昨年の冬、イダヅカマコトさんに誘われ、趣旨もよくわかってないままに始めた千葉詩亭。このイベントがスタートするまで、千葉では数年の間、オープンマイクの朗読イベントは存在しなかったという。素晴らしい会場と素敵な参加者に恵まれ、11日土曜の「第七回」で、一周年を迎えることができた。全ての関係者に、心から感謝したい。
今回のゲストアーティストは葛原りょうさん。以前から、イダヅカさんと「呼びたいね」という話をずっとしていて、一周年というタイミングでお迎えできたことをとても嬉しく思っている。
喜怒哀楽、痛み、喪失、孤独、笑い、心の震え。葛原さんのパフォーマンスには、人間が経験する様々な内的要素が目に見える形で現れる。しかし、そこで表現されているのは演者一人の単なる精神世界ではなく、自分と他者との関係性の中で描かれる世界の在り様である。葛原さんは、常に勇気を持ってその世界に踏み込んでいく。私たちが垣間見るのはその足跡なのである。熱い30分だった。
オープンマイク参加者は、
佐藤銀猫さん
稗田恵一さん
岡本さん
ジュテーム北村さん
米本実さん
という皆さん。
じっくりと朗読を聴かせてくれる人。自作電子楽器のプレゼンをする人、なんだかわからない一発芸的な手技を見せて会場中の人の頭に「?」マークを出現させてくれる人(休憩時間の間中、そのネタ解析が続いていた)。オープンマイクって楽しいなあと改めて思う。そしてもっと楽しいのは、初対面の顔ぶれが親しく話をし、新しい何かが始まってゆく光景を目の当たりにすることだ。
この一年、合計七回千葉詩亭を開催する中で、イダヅカさんも私もとても多くのものを得たと思う。だけど、私の好きな言葉でいえば、まだまだ勝負はこれからだ。常にそこにあること、消えずに存在し続けること。そうすることで、物事をさらに意味のあるものにしていきたいと思う。千葉詩亭は次の一年に入っていく。
まずは次回、第八回だ。
※今回の千葉詩亭で行われたパフォーマンスの一部を、イダヅカさんがYouTubeにアップロードしています。こちらからご覧ください。
今回のゲストアーティストは葛原りょうさん。以前から、イダヅカさんと「呼びたいね」という話をずっとしていて、一周年というタイミングでお迎えできたことをとても嬉しく思っている。
喜怒哀楽、痛み、喪失、孤独、笑い、心の震え。葛原さんのパフォーマンスには、人間が経験する様々な内的要素が目に見える形で現れる。しかし、そこで表現されているのは演者一人の単なる精神世界ではなく、自分と他者との関係性の中で描かれる世界の在り様である。葛原さんは、常に勇気を持ってその世界に踏み込んでいく。私たちが垣間見るのはその足跡なのである。熱い30分だった。
オープンマイク参加者は、
佐藤銀猫さん
稗田恵一さん
岡本さん
ジュテーム北村さん
米本実さん
という皆さん。
じっくりと朗読を聴かせてくれる人。自作電子楽器のプレゼンをする人、なんだかわからない一発芸的な手技を見せて会場中の人の頭に「?」マークを出現させてくれる人(休憩時間の間中、そのネタ解析が続いていた)。オープンマイクって楽しいなあと改めて思う。そしてもっと楽しいのは、初対面の顔ぶれが親しく話をし、新しい何かが始まってゆく光景を目の当たりにすることだ。
この一年、合計七回千葉詩亭を開催する中で、イダヅカさんも私もとても多くのものを得たと思う。だけど、私の好きな言葉でいえば、まだまだ勝負はこれからだ。常にそこにあること、消えずに存在し続けること。そうすることで、物事をさらに意味のあるものにしていきたいと思う。千葉詩亭は次の一年に入っていく。
まずは次回、第八回だ。
※今回の千葉詩亭で行われたパフォーマンスの一部を、イダヅカさんがYouTubeにアップロードしています。こちらからご覧ください。
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