Inoueinterior Room Blog

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くじゅう紅葉2020・三俣山~小さな花たち

2020-10-28 14:14:04 | 山・火山

三俣山の紅葉を眺めながら、ふと足元に目をやると、コケモモやマイズルソウなど小さな花たちが秋の装いになって、こちらを見ていた。上ばかり見てないで、こっちも見てよと言わんばかりに。

この時期、コケモモやマイズルソウはどちらも同じ赤い実をつけているので、一瞬、迷ってしまう。それで葉を見る。コケモモ(広葉樹)は冬でも葉を落とさず、しっかりついている。一方、マイズルソウ(多年草)は実が熟す頃には葉が枯れている。また、コケモモは岩場(苔の多いところ)に、マイズルソウは標高の高い湿原(湿気の多いところ)に群生している。今はどちらもたくさん実をつけて、来年、新たな花を咲かせる準備をしているところ。無事に咲きますように。。(楽しみ)

 

 

撮影日:2020.10.24

イワカガミの葉 見事な紅葉 小さい葉はコケモモ (Ⅳ峰付近)

 

 

 

 

コケモモの実 葉はぷりぷり (Ⅳ峰下岩場付近)

 

 

 同所(今年6月)

 

 

 

マイズルソウの実 ガラス玉のように輝いて (西峰付近)

 

 

 

 

リンドウ 寒さに凍えて (Ⅳ峰付近 午前10時頃)

 

 

 

 

日が差して (西峰付近 午後1時頃)

 

 

 

 

今じゃないよ、、(西峰付近)

 

 

 

《追記》

今年6月、岩場にたくさんコケモモの花が咲いていたけれど、実は意外に少なかった。もしかすると、7月の豪雨でやられたのだろうか?

 今年6月、岩場にコケモモが一面に咲いていた

 

 

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くじゅう紅葉2020・三俣山~災害を乗り越えて

2020-10-27 10:40:40 | 山・火山

今年、くじゅうでは紅葉のはじまりが早く、10月第3週末頃がピークだったようで、7月豪雨で甚大な被害を受けていたにもかかわらず、山は見事に色付き、SNS上では真っ赤に染まる大船山や三俣山の写真が多数アップされていた。(羨ましく見ていたが)こちらは、先週土曜日(24日)、ようやく三俣山へ行くことができた。

午前8時頃、大曲到着。すでに登山口付近の路肩は多くの車が並んでいた。旧やまなみハイウェイ料金所の駐車場はもう少しで満車になるところ、辛うじて駐車することができた。登山口へ向かう途中、道路脇が陥没しているところもあり、災害の爪痕が見られた。大曲登山口には土砂崩壊の発生箇所を知らせる看板が掲げてあった。登山道に入ると、長者原からのルートが通行禁止になっていることもあるのか、三俣山へ向かう登山者で賑わっていた。コロナで登山を自粛していた人たちも大勢おられたのだろう。

この日、山はガスがかかって視界不良だったため、すがもり避難小屋は待機する人で溢れていた。(三密を避けながら)しばらく待って、三俣山本峰へ向かった。山頂に到着すると、こちらもガスが上がるのを待つ人で溢れていた。山頂の温度計を見るとマイナス4℃、予想以上に寒かった。強風の中、しばらく待っているとガスの切れ間から一瞬、赤く染まった山容が見えた。すると一斉に歓喜の声が上がった。紅葉はピークを過ぎていたものの、十分美しかった。おまけに霧氷まで見ることができた。これ以上のご褒美はない。

くじゅう連山では7月豪雨で甚大な被害が出た。くじゅうを管理している竹田市は、市内の道路の復旧工事を優先しているため、登山道や周辺道路の工事は後回しとなっている。大曲から三俣山へのルートは比較的被害も少なく登山をすることができたが、七里田方面(今水)から大船山へのルートや沢水方面から稲星山へのルートは土石流の規模も大きく、危険性が高いために通行することはできない。おそらく数年は無理かもしれない。災害箇所に立ち入らないよう、安全第一で登山をするよう心掛けたい。

 

 

撮影日:2020.10.24

三俣山・大鍋小鍋  ガスの切れ間からうっすら、、

 

 

 

24日午前8時30分頃 登山開始

旧やまなみハイウェイ駐車場 出発

 

 

 

 

道路陥没 近くに車が、、

 

 

 

 

大曲登山口 危険箇所あり

 

 

 

 

通行禁止のところ、、

 

 

 

 

すがもり越え避難小屋 出発

 

 

 

 

三俣山本峰到着 ガスが上がるのを待つ 

 

 

 

 

氷点下、寒いはず 

 

 

 

 

見えた!

