To be continued.

                   
アイリスの気ままに紡ぐダイアリー

本家 オルセー美術館

2007-02-18 23:41:51 | 美術館・博物館
昨年10月にパリへ行きました。 そして、念願のオルセー美術館にも。



宮殿のような展示室もありました。どこを見たらいいのか、目が泳ぎます。



時計台裏のカフェテリア。



カフェテリア横から、外のテラスへ出られました。 セーヌ川の向こうはルーヴル美術館。



隣り合わせ。一双ではないけれど、今思うと贅沢な展示です。





フラッシュを使用しなければ、写真撮影はOKです。
お気に入りの絵画と一緒に、記念撮影は如何でしょうか



えっえっ・・・ これも、これもあるの?! そんな感じの連続でした。

  

2時間半ぐらい、文字通り駆け足の鑑賞で、見逃しているものも多いです。
あーぁ、ホントに楽しかったなぁ~ また行けるといいのだけど。


オルセー美術館展

2007-02-17 16:55:31 | 美術館・博物館
昨日 東京都美術館で開催されている
オルセー美術館展-19世紀 芸術家たちの楽園 に行って来ました。



覚悟はしていったものの、平日にもかかわらず大変な混雑ぶりでした。
いつものことですが、特に入口付近。
それにゴーガンの自画像のある一画ですが、ここのスペースは展示の仕方をもっと考えて
欲しいです。

この美術館は、どうも好きになれません。
狭い、暗い、閉鎖的な空間は印象派の絵画には向かないように思います。

駅舎を改装して開館したオルセー美術館は、天井が高く端から端まで見通しがきく大きな空間で、美術館自体がとても魅力的です。
ガラス張りで柔らかい外光が入り、とても鑑賞しやすい。
上階からは屋外テラスに出られて、セーヌ川の対岸にルーブル美術館が眺められます。

神戸市立博物館 は銀行の建物を転用したとか、堂々たる風格で館内も明るく広々としているように見えます。
上野とは違い、旧居留地という立地もオシャレな雰囲気ですよね。
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工業化という時代の急激な変化の中、19世紀の芸術家たちは何を拠り所に、
何を追い求めていたのか・・・・・・

この展覧会は5つのテーマで構成され、絵画、工芸、写真、デッサンが並んでいます。

Ⅰ 親密な時間
Ⅱ 特別な場所
Ⅲ 彼方へ
Ⅳ 芸術家の生活―アトリエ・モデル・友人
Ⅴ 幻想の世界へ

ルノワール 「ジュリー・マネ」 1887年
嬉しそうに安心しきってご機嫌なネコちゃん、見ているこちらも幸せになります。



ゴッホ 「アルルのゴッホの寝室」 1889年
部屋も家具も、今にもグニャグニャと形を失いそうな不安な気持ちにさせられました。
この黄色、病的で妙に落ち着きません。



ゴーガン 「黄色いキリストのある自画像」 1890-1891年
最初のタヒチ行きの数ヶ月前に描かれた作品とあります。
楽園にウキウキと旅立つ男の顔ではないですね。
どんな心境だったのか。
傲慢なほど自信たっぷりに見えますが、ただ単純に希望に満ちて、という訳ではないのでしょうね。



マネ 「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ」 1872年
この絵の前にもスゴイ人垣が出来ていました。
ほとんどモノトーンなのに、明るさ・若さが感じられます。
すみれは目を凝らして見ないと分からない。



ギュスターヴ・モロー 「ガラテア」 1880年
今回、一番心を惹かれました。これは実物を見ないとね。



モネの「アルジャントゥイユの船着場」、シスレーの「洪水と小舟」も明るい光を発していましたが、
こちらはガラテアそのものが眩いばかりの発光体と化しています。
周囲にある海生植物もラメのようにキラキラ輝いていました。
美しい しばらく見とれて動けませんでした。

印象派のオルセーというイメージで出掛けていきましたが、観終ってみると随分と違っていました。
人物を描いた作品が多かったのが意外でしたし、幻想的で不思議な作品(写真も)で魅力的なものが多く見受けられました。

もう一度観に行きたいですけれど、いつ行ったら混雑を避けられるのでしょう・・・ 無理か



西洋美術館前の梅。



まだ蕾さえ付けていない桜ですが、ピンク色が内包されていると思うと嬉しくなります。


2日遅れのバレンタイン

2007-02-16 23:10:34 | 日記

上野からの帰り掛けに、船橋西武に寄りました。
いつもとは違うお店で買ってみようと、「パティスリー クイーン・アリス」で4個購入。
お値段は1個400円~450円。
近所の店よりちょっと高いけれど、見た目が可愛くて高級感があります。
今夜はモンブランと苺のケーキを食べましたが、期待していたほど美味しくなかった。
正直、値段ほどの価値は無いです。
有名なレストランの方は、どうなんでしょうね。

定休日。

2007-02-15 20:15:27 | 日記
あれれ~~!ケーキ屋さん、今日はお休み。
バレンタインで定休日が変わっていたのですね。また遅くなっちゃうよ・・・・・・



  管理人室の横に工事現場事務所が出来上がり、
  エレベーターにも弾力性のある保護シートが
  貼られていました。

  いよいよ始まるんだなぁー

チョコは常備食。

2007-02-14 22:15:34 | 日記
去年のバレンタインデーにチョコレートよりもケーキの方が良いと言われたので、
今日買いに行くつもりでした。
ところが天気は悪くなる一方で、春一番が吹き荒れました。
近所のケーキ屋さんといっても、20分近く歩きます。
まあ、明日でもいいよね。



