一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1333   秋葉遊石俳句集 3

2014年10月01日 | 秋葉遊石俳句集

尊厳死協会前のくしゃみかな

 

焼場裏蜜柑が青く滲んでた

 

菜の花にそっと沈んでみたりして

 

砂日傘健康だった私の心

 

りんご剥くお前は今も幸せか

 

霙るるもこの道を行く他は無し

 

立秋の石に座し疲れて笑う

 

哀しきはその噴水のスパイラル

 

秘め事を秘めて苦しき大暑かな

 

秋は白き祈りと誰かが言った


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