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一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

501  梢にて孤高陶酔囀れり

2012年02月22日 | 

(こずえにて ここうとうすい さえずれり)

 

前回に続いて、この句の囀っている鳥は、やはりホオジロ(頬白)のオスである。木の鉾の最先端に止まり、嘴を空に向けて、一心不乱に鳴き続ける。「イッピツケイジョウツカマツリソウロウ」

 

 散歩の私達が下から見上げようが写真を撮ろうが、全く知らぬ素振りで鳴き続ける。これから始まる子育てのための縄張りを宣言しているのであろう。

 

「お父さん、頑張って」と言いたいが、それにしてはあまりにも小さくて、あまりにも健気で可愛らしいのである。

 

Non-breeding Plumage of Hawaii

 


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