一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

70  風花やふっと昨夜の香りくる  雲水

2010年11月20日 | 

仕事の手を休めて、窓の外を見る。

風花が舞っている。 

その時、昨夜の香りが鼻腔に香る。

 あるはずのないあの香りが香る。

 鼻腔の記憶、香りの記憶とでも言えようか。

 あまりにも唐突に、実際に香りが蘇るので、驚く。

 風花には、そんな力があるのです。


 


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