一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1330   秋葉遊石俳句集 1

2014年09月28日 | 秋葉遊石俳句集

後朝の女の咳の目覚かな

 

禅僧の戯言を聞き春炬燵

 

好い人はタンポポ踏まず通ります

 

スーパーの桃尻の毛にそっと触れ

 

で在るからして向日葵は爆発する

 

万緑やこの地に生まれ此処に住む

 

死或いは絶望する一つの咳

 

犬と一人朽野に立つ山は雨

 

初雪や妻揺すぶれば片目あく

 

京四条祇園界隈雪女郎


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