To be continued.

                   
アイリスの気ままに紡ぐダイアリー

アース ★★★☆

2008-01-31 22:14:16 | 映画(劇場)
ドキュメンタリー映画は、まず見に行かないのですが、
友達にチケットを貰ったので アース を観てきました。



北極から南極までの地球縦断の旅です。
美しく圧倒的な光景、同じ地球上のものとは思えません。
CGなのでは・・・?と疑いたくなるほど素晴らしい映像でした。

これを観たあとでは、私の暮らしているこの世界は何なのだろうと思ってしまう。
地続きにあるとは、にわかに考えにくい。

映画には、人間や人間が作ったものが何も出てこない。
動物の表情で、反対側にカメラマンのいることがうかがわれるくらい。
あまりに人の気配が無いので、違う世界のことのように感じてしまったのかもしれない。

映画を観たからといって、にわかに地球温暖化問題に真剣に取り組もうとまでは思わないけれど、
私たちがやっていることで何かが変わってしまうことも事実。

便利さと引き換えに、失っていくものが沢山あるような気がする。
人間の手の及んでいない世界のほうが、過酷だけれどシンプルで美しいんだよね

映画「アラビアのロレンス」の中で、記者に砂漠に惹かれる理由を問われたロレンス。
答えは It's clean    ・・・なんか分かる気がします。

それにしても、色々な問題が次から次へと出てくる昨今。
今の世の中、決して良い方向へ向かってはいないよなぁー


陰日向に咲く ★★

2008-01-28 23:08:50 | 映画(劇場)
陰日向に咲く を観ました。



原作本が話題になっていたので楽しみにしていたのに、全くの期待はずれ。
原作は未読ですが、こんな内容なのでしょうか・・・?

出演者は、とっても豪華です
岡田准一 宮崎あおい 伊藤淳史 平山あや 緒川たまき 塚本高史 西田敏行 三浦友和

だけど、あんなに太った西田敏行のホームレスはどうかと思うし、宮崎あおいの弁護士も板に付いていない。
岡田准一に至っては、誰がキャスティングをしたのかと どうみてもミスキャストでしょ。
岡田くんも演じにくかったんじゃないかな。

ここ最近では一番面白かったテレビドラマ、岡田准一主演の「SP」
原作、話の展開、キャラクター、画面作り、配役、
どれをとっても見応えがあって、毎回緊張感を持って見ていました。
岡田くんは、相当入れ込んでアクションにも取り組んでいたよう。
こっちでは、もっと輝いていたのに。

無関係に見える、いくつかエピソード。
どういう具合に展開して、どのような終結をみせるのか。

そこを楽しみに見ていたけれど、話が積み重なって行けども行けども、ちっとも面白くなりません。
最後は「どうだ感動的だろう」と言わんばかり。。。 あ~ぁ、やっと終わったよ

本筋に関係のない、アキバ系オタクとアイドルの話が一番泣けました。

思わせぶりに出てくる「台風」も生かされていなかった気がします。
台風と言えば、かなり以前「台風クラブ」という印象に残る映画がありました。
そうそう三浦友和も出ていたっけ。

V6じゃなくて、嵐の誰かを主役に据えたら良かったかも・・・
あれあれ、頭の中がおかしくなってきた。


スウィーニー・トッド ★★★

2008-01-24 23:54:29 | 映画(劇場)


スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 を観てきました。

ジョニー・デップとティム・バートンのコンビ。
共演はティム・バートン夫人でもあるヘレナ・ボナム=カーター。

これは、ともあれ観に行くしかないでしょう

平たく言えば、妻と娘を奪われた男の復讐劇。
それに、ラブ・ストーリーの要素が織り込まれています。
忘れられない愛、よこしまな愛、イノセントな恋、思い焦がれる恋・・・・・・ そして悲劇へと。

想像はしていたけれど、血しぶきが飛びまくり!
これでは、R-15になるわけです。

なんの躊躇もなく、リズミカルに喉を切り裂いています。
それが最後の悲惨な結果につながっていくと思えば、あの描き方で正解なのでしょうね。
だけど、あまりの凄惨さに目を覆いたくなりました。

あのパイもね。
人肉を食べると思っただけでも気色悪いから、そっちに傾きがちになる想像は止めておいたのに、
指の破片まで出てきてしまうとは!

グロテスクには耐性はあると思っていたけれど、これには参りました。

なんかストーリーが哀れっぽくて、趣味じゃない。
可哀想だけど共感できるはずもなく、暗い連鎖にはやりきれないし、救いや希望が感じられない。
だからといって考えさせられる内容でもなく、安っぽくさえ思えてしまった。

残念ながら、あまり好きな部類の映画じゃなかった。

笑えたのは、女性の心理と現実に即した(?)行動です。
殺人には、もっともな理由があるからと黙認。
死人にお金は不要とばかりに頂戴し、死体の処理と有効活用を同時に行う。

あんな残酷な行為をしておきながら、海辺での明るい未来を描いたりして。
一見おかしく思えるけれど、考えられないこともない。

ヘレナ・ボナム=カーターは、ハマリ役
女性の可愛さ・優しさ・したたかさ・哀れさ・怖さを見事に演じてくれました。

ジョニー・デップも、たがが外れた異様な人物に成り切るのは、いつもながら本当に上手!
ラスト近く、あの乞食の正体には、みんな気付いていたのかな・・・?
見事に驚かされちゃったよ