 

 

 

 

霧氷も見えた!

 

 

 

 

南峰山頂付近 

 

 

 

 

本峰から南峰へ 

 

 

 

 

ふりかえる (本峰山頂に多くの登山者)

 

 

南峰西斜面 紅葉と霧氷のコラボ

 

 

 

 

大鍋小鍋 (スマホだとかなり赤く写る)

 

 

 

 

赤く染まるドウダンツツジ

 

 

 

 

登山者発見!

 

 

 

 

北峰斜面 (背後に平治岳)

 

 

 

 

繊細な美しさ

 

 

 

 

南峰山頂直下の霧氷

 

 

 

 

南峰テラスより大船山を望む(スマホ撮影) 

 

 

 

 

大船山から段原

 

 

 

 

段原 まだまだ赤い

 

 

 

 

坊がつるキャンプ場 

 

 

 

 

70~80張りくらい?

 

 

 

 

災害の爪痕 土石流の跡が生々しい

 

 

 

 

法華院温泉山荘付近  押し流されたバンガローがそのまま

 

 

 

 

白口岳方面 安山岩の山々

 

 

 

 

久住山方面

 

 

 

 

南峰下山 ツクシドウダンとノリウツギの紅葉

 

 同所(今年6月)

 

 

 

南峰南斜面 

 

 

 

 

南峰南東斜面 ピークかも

 

 

 

 

ミヤマ(手前)と紅葉、遠くに由布岳

 

 

 同所(今年6月)

 

 

 

Ⅳ峰から南峰を望む

 

 

 

 

硫黄山を望む 

 

 

 

 

砂防ダムに岩がゴロゴロ

 

 

 

 

硫黄山登山道 落石多数

 

 

 

 

通行禁止(ここは危険です)

 

 

 

次項に、今回出会った小さな花たちを掲載しています。

 

 

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五ヶ山クロスベース、飲食スペースの行方は?

2020-10-13 18:36:00 | 五ケ山ダム

先月29日、五ヶ山ダムの視察後、五ヶ山クロスベースに立ち寄った。モンベルは通常どおり営業していたが、隣の飲食スペースは空いたままだった。近寄ってみると、貼り紙が。「五ケ山クロスベース・飲食テナント現地見学会」の案内だった。那珂川市は、先月から先週末まで、飲食スペースの活用方法や可能性について意見を求めるため、聞き取り調査や現地見学会に参加する企業や団体を募集していた。

個人的には、ここを「五ヶ山ヒストリーホール」にしてみてはどうかと思っている。なぜなら、ダムの底に沈んでしまった歴史があるからである。五ヶ山に纏わる歴史資料を展示して、「那珂川町郷土史研究会」や「那珂川町『歴史を学ぶ会』」を招いて勉強会をしたり。また、若い人たちにも楽しんでもらえるよう、アウトドアをした人たちが撮った五ヶ山の写真を展示したり。モンベルの登山セミナーを開催したり等々。これまでの経緯からして、飲食スペースというより多目的スペースとして活用したほうが、より多くの人に来訪してもらうことができ、観光化を進める上でも、よいのではないかと思っている。

一方、店内は厨房設備も充実しているので、そこは活用したい。五ヶ山クロスでしか食べれない料理(例えば、那珂川特産のヤーコンを使ったパンやピザ、パスタなど)をつくり、店内だけでなく、テイクアウトOKにすれば、五ヶ山キャンプ場で野営をしている人たちにも喜んでもらえるのでは。室内デザインは、飲食コーナーをダム側に配置して、コロナ対策として、これまで使用されていなかったテラスでの飲食もできるようにする。内装や照明(ダクトスポット)はそのまま使えそうなので、多目的スペースに、、駄目だろうか?

