先日の花火大会海上見物ツアーは台風通過後で無事催行できてよかった。夜光虫が幻想的にきらめく海の上で宇宙遊泳のように浮かびながら小高い山のシルエットの向こう側から上がる花火を眺めるという試み。
平安貴族も知らざりき最高なる風流。
あるいはホリエモンさんは以前「近い将来何億円か出したら宇宙旅行できる時代になるだろう」と言ってらっしゃったがそんな高いゼニ払わんでもそこらの宇宙人よりもよっぽど宇宙的なトリップ。
山の稜線からふきこぼれるかのごとく2000発、
まるで火山の噴火のように見えるのがミソだ。
キラウエア火山とかクラカトウア火山とか世界中のいろんな火山を連想した。
ポップできらびやかな火山の噴火。
火山の噴火と少しタイムラグがある爆音。
すりばち状になった湾を取りまく山に反響して、前後左右からドスンドスンくる重低音もなかなか心臓にきて、よかった。
花火が終わりあたりが無音になってからふと聴こえくる海岸線のコオロギ等の夜虫の涼しげで静かなる鳴き声。
そいつはさらによかった
4種類の虫の鳴き声が、きこえた。