アイランドストリームの併設カフェ「The 7th Sense cafe」では、
「海旅から得たインスピレーションの文化的展開」として、
通常のカフェ業務と並行して、
またツアー業務と並行して、
色んなイベントやワークショップも展開していますが、、
映画上映会は月イチくらいで開催しています。
来たる8月6日(土)には、
「料理人ガストン・アクリオ/ 美食を超えたおいしい革命」上映会を開催します。
映画と上映会の詳細はこちら。
http://homepage3.nifty.com/creole/gaston.html
ペルーを代表する料理人、ガストン・アクリオ。
彼の素晴らしさは、ただ料理人として、
レストラン経営者として成功することで満足するのではなく、
自国のすばらしい文化を世界へ発信するという、
夢と情熱を持って行動し、
料理という狭いジャンルにとどまることなく、
世の中を、世界を変えてゆくところにあります。
歴史ある大切な食物とその生産者への感謝と救済、
貧しい子どもたちでも学ぶことができる料理学校の設立などなど、
長年の地道な活動を通して、
人々に希望を与え続けているところも素晴らしい。
料理がモチーフになった映画ですが、
料理だけじゃなく、
どんなジャンルに携わってる人にとっても、
「突き詰めて探求し、やがてジャンルを超える」
というところで、
きっと深い共感と刺激を受ける映画だと思います。
なぜならどんなジャンルでも、ある程度真摯に取り組むと、
やがて行き当たるのが「ジャンルの壁」ってやつだからです。
それはシーカヤックでも、アウトドアでも、
ロックミュージシャンでも、絵描きでも、職人でも、
漁師でも、農家でも、サラリーマンでも、公務員でも、みんな同じ。
立ちはだかる「ジャンルの壁」とか「限界」とかって、
どんな世界にもあるわけです。
その辺はみなさん誰でも経験したことがあることだと思います。
だけどそこをぶち破ってより広い世界に飛び出し、
常識を変えていく人間もまた、いるものです。
共通しているのは、自分の私利私欲のレベルを超えた、
大きなヴィジョンやミッションを持ち、
そこにいつまでも情熱を傾け続けるってところなのですが、
このガストン・アクリオはそんな典型的な偉人です。
きっといいインスピレーションが与えられることでしょう。
そしてどんなジャンルの物事でも、その本質的な部分は、
ジャンルの壁を超えた普遍性を持っていると、改めて思い起こされることでしょう。
なお、この日、アイランドストリームのシーカヤックツアーにご参加頂いた方は、
映画チケットが無料となります。
みなさんどうぞお越し下さいませ。