一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1770   生と死のささやき交わす冬銀河   章子

2016年11月28日 | 

 2003年に、NASAのハッブル宇宙望遠鏡が、一枚の写真を公表した。超新星爆発(死)の残骸E0102と星の形成(誕生)領域N76が,同時に写っている写真だE0102からN76の端までの距離は、わずか50光年だという。但し南天にあるため、残念ながら日本から見ることはできない。

 現在の天文学は、私たち一般人の理解をはるかに越えている。例えば、ビッグバン理論である。138億年前に、宇宙は時間と空間の区別がつかない一種の「無」の状態から忽然と誕生し、爆発的に膨張してきた、とされている。

 いづれにしても宇宙と同様、私たちは自分の生と死すらよく分かってはいない。

ハクサイ(白菜)


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2 コメント

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同じ県内でも (ふきのとう)
2016-11-28 18:30:36
冠雪の富士山の在る国ながら、雪の降る所と滅多に雪の降らない所と不思議ですね。
当地は10年に一度雪が降るくらいのもので、降ればニュースになります。

↓たったの句17文字にこめた思いが長いドラマになり
 俳句の不思議は想像に余ります。
返信する
だからこそ、面白い (issyok)
2016-11-30 15:08:05
ふきのとう様

宇宙も人生も、そして俳句も実に不思議ですね。
だからこそ、面白いのでしょう。
返信する

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