先日行いました、東条雅之監督の映画「祝福(いのり)の海」野外上映会は、
好評をもって終えました。
自然、生命と共生する生き方を実践する人々の
暮らしぶりや言葉から紡ぎだされたドキュメンタリー映画。
心地よい夏の終わりの海辺の夜。
コオロギや鈴虫といった虫の鳴き声、
そして潮騒と雨音を聴きながら、
味わい深いひと時を過ごせました。
上映後の東条監督を交えた座談会でも、
参加した皆さんの感想なども聞けて面白かったです。
閉塞感に満ちた3.11後の日本。
だけど新しい発想、新しい方法、
新しい生き方、新しい世代も、今この瞬間に生まれていて、
それはマスメディアなどで取り上げられることはないけれど、
やがてそれらが少しずつ世の中を変えていくんだろうなという
予感みたいなものを、この映画を見て感じる。
そして21世紀は自然の時代。
特に自然とのかかわりの中で、
そして小回りの利く 「個人」という単位で
New way, New life が次々と生まれくるのだろう。
その中にこの時代を生きる自分もいる。
だから閉塞感に押しつぶされている暇はない。