一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

858  菜を茹でて苦みほのかな春来たる  貞次

2013年02月23日 | 

一般的に「春は苦み、夏は酸味、」として、定着しているようだが、「秋は甘味・旨み」「冬は、甘味・滋味・厚味・塩味」などと、やや混乱しているようだ。

 いづれにしても、春先から出回る山菜類には苦みがつきもの、ではなぜ春に苦いものを食べるか。調べてみると、苦みを持つ食品は冬の寒さで固くなった筋肉をほぐし目覚めさせる効果があり、又体に貯まった老廃物を出す作用もあるのだとか

 そうとなれば、早くも店先には菜の花などの春野菜が並び始めたのだから、大いに春野菜を食べて、固くなった筋肉をほぐし老廃物を出そう。

 


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