1時間に1ヘクトパスカルずつ下がっていくような急激に発達する低気圧を俗に「爆弾低気圧」と呼ぶけれど、先の3連休の2日間はまさに爆弾低気圧が暴れまくった大荒れの日和だった。
最初、太平洋上の2つの台風と列島付近の秋雨前線とがせめぎあうような格好で変な気圧配置だなあと思っていると、いつのまにやら台風は消え、代わって秋雨前線上に新しく低気圧が発生した。で、そいつがグングン発達して北東に進んでいき、ちょうど真冬並みの西高東低の気圧配置になって、ビュンビュン風が吹き荒れたのだった。
爆弾低気圧・・・、すごいネーミングだねえ。
爆弾低気圧が去り、大陸のほうから乾いた高気圧がやってきた昨日は一変して穏やかな一日だった。
写真は昨日行った湯浅湾北端の宮崎の鼻灯台から見たシーカヤックフィールド。 夏場は暑くてとてもここまで来る気になれなかったが(栖原海岸から10キロほどだけど)、やっと少々漕いでも疲れないベストシーズンに入ってきた。真夏のシーカヤックは、水遊びという意味合いでは悪くないが、本格的なシーカヤッキングを堪能できる季節ではないんだよね。で、この宮崎の鼻付近の海域は、シーカヤッキングの醍醐味をたっぷり味わえる、ワイルドにかっこいいフィールドだ。
世の中には色んな遊びがあるけれど、地球規模の天候、気象の移り変わりをプラネットアースの息吹・呼吸・鼓動としてリアルに肉感することのできる遊び、いわゆるぼくの言う「プラネット感覚」と戯れることのできる最高級の遊びがシーカヤックというやつである、といつものように思う連休だった。