プリミティヴクール

シーカヤック海洋冒険家で、アイランドストリーム代表である、平田 毅(ひらた つよし)のブログ。海、自然、旅の話満載。

今年もよろしくお願いします

2017-01-07 20:28:44 | 紀伊半島

 皆さん、少々遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いいたします。

 今年の抱負、といいますか別に今年に限ったことではないですが、
 この素晴らしい海、山、川の自然を、
 いかにして最良の形で皆さんに味わい、楽しんでいただけるか、
 アウトドア遊びを通じて新しい発見をしていただけるか・・・
 そのことに全力を尽くしたいと思います。

 とくにここ和歌山は「高野、熊野」といった自然信仰の聖地を擁する地だけあって、海、山、川それぞれに独特の神々しさや趣をたたえています。
 その中でも、なぜ当店アイランドストリームが中紀・湯浅の地をベースとしているのかといいますと、ここがちょうど南紀や熊野と言った自然エリアと京阪神の都市部を結ぶ中間点であるからです。ここを起点としてさらに南やあるいは山の方に向かう、ちょうどハブ空港的な場所が湯浅なのです。

 目の前には湯浅湾が広がっています。
 南北10キロ、東西10キロ、紀伊水道に面してカタカナのコの字型に広がった湯浅湾には無人島が5つあり、また知床のような北方系を思わせるやびつ海岸や、真っ白な石灰岩が異彩を放ちそびえる白崎海岸、4億年前の地層で100以上の洞窟がある黒島などなど、シーカヤックで巡るのにふさわしい秘境めいたスポットがたくさん隠されています(上記写真は全部、湯浅湾のシーカヤックスポット)。

 ここをホームグランドとしてシーカヤックの腕を上げ、さらに南紀や熊野といったダイナミックなフィールドに漕ぎ出でるというのはひとつのシーカヤック上達の登竜門だと言えましょう。ちなみにうちが長年シーカヤックにこだわっているのは、色んな自然のアクティヴィティがあれど、シーカヤックほど自然・野生の懐にどっぷり浸ることのできるものはないなと実感しているからなのですが、他にもSUP、ウィンドサーフィン、サーフィン、シュノーケリング、またトレッキングやトレラン、ボルダリング、自転車などなど、どのアウトドア遊びに興じても素晴らしく楽しめるフィールドがこの紀伊半島には広がっています。

 紀伊半島は、世界屈指の、アウトドアフィールドなのです。

 ですがまだまだ世の中にそれが浸透しきっていない。
 宝の持ち腐れ状態が続いているというわけですが、
 だからこそそれほど人でごった返さない今のうちに、
 その価値に気づいた皆さんに楽しんでいただきたいと思っているのです。

 はっきり言いまして
 セレブでもないごく一般的な関西人が、お金には換えがたいリッチな価値を日頃味わい、幸せな人生を送るには、「紀伊半島でアウトドア遊びに興じる日常」というスタイルが、最も近道のひとつであると言い切ってしまってもそれほど大げさではないと、思っています。

 人生楽しく、有意義に生きていきたい。
 そう誰もが思っているもの。
 アイランドストリームはアウトドア遊びの見地からそのお手伝いをいたします。
 皆様、どうぞ今年もよろしくお願いいたします。 


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