プリミティヴクール

シーカヤック海洋冒険家で、アイランドストリーム代表である、平田 毅(ひらた つよし)のブログ。海、自然、旅の話満載。

支援の方法

2011-03-14 02:13:20 | インポート
 ぼくも住んでいるのが海辺ということでいろんな方から津波・大丈夫か?とご連絡いただきましたが、こちら和歌山・湯浅では何の問題もありませんでした。なぜかホームページ http://www.island-stream.comのサーバが落ちたままになっているようで、ご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。

 さて、地震・津波の災害現場のニュースを見て、言葉を失い、震え、夢であってくれと願い、せめて自分に何かできることはないかとだれしもが思うことですが、関西に住むぼくら一般人としては、まずは現場で活動している災害プロフェッショナルの団体に募金して支援することが一番効果的でしょうね。こちらにその寄付受付団体が記載されています。
http://www.thinktheearth.net/jp/thinkdaily/emergency/2011/03/post-2.html

 またワンクリックで速攻でできる募金も色々あるようで、ヤフーのこれなんかはポイントをそのままお金に換算して募金することもできます。
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1630001/index.html

 そういや同じように携帯電話とかクレジットカードのポイントなど、たくさんたまっているけれどほとんど忘れてしまってて使うことなどまずないようなポイントを換金して募金できればなあと思うんだけど、今のところないみたいですね。しかし「塩漬け」状態になるのももったいないし、あるいは商品に交換しても大したモノがもらえるわけでもなし、換金できるならガンガン募金した方がいいと思う。

 それにしても、原発、やばいですね。
 半減期が何万年とかいう猛毒が空中にばらまかれるわけですから。
 人間の器を遥かに超えたものが制御不能になる現実。
 これまで見てきたどんなものよりも冷たく底深い、無機質のこわさがある。
 人間の業ってやつを象徴してますね、原発は。
 人間ってのは、こういうことが起こってからでしかほんとのヤバさの実感が湧かない、行きつくしちゃってる生き物だという意味においても。
 「どないしてくれまんねん」と言っても、
 誰もどうすることもできない。

 この災害を機に今後、社会・経済システム、エネルギー問題から人々の価値観まで、
 何から何まで一気に変わっていくことになるだろう。
 そうなるならば願わくば、これまで押しても引いても動かなかった古い価値観に基づく頑迷な既得権益層が作りあげたシステム(バブル以降の「失われた20年」の元凶みたいなやつ)にいい加減退陣していただき、目先の利益だけじゃなく100年とか200年とか先までイメージし、ポジティヴな未来を描いていけるものを作りだしていく気運が形成され、そこにに自分自身も加わって行きたいものだと思う。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スイッチの入る、ふとした瞬間。 | トップ | マインド »