 

《余談》

ヤーコンはわが家の畑(那珂川市内)でつくっていますが、オリーブオイルで炒めるだけでも美味しいのですが、チーズと相性が良いのでピザにしたり。あとサクッと揚げてもOK。こちらはテイクアウトにぴったり。葉は蒸したあと乾燥させ、ヤーコン茶にしています。

 

撮影日:2020.9.29

五ヶ山クロスベース・飲食スペース  2月下旬から空いたまま、、

 

 

 

 

正面にテラス その向こうが五ヶ山ダム 歴史が眠っている、、

 

 

 

《関連資料》

那珂川市。五ケ山クロスベース飲食スペースの現地見学会や聞き取り調査を実施します(2020.9.2)

 

 

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【脊振山系風力発電計画】佐賀県知事、事業者へ意見書提出(10月13日更新)

2020-10-04 19:54:00 | 脊振風力・ILC

脊振山系風力発電計画に動きがあった。1日、佐賀県山口知事は、環境影響評価審査会の審議(7月15日と9月24日開催)を踏まえ、事業者である大和エネルギーに意見書を提出した。意見書では、事業実施想定区域は脊振北山県立自然公園に指定されており、自然環境への影響が懸念されるとし、重大な環境影響等を回避や低減できない場合は、風力発電機の削減もしくは事業計画の見直しを行うよう求めている。また、周辺住民や地元関係者に丁寧に説明し、理解を得るよう求めている。(知事には計画はあり得ないと言ってほしかったが)

意見書を読むと、風力発電によって想定される影響がてんこ盛りである。騒音の問題、影の問題、土壌や河川の水質問題、動物への影響、景観の問題など。最後、設置区域周辺に位置する脊振山系「浮嶽」に触れ、ここに多くの登山者が訪れることから、眺望のよいところ以外についても調査し、地元関係者からも情報収集を行うよう求めている。(いやいや、ここは県の意見を入れるところだろう)

それにしても、これほど多くの懸念材料があるところに、わざわざ風力発電を設置しなければならない理由は何なのか。是が非でもここに設置しなければならない理由は、営利目的以外に何があるのか。全く理解できないが、今後、大和エネルギーは、これらの意見を踏まえ、アセス項目や調査手法を示す方法書の作成に取り掛かる。こうした動きに、糸島市民からは計画見直しを求める声が出ている。一方、設置場所となる唐津市では今のところ動きはない。今後、場所がはっきり示されれば、唐津市民からも反対の声が上がるのではないか。

ちなみに、全国では風力発電計画の撤回や見直しを求める動きが相次いでいる。先月、山形県の霊峰「出羽三山」の風力発電計画が地元の強い反対により撤回された。事業者(前田建設工業)が説明会をはじめて事業内容が明らかになると、全国に反対の声が広がったという。また、青森県十和田市奥瀬の風力発電計画に関しても、「霊山十和田参詣道・十和田古道」の歴史的な景観に甚大な影響を与えるとして、十和田市の市民グループが反対している。(こちらも声を上げないと)

かく言う、脊振山系の「浮嶽」も霊峰である。その歴史的価値を失うことがあってはならないだろう。先月の審議会で、大和エネルギーは住民説明会を開催する意向を示している。同社には、是非とも反対の声に耳を傾けてほしい。

 

 

9月24日、佐賀県庁で開催された環境影響評価審査会の様子 写真左が専門委員で反対側が事業者かな? (写真:佐賀新聞より)

 

 

 

 

手前に浮嶽、画面中央に女岳、奥に二丈岳 ここに巨大な発電機が立ち並ぶ、、(写真:ヤマレコより)

 

 こちらは、風力発電事業実施想定区域図(大和エネルギー資料に加筆) 

 

 