結構面白くは観たんだけど、好みじゃないというだけ。
なんせ、ネバーランドのジョニー・デップが好きだからね。


さむさむ~

2008-01-21 19:00:22 | 日記
寒いのは苦手です。
用事はなるべく一度で済ませるように、外へ出る回数は極力少なくね

12月初めに買ったミニシクラメンは大当たり  今もとってもキレイです

50mmMACROで覗いていると、面白くて見飽きません。

だけど、どれをしても同じ色に撮れないのはどうしてだろう・・・・・・








初雪

2008-01-17 17:43:58 | 日記
昨夜は、水泳のレッスン。
スポーツクラブを出たのが、22:15くらいでしたか。

あれっ、雪?!  ひらひらと舞う雪ではなくて、小さな氷の粒が落ちてきます。
そんなに寒くは感じなかったんだけど。

今朝8時半ごろ、ベランダから  うっすらと屋根に雪が残っていました。



まずは、ゴミ捨て。
片手にゴミ袋、もう一方の手にはカメラ。
さすがに空気が凍てついています。
寒さの中、近所をウロウロして撮影してきました。












検査結果

2008-01-15 21:29:40 | 日記


初めて飲んだ胃カメラ、異常なしで本当にホッとしました。

かれこれ2ヶ月半くらい前から、胸やけと喉に何か詰まっているような不快感が続いていました。
食欲もなく、2キロ痩せちゃったし。
近所の医院では逆流性食道炎ではないかと言われ、薬を飲み続けること1ヶ月。
なかなか症状は良くならず、さすがに心配になってきました。

で、病院を変えてみたら、即、胃カメラを飲んで下さいと。
そう言われるだろうと覚悟はしていたものの、初体験なのでビクビクです。

年明け早々の5日に検査。
3回くらいオェ~!となりながらも、何とかカメラが喉を通って行きました。
映像が見える位置にあったので、医者からの説明はありませんでしたが、上目遣いに眺めていました。
小さなポリープがあるので、切り取って検査に回すとのこと。
管の中に器具を入れて切除。
痛くはなかったけれど、切り取った瞬間、胃の中にパッと血が広がるのを見るのは変な感じでした。
自分の内に起こったことなのに、別の次元の出来事みたい。

とりあえず見た感じでは悪いものは無いでしょうと言われて、まずは一安心。

そして今日、ポリープも癌では無いとの説明を受け、晴れて無罪放免ってところです。
よかった、よかった

胃にも食道にも何の問題もないので、原因は精神的なもの、ストレスではないかと。
そう言われてもなぁ・・・・・・ 思い当たるような思い当たらないような。

この状態ならば薬を飲む必要もないので止めてみて、それで具合が悪くなるようだったら
またいつでも来なさいだって。
なんか拍子抜け。
今だって軽くなったとはいえ、症状が全て治まったわけではないんだけれど。

それなら薬の服用はやめて、様子を見るしかないか。
本当に大丈夫なのか、不安は残るけどね。
ともかく、何事もなくて良かった。


上野東照宮と不忍池

2008-01-12 18:18:34 | 庭園・公園
10日の続きです。
ぼたん苑のあと、東照宮へお参り。
気になってはいたものの、いつも外から唐門を眺めていただけで、拝観するのは初めてです。



社殿とキササゲ(梓)
キササゲは高木になるため、避雷針として植えられたそうです。
樹齢は300年以上!!



日光の東照宮とは比べようもありませんが、1651年から今に至るまで、良く残っていたものです。



五重塔  動物園内にあるので、こちらからは入れません。



ヘブンアーティスト



不忍池  この時期は真っ茶色
枯れているとしか思えないけれど、ちゃんと夏になったらピンクの花が咲くんですよねぇ~



カモメやカモなど冬鳥が、たくさん渡って来ています。

池のフチに立つと、泳いでいる鳥たちが近づいてきました。
人間を怖がることもなく、平気で一緒に道を歩いてもいます。
エサを与えている人を何人か見かけましたから、貰えて当然!といった様子ですね。



今は人もまばらですが、お花見の時期には一変します。
弁天堂を眺めながら、今年はどこで桜を見ようかな?と気の早いことを考えつつ、帰路につきました。


上野・東照宮 冬ぼたん

2008-01-10 23:24:20 | 庭園・公園
上野・東照宮 ぼたん苑 に行ってきました。





暖かい陽射しの中、平日にもかかわらず、たくさんの人が訪れていました。

それにしても、みんな写真を撮りまくっていますね。

華やかさでは春ぼたんに一歩及びませんが、花の少ないこの時期にはとっても貴重です。
よくぞ見事に美しく咲いてくれました って、嬉しい限り!



なぜか、このぼたんにだけ白い傘が掛けられていました。







雪よけのワラ囲いだそうですが、今日は日よけ?!
陽射しがが強くて、囲いの内と外で明るさが違いすぎます。
こういう時には、何に気をつけて写真を撮ったら良いのか・・・ 難しい・・・



蝋梅は、とっても良い香り 花は下向き、または横向きに咲くとのことです。
水仙も咲いていました。
梅の蕾はまだ小さくて、開花はしばらく先ですね。













今回一番のお気に入り  鳳輩(中国)と立て札にありました。





このあと、東照宮、不忍池を回って帰路につきました。
カメラを持っていると、ついつい時間の経つのも忘れて、歩き回ってしまいます。