太平洋を中心として地球を見るとすべての大陸が消え、完全に水の惑星になる。漆黒の中の輝くブルー、この色合いがとても好きだ。宇宙の中でもハンパない存在感を放つ太平洋ってすごいなと思う。
この星を水の惑星たらしめる「太平洋性」、もしそんなものがあるとするならば、「カヤック」という楽器のように敏感な乗り物を使ってそいつを捉えてみたい。
そんなことをふとしたときに考えるって変かなと思いつつ、思えば太平洋の波音を聞きながら暮らしてるし、またよく太平洋の海岸線を旅したりしている。そんな流れで先月もミクロネシアのパラオをカヤックトリップした。
もしかしたら太平洋を感じる旅というのは一つのライフワークなのかもしれない。
というわけで今回のパラオトリップの紀行をどこで発表しようかなと思っていたけど、結局好きなように書ける媒体ということで次号4月末日発売の「KAYAK」誌で発表することにしました。といっても締め切り近いがまだ1行も書いていない。非常に汗。
雑誌、興味ある方はアイランドストリームでも販売していますのでメールに連絡ください。別にカヤッカー向けに書いているというより、海や地球や自然や異文化に興味があるすべての人に向けて書くというのがぼくのスタンスです。
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