的なことについての回答はありませんでした。今後の議論も注視していかなければなりません。
　そして今日は、立憲民主党お全道の総支部幹事長会議がオンラインで開催されました。いつも感じるのは、その場の雰囲気が分からないこと、参加者が和やかなのか、怒っているのか、呆れているのか、その空気感がつかめないこと、参加者同士の会話ができないこと、そして昨日の中継もそうですが、発言をうまく聞き取れなかったり、聞き分けられなかったり、これも場の雰囲気なのか、単にスピーカーやマイクの性能のせいなのか分かりませんが。
　いずれにせよ、連日、小さな画面に向かって頭を悩ませていました。