プリミティヴクール

シーカヤック海洋冒険家で、アイランドストリーム代表である、平田 毅(ひらた つよし)のブログ。海、自然、旅の話満載。

山の世界と海の世界を繋ぐ川

2014-01-22 16:07:56 | インポート
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 ここんところ近辺のフィールドを今一度リサーチしたり、
 新たなよさを再発見するためにあちこち回っています。

 海に山に、それから川もちょこちょこ行ってますよ。
 日高川と、それから有田川の河口付近も漕ぎましたね。
 上二枚の写真は日高川で、下二枚の写真は有田川河口になりますね。

 日高川は、2011年9月の台風・洪水の爪痕も少々残っていますが、
 川下りはもう十分楽しめます。
 山を縫って下ってゆくこの川は、特に新緑の時期、
 周囲の山々が吹きこぼれんばかりの緑の生命力に覆われて、圧巻です。

 また、テナガエビ取りなど水遊びも楽しい真夏や、
 ややかげりを帯びた西日が透明な空気のゆらぎを醸し出す
 夏の終わりなどにも絶対下っておきたい川ですね。
 ちなみにちょっと先の話になりますが、ちょうど新緑の4月22日(火)に、
 この日高川ツアーを行いますので、
 よろしければぜひともこの川のよさを味わってください。
 http://homepage3.nifty.com/creole/hidakagawa.htm

 また下の写真の有田川河口ですが、
 ここはお客さんに楽しんでいただくツアー場所としての
 おすすめだとは正直言えないんですが、
 自分自身色んなことを感じながら、
 一人佇むのがとてもよかったですね。

 高野山を源として紀伊水道に注ぐ有田川。
 水の流れが山の香りを、潮風が海の香りを運んでくる、河口域。
 大河の一滴になったような気分で佇んでいると、
 山のリズムと海のリズムが自分の中で交錯するような、
 そんな不思議なトリップ感がありましたね。
 高野山と紀伊水道の海、
 それぞれが地球の身体パーツの一部だとするならば、
 そいつを繋ぐ血管が有田川。
 有田川のメロディ&リズムとひとつになるような瞬間。

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