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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 を観てきました。
ジョニー・デップとティム・バートンのコンビ。
共演はティム・バートン夫人でもあるヘレナ・ボナム=カーター。
これは、ともあれ観に行くしかないでしょう
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平たく言えば、妻と娘を奪われた男の復讐劇。
それに、ラブ・ストーリーの要素が織り込まれています。
忘れられない愛、よこしまな愛、イノセントな恋、思い焦がれる恋・・・・・・ そして悲劇へと。
想像はしていたけれど、血しぶきが飛びまくり!
これでは、R-15になるわけです。
なんの躊躇もなく、リズミカルに喉を切り裂いています。
それが最後の悲惨な結果につながっていくと思えば、あの描き方で正解なのでしょうね。
だけど、あまりの凄惨さに目を覆いたくなりました。
あのパイもね。
人肉を食べると思っただけでも気色悪いから、そっちに傾きがちになる想像は止めておいたのに、
指の破片まで出てきてしまうとは!
グロテスクには耐性はあると思っていたけれど、これには参りました。
なんかストーリーが哀れっぽくて、趣味じゃない。
可哀想だけど共感できるはずもなく、暗い連鎖にはやりきれないし、救いや希望が感じられない。
だからといって考えさせられる内容でもなく、安っぽくさえ思えてしまった。
残念ながら、あまり好きな部類の映画じゃなかった。
笑えたのは、女性の心理と現実に即した(?)行動です。
殺人には、もっともな理由があるからと黙認。
死人にお金は不要とばかりに頂戴し、死体の処理と有効活用を同時に行う。
あんな残酷な行為をしておきながら、海辺での明るい未来を描いたりして。
一見おかしく思えるけれど、考えられないこともない。
ヘレナ・ボナム=カーターは、ハマリ役
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女性の可愛さ・優しさ・したたかさ・哀れさ・怖さを見事に演じてくれました。
ジョニー・デップも、たがが外れた異様な人物に成り切るのは、いつもながら本当に上手!
ラスト近く、あの乞食の正体には、みんな気付いていたのかな・・・?
見事に驚かされちゃったよ
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結構面白くは観たんだけど、好みじゃないというだけ。
なんせ、ネバーランドのジョニー・デップが好きだからね。