チョコレート好きの私にとって、チョコは常に家にあるもの。
とりあえず、今あるもので我慢してもらいました。
やっぱり期待していたのかな・・・・・・ちょっと可愛そうだったか

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江戸蕎麦 ほそ川

2007-02-12 19:26:16 | 食事
昨日出掛けた 江戸東京博物館
「江戸城展」~昼食~常設展&「北斎展・風景画の世界」、丸一日遊べましたよ。
昼食は、江戸蕎麦 ほそ川 へ行きました。
博物館から錦糸町方面へ歩いて2分ぐらい、小さな路地を入ったところにあります。
大きな暖簾はあるものの、よく見ないと分からない看板と蕎麦屋には見えない外観。
調べていかなかったら、とても気付きませんね。
そば通には有名なお店らしいです。

  



暖簾をくぐると待合いがありました。 この昔懐かしい暖房器具は七輪でしたっけ。

     

お蕎麦屋さんでの一番の楽しみは、お酒とおつまみ。
こんなんでイイのかなと思いつつ、とりあえずね。

       
15年熟成麦焼酎 オー・ヘンリー 1,000円    九平次純米大吟醸(愛知) 1,800円
美味しいけど、50ccぐらいしか・・・少なっ!   お猪口の座りが悪い。ひっくり返しちゃった。



焼きみそ 600円 石の上に味噌が、ちょっと甘すぎ。山椒、紫蘇、長ネギ入りかな。



穴子のてんぷら 1,400円 穴子、ふっくら~♪



そばどうふ 500円 



アスパラのてんぷら 



ごぼうかきあげそば



せいろ 900円 十割そばです。
十割はボソボソ感が苦手なのですが、ここのはそれほどでもなかったな。
それでもススルという食べ方は出来ませんでした。
噛んでいるとソバの味が口の中に広がって、得も言われぬ味わい。

店内はさほど広くはないものの、明るくモダンな感じ。
コーヒーとケーキが出てきてもおかしくない雰囲気です。
ただ、接客が今ひとつ。
人数が少なくて手が回らないのか、打ち合わせも上手くいっていないようで言うことが人によって違っていたりしました。

でもお子様はお断りですし、落ち着いてゆっくり楽しみながら食事をするには良いお店だと思います。


江戸東京博物館

2007-02-11 22:23:37 | 美術館・博物館
江戸東京博物館 に行って来ました。混雑を避けたつもりが・・・・・・



早めに家を出て9時55分に着いたのに、チケット売り場には長い列が出来ていました。
入口付近は、まだお正月飾りです。



共通観覧券(1,440円)を購入して、まずは 特別展「江戸城」 へ。
この企画展示室内は撮影禁止でした。

えーと、あんまり興味を引くものがなくて。
武家社会は細々とした決まり事が多くて、さぞや窮屈だっただろうなと思いながら、混雑した室内を
一通り見て回りました。
最後にヴァーチャルリアリティで江戸城を再現!
これは面白い。当時の豪華絢爛な様子が良く分かります。

見終わって12:10に展示室を出ると、チケット売り場にも展示室の入口にも、物凄い列が出来ていました。
家に帰ってから録画しておいた新日曜美術館を見たら、特集は「オルセー美術館展」でしたが、
アートシーンで「江戸城展」を紹介していました。
こんなに多くの人がこの番組を見てすぐに出掛けて来たのだとしたら、大変な影響力だわ。
もう「オルセー美術館展」は平日に行くしかないですね。



12時を回ったことですし、近くのお蕎麦屋さんにお昼ごはんを食べに行きました。
2時からは、常設展と企画展の 北斎展・風景画の世界 へ。



北斎展は照明が暗く、ガラス越しで遠いので、細部が見にくくて残念でした。
とはいえ「冨嶽三十六景」を始めとする浮世絵は大胆な構図が見事です。

5・6階の常設展示室は、とにかく広い! でも、飽きないですよ。



3時から中村座前の特設ステージで、からくり人形の実演 を見ました。

 
         文字書き人形                   茶酌娘(茶運び人形)


寛永の町人地  双眼鏡が置いてあるので、表情までハッキリ見ることが出来ます。


助六の舞台

他にも、大型模型、実際に触れる展示物(重さ約15kgの纏、千両箱など)や動く模型があります。
ゆっくり見ていたら、「閉館10分前です」とのアナウンスが・・・ もう5時30分になるんだ。
今日は持ってくるレンズを間違えてしまって、大変困ったことになってしまいました。
次回はきちんと確認しないとね。


バレンタイン間近

2007-02-09 21:43:22 | 日記
『チョコだけで射止めた割には良い夫』 菓子会社が「バレンタイン川柳」(産経新聞) - goo ニュース

メリーチョコレートの 川柳結果発表のページ には、
「メリーチョコレートの原社長が、パリ在住の先輩からもらった1枚の絵葉書をきっかけに生まれた
バレンタインデーが、今年で50回目を迎える。」
と書かれています。

50年ですか、すっかり定着しましたね。
入選した川柳を読んでいると、どの年齢層にも広がって毎年の定例儀式になっているみたい。
もう「慣習チョコ」化・・・?

まあ、この時期でないと高級なチョコレートには手を出せないので、自分が食べたいものを買って
います。
デパートでは試食させてくれるお店もあるので、甘い香りが漂う中であれこれ味見しながら
購入するのは楽しいです。

だけど、バレンタインデーにチョコと一緒に プレゼントしてほしいものランキング 5位に金券って
どういうこと?
変わり種もいろいろと。