《流石!和歌山県仁坂知事の意見書 2020.10.13更新》

大和エネルギーは和歌山県でも風力発電計画を進めている。9月3日、仁坂知事は同社に意見書を提出しているが、これがなかなか読み応えがある。地球温暖化により再生可能エネルギーの導入が進められていることに対して、「それはあくまで自然環境や生活環境との調和を前提としたものでなければならず、そうでないものは是認できない」ときっちり述べている。さらに、「事業実施想定区域及びその周辺には、県民の財産として将来にわたり守っていくべき自然環境が形成維持されている」とも述べており、県民への思いがひしひしと伝わる。山口知事の意見書はまるで是認しているかのようだったが。流石、仁坂知事、的を得ている。

 

仮称)DREAM Wind和歌山有田川・日高川風力発電事業 知事意見書(2020.9.3.)

 

 

《関連記事》

脊振山系風力、「丁寧な説明を」 事業者に知事意見提出(佐賀新聞 2020.10.1)

脊振山系の風力発電計画 住民説明会実施へ 糸島の市民団体反発(佐賀新聞 2020.9.25)

山形・出羽三山周辺の風力発電計画を撤回 業者、反対運動受け判断 (河北新報 2020.9.10)

十和田古道の景観考慮「風力発電見直しを」(Web東奥 2020.9.1)

 

《参考資料》

佐賀県HP。「(仮称)DREAM Wind佐賀唐津風力発電事業に係る計画段階環境配慮書」に対する知事意見を提出しました(2020.10.1)

 

 

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福岡市 感染者3000人突破~9月クラスター7ヵ所、7~8月大幅下回る

2020-10-03 17:30:35 | 新型コロナ

9月30日、福岡市の感染者数は3千人を超えた。1ヵ月半で千人、これは2千人突破の時と同じペースだ。ただ、このところ1日の感染者数は1桁台が続いている。おそらくクラスターが減っていることが背景にあるのだろう。福岡市では、7月末からクラスターが発生した店名を公表しているので情報をまとめているが、9月に発生したクラスターは7ヵ所だった。7月は18ヵ所、8月は22ヵ所だったので大幅に減っている。10月は今のところ飲食店1件。

7ヵ所の内訳を見ると、医療機関が1ヵ所、民間企業が6ヵ所となっている。心配していた医療機関への拡大は抑えられている。中洲などの接待を伴う飲食店もゼロだった。感染対策が徹底されてきたのだろう。企業で感染が広がっているのは気になるが、福岡県は独自に定めている「福岡コロナ警報」を来週にも解除する方向で調整している。福岡県では7月31日に1日あたり過去最多となる169人の感染者が確認されたため、8月5日「福岡コロナ警報」を発令した。現在(10月1日時点)、感染者数や病床稼働率など県が設定した4つの指標のうち3つが基準を下回っている。この報道があった9月末は全てが基準を下回っていたが、今月に入り感染経路不明者が基準を超えた。県は週明けに有識者会議を開き、専門家の意見を聞いて決定するという。さて、どう判断するのか。

問題はインフルエンザ。12月頃から流行期に入り、1月から3月頃にピークを迎える。10月1日から高齢者や重症化リスクの高い人が優先でワクチン接種もはじまった。この冬はコロナにインフルとダブルで襲ってくる。当分、コロナワクチンは期待できそうもないので、これまで以上に感染対策を徹底しないといけない。まだまだ気は抜けない。

 

 

福岡市の感染状況(10月2日現在)

9月30日、3千人突破  ちなみに、2千人突破は8月15日、千人突破は7月31日

 

 

 

 

9月の福岡市クラスター発生状況(まとめ)  ※西日本新聞の情報をもとに各ホームページを確認して作成 

※発生日は福岡市が公表した日です。

 

 

 

 

 

福岡県内の感染状況(10月1日現在)

少しずつ感染者数が増えている 来週は4連休から2週間目、どういう結果に、、

 

 

 

《関連記事》

福岡県「コロナ警報」解除へ 来週にも決定(RKB毎日放送 2020.9.30)

 

《参考資料》

福岡市HP。福岡市の状況

福岡県HP。福岡県内での発生状況

